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読書感想【奇跡のロックフェス COMIN'KOBE-震災語り継ぐ神戸で生まれたフリーイベントの記録-】



何故だかこれまでの人生で神戸に縁があって、軽音サークルに所属していた自分にとっては見つけるのにはそう時間のかからないロックフェスでした。

一番初めに参加したのは3年前。
正にこの本の初めに出てくるガガガSPのライブを、2階席から見下ろしながら「線香花火」を聞いていたのを思い出しました。

実際その時は、主催者の松原さんがガンで苦しんでいることなんて知らなくて、知ったのはカミコベに参加した後から。
漠然と「なんかすげぇ」って思ったのを思い出しますね。

こういったロックフェスに関する本は今まで読んだことは無かったのだけれど、あのカミコベの裏側や歴史を知れたのは本当に面白かったです。
カミコベに名前が変わったのってそう言う理由があったんだなーって思いました。

音楽の力とかロックンロールがどうとかってよく言われたり、言われなかったりするし、そこに興味がある人や無い人の温度差は確かにあるだろうけど、多くの人を動かす力を持っているのは事実だし、それ一つで繋がれるという音楽は大きな意味を持っていると思う。

カミコベを発端として色々な地域で音楽フェスが開かれていて、入り口はどうにしろ、震災や人との助け合いという所に気づくきっかけとしてこう言ったモノがもっと受け入れられていけば良いと思いました。


今年も行きます!
楽しみにしてます!




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