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将来起こるかもしれないSNSでの世代間闘争

X(旧Twitter)及びそれらに成り代わる文章をベースにしたSNSが何十年後も存在するという仮定で話させていただく。

私が危惧しているのは所謂「ツイ廃」と呼ばれる若年層が60代、70代に突入した場合、その時代の若年層との間で大規模な世代間闘争が巻き起こるのではないかということである。

昨今のXで延々と話題にされているのが過激な発言の中で巻き起こる「ミソジニー」や「フェミニズム」といった男女間の争いについてである。

これは一過性のもので終わらず、ここ数年下火の気配すらない言い争いであるが、(個人的な考えとしてはもちろん解決しなければならない重要な問題ではあるが、X上ではあまりに言葉が汚く本質を見誤っている気がしてならない)そのような規模での闘争が高齢層と若年層の間で巻き起こるのではないかと予感している。

もちろん現在でも小規模ではあるがSNS上でのそういった世代間闘争はある。
しかし体感としては同じ年代で共感しあって収まり、あまり他の年代がそのポストに対して攻撃するといった様子は見られない。

これは高齢層と若年層の人口に差があるためにパワーバランスが圧倒的に若年層に傾いているためであることが要因だと考える。

しかし将来、今の若年層がそのまま高齢層へと移行し、将来の若年層と変わらないパワーバランスになった場合どうだろうか。

若年層が高齢層に対する不満を高齢層が引用し、それが高齢層の繋がりの中で反応が大きくなる。さらに高齢者が若年層に対して攻撃を仕掛け、世代間の嫌悪感が増幅するということが起こりうるのだ。

あくまで可能性であり、もちろんこの事態を回避することも考えられる。
回避する要因としては、X等のSNS自体が下火になったり、年齢が上がるにつれてSNSから離れる人間が増えるということになるであったりだ。

しかしここまで若年層の生活に染みついたSNSを、年を取ったから、生活が変わったからという理由だけで手放すだろうか。
私はそうは思わない。今のうちに若年層がするべき対策や意識すべきことはあるはずなので、それはまたいつかの機会に話すことにしよう。


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