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メルカリ上場 〜「Ⅰの部」をチェック〜

こんばんは。2018年5月14日付で㈱メルカリ(以下「メルカリ」と呼びます。)のマザーズへの上場が承認されました。関係者の皆さま上場承認おめでとうございます。今日は来月6月19日に上場予定のメルカリの「Ⅰの部」について、サクッと見ていきたいと思います。

メルカリ上場承認のお知らせはこちらです。

メルカリの公募・売出し状況

メルカリ株式の公募・売出しですが、上場時の公募18,159,500株と売出し(オーバーアロットメント分含む)25,395,300株の合計43,554,800株、浮動株の比率が32.2%となっていました。参考までに、先日調べたラクスル・マネーフォワード・GameWithも掲載しています。

上位10位の株主の売出し状況ですが、事業会社・VCの売出しが30〜40%となっています。

また、株主の一覧(上位)は以下の通りとなっていました。

メルカリグループの連結範囲

メルカリグループの構成は以下のようになっています。平成28年6月期より㈱ソウゾウ・Mercari, Inc. ・Mercari Europe Ltd(英国)の3社を、平成29年6月期よりMerpay Ltd(英国)を新たに連結範囲に加えているようです。

連結範囲の説明はこちら。

一応、沿革も載せておきます。

メルカリの業績

6月が決算期のメルカリですが、直近の決算は2018年3月(第3四半期)に当たります。平成30年6月期の第3四半期の連結売上は261億円、(親会社株主に帰属する)当期純利益は△34億円となっています。

2018年6月期 第3四半期までの連結損益計算書/貸借対照表は以下の通りとなっています。

直近3月31日時点における連結の従業員数は1,014人となっており、毎年人数が大きく増加しています。

直近3月31日時点におけるメルカリ単体の従業員数は652人、平均年齢は30.3歳、平均勤続年数は1.3年、平均給与は502万円となっています。

「メルカリ」のこれまでの成長については、以下の説明資料が付されていました。平成30年3月末時点で累計ダウンロード数が1.08億、登録MAUが1,030万人、流通総額が1,000億円となっています。

メルカリの時価総額(推移)

メルカリの過去の時価総額について、主要なファイナンスのみを抜粋して過去の推移をグラフにしました。新株予約権の行使、株式分割など資本が大きく変動しないものは含めていません。

直近では2018年3月13日に日本郵政キャピタル株式会社、フォレストホールディングス合同会社、ヤマト運輸株式会社を引受先とした第三者割当増資を行っており、時価総額は2,519億円まで増加しています。

銀行からの借入

メルカリは株式による資金調達だけでなく、金融機関からの借入も行っています。平成28年8月に55億円、直近の平成30年3〜4月に160億円の借入を実行しています。

そして借入の平均利率は0.3〜0.4%弱となっています。

その他

取締役報酬は5名で1.26億円、監査報酬は3,200万円となっています。また本noteに転載はしていませんが、新株予約権は合計39回発行されていました。


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あまり細かく読み込む時間が取れていないのですが、じっくり読む前の概要として、まずサクッと情報を読み取ってみました。目論見書や成長可能性に関する説明資料もまた改めて読み込んで見たいと思います。

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Shun Harada

ネットで完結するクリーニング『Lenet(リネット)』を運営する株式会社ホワイトプラスの執行役員CFO。インプットの整理も兼ねて、不定期に情報をアウトプットします。恐らく人事系またはIPO関連・ファイナンスの話題が多くなると思います。宜しくお願い致します。

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