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特別支援

 特別支援学級の担任も経験がありますが、やはり難しいものです。現在は通常学級の担任ですが、気になる児童は各クラスに複数在籍するものです。とりあえず、アウトプットしてみます。

トライアンドエラー

 基本的にはトライアンドエラーで進んでいきます。どれに効果があるのかを探りながら、効果がなければすぐ次を考えます。

困りに対してどんな支援をするか

子どもの困りがあったとき、どうやって支援の方法を決めましょうか。一番には、子どもを見ることですね。子どもがどんなことに困っているのかを把握しなければなりません。

原因は何か

 子どもの困りは割とわかりやすいのですが、原因にも目を向けてみます。
例えば、
・教室の掲示物が気になる
・周りの音が気になる
・視線が定まらない
・見ているものが重なる
などなど、ほんの一例ですが、いろいろなことが原因としてあるかと思います。
情緒面、視覚優位、聴覚優位など、探るのにも時間がかかります。
 時には子ども自身に聞くことも。どんなことに困るのか、どうしたら解決できるのか。

変えられるのか変えられないのか

 では、支援をしていきたいのですが、いろんな困りに対して、「それが変えられるのか、変えられないのか」と考えてみます。環境を整えればいいのか、席を変えればいいのか、視覚的、聴覚的に支援すればいいのか、などを考えます。もちろん、限界もあります。作業記憶?ワーキングメモリ?などについては、鍛えることが難しいのではと思っています。なので、できないことを伸ばすのではなく、伸びない点は支援を考え、伸びるところに視点を向けます。

訓練することによって伸びるのか

 次に、その困りは訓練することによって伸びるのかを考えてみます。例えば、ビジョントレーニングなどです。ビジョントレーニングによって、見え方が改善することもあります。でも、よくなるといっても、限度はあるので、支援を続けていきます。

できない経験を積み重ねていないか

 子どもの中には、できない経験を積み重ねていることで、意欲を失っていたり、できないと思い込んでいることがあります。支援があればできることも、意欲が低いせいで効果が出ないこともあります。また別の支援も並列していかなければです。

子どもを見ることが

 なんにせよ、子どもを知らなければなりません。困っていること、原因、発達、家庭環境、生育環境などに目を向けなければですね。表面上の問題行動だけではいけませんね。この視点を持ち続けるために、ゆとりをもって過ごしたいと思います。もっと勉強します。

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