月の落とし子 一話「月の落とし子」プロット (編集中です。コロコロ変わります。)


夜空に浮かぶ大きな満月

まるで月から滴り落ちた雫の様な小さな光

その小さな光は、おくるみに包まれて眠る、光り輝く赤ン坊だった

赤ン坊はそのまま、地上へと舞い降りていく・・・

       

      月の落とし子


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満月の明かりで淡く照らされる神社
すると突然、境内に大きな影が差す

空から壮麗な囃子屋台の様なものが舞い降りようとしている
そこには、白い髪と青い眼をしたおばあさんと少女が乗っている

















夜空に浮かぶ大きな満月

満月に淡く照らされたかやぶき屋根の家々
一本の太い通りの両脇に整然と並べられて建っている

住人達は皆、眠っている
そんな中、眠っているかに見えた女性が瞼を開く

女性の瞳は暗く、そして沈んでいる

女性は諦めたようにため息を吐くと、起き上がり障子の方へ顔を向ける
障子からは淡い光が

女性が立ち上がり障子をあけ放って縁側に出ると、夜空には大きな満月が浮かんでいる

女性は暗い瞳で満月を見つめたまま、その場に座り込む

女性は縁側に座り込んだまま、満月を眺めていた
女性「・・・!」
少しすると夜空に何かを見つけたのか、女性はよく見ようと目を凝らし、前のめりになる

段々と女性の顔が照らされていく
暗く沈んでいた瞳に、みるみる光が灯っていく

女性が見上げる先にあったのは、夜空から舞い降りる光る何かだった

女性はあまりの光景に全神経が見る事に集中してしまい動けない
縁側で硬直している女性をよそに、それは高度を落としていき、女性の胸辺りの高さで止まり、ふわふわと浮き始めた

光り輝く何かをじっとみる女性
女性の頬には汗が伝う

草履があるにも関わらず、裸足で光り輝く何かの元へ歩いていく

女性が首を伸ばして覗き込んでみると、なんとそこには、布の様なものにくるまりながら眠る赤ン坊がいるのだった



  

      




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