私は幸せだと思う。
大きな贅沢をしなければ食べていくこともできるし、住むところにも困っていない。
身体も健康で、眠れなくなるほど思い悩むことも今は無い。
平穏な日常に感謝している。

将来を考えて不安になること。
少し先の嫌な予定

それは先のことであって、今の自分には関係がない。
私は今この瞬間に注目している。

幸せになりたいと思うけれど、未来に幸せを感じることはできない。
幸せと思った時には、過去の出来事になっている。

幸せは結果だと言える。

人間は、良くも悪くも感情が乱高下するのを好まない。
悲しみや怒りはもちろん、喜びや感動によって興奮することも身体にとってはストレスとなる。

考えてみると、「何でもないような日々が・・・幸せだった思う。」
これは凄く的を得ている。

落ち着いて過ごせた日々が何だか懐かしく、幸せだったなと感じる。
そこに気づければ、今日1日を無事に過ごしている瞬間、この連続が時と共に幸せな時間に変化することを感謝できる。

今日は天気が良いな。
陽が当たる窓際で読書でもしよう。
お腹が空いてきたな。昼はベーグルにしよう。
コーヒーも豆から挽くか。
「あれ。どこまで読んだっけ・・・。」

自分の内側に耳を傾け、自分にとって大切なものを聴いてみる。
他人の好きなものなんて気にしない。そんなの羨ましくも何でも無い。
例え羨んだとしても仕方がない。

今日はうまく自分と付き合えたな。よしよし。
特に何もしていないけれど、今日もいい1日だった。

さあ。そろそろお風呂が沸きそうだ。