見出し画像

小さな世界でのマウント


小学校から中学校に上がるまでの春休みに軽度の鬱と診断された

友達と遊んでる時は元気だった
でも1人になった途端の元気のなさやなにもせずぼーっとしてる私を見て親が内科へ連れて行ってくれた

そしたら「この場合は精神科ですね」と言われた

まだ12歳、精神科?と初めて聞く名前にどんなところかも分からなかった

精神科では軽度の鬱病らしき症状は出てるけど
、環境の変化による疲れや気持ちのものだと思うので薬はやめておきましょう

と言われ帰された


私はその時言えなかった
「毎日いなくなりたいと思ってる」
「生きてる価値がほんとにわからない」
「みんなの期待が怖い」

親が隣にいたから言えなかった

ただ、少し元気が出ないとだけ教えた
親にもあの頃は言えなかった

元気な私しか知らないで欲しかった


そのまま春休みが終わり、中学へ入学したけど
小学校よりもっともっと狭く苦しい場所だった

彼氏彼女がいる人いない人
少し不良っぽい人真面目な人
オタクな人そうじゃない人
目立つグループな人地味なグループな人

小学校の時になかったものがたくさんできてた

幸か不幸か私がこんな性格だし先輩からも好かれ、
兄が中学でなかなかの不良だったので自然と真似をしてそうゆうグループに入ってた

年上の彼氏も出来て、タバコも吸って
夜も遊んで学校も自然とサボるようになってた

でも中身が空っぽになってくのも実感してた

最初の彼氏には2週間で振られた
理由はよく分からなかったけど、次の日に彼女が出来てたからそうゆうことなんだなと理解した


性格の悪い男の先輩が
「お前のこと思ったより可愛くなくて萎えた」
って言ってたぞって笑いながら言われて
その時私の顔はブスなんだなってインプットされた

こうゆう言葉の呪いはほんとに消えない
この後も言われたブスって言葉の呪いはずっとずっと私の中で足枷になったし呪いだった

#鬱 #境界性パーソナリティ障害 #中学時代