継続は毎日だけではない!
「継続は力なり」という言葉がある。
わたしは継続がかなりの苦手だ。
中学生の時、なんとなく苦しい思いをした毎日を日記にしたためようと、あわよくばこれを遺書にしてわたしをいびっていたやつらを苦しめてやろうと日記を書いたら、3日も続かなかった。
かの有名な三日坊主よりも続かなかったのである。
だけどその日記ノートは、もうすぐ2冊目が終わるぐらい書き溜めてある。
この日記ノートは毎日書かないことによって続いているのだ。
見返してみると、1年ぐらい空いている期間もある。
それでもふと自分の思いを書きたくなった時、このノートの存在を思い出すのだ。
それでまたノートを見て、ノートを書いて、ことが解決したらまたノートの存在を忘れるのだ。
わたしは元来読書が趣味であり、家に言うほどでもないが、沢山の本がある。
わたしは誰かとものを共有したいという気持ちが非常に強くて当時Twitterをやっていたのだが、読書の感想も何かしたためたい、せっかくだから形にして何か残したいと思い、読書メーターというアプリを始めた。
わたしは本を読みたいと毎日毎日思っているのではなく、これもまた周期的にやってくるのだ。
自分が何か考えすぎていると感じる時、とにかく思考のしがらみから逃げたいと感じる時に、この傾向が強く現れていると思う。
読書メーターも、もう5年ぐらいは続けていると思うが、これもまた1年ぐらい間が空いたり、半年ぐらい間が空いたりしている。
それでもわたしは、この日記や読書メーターを続けてきたと思っている。
勿論毎日ではないし、もっとマメな人はたくさんいるだろう。
でもわたしにとってはこれが最大限の継続なのだ。
もし、3日続かなかったからと日記を諦めていたらどうだろうか。どうせ毎日読書はしないだろうと読書メーターをやめていたらどうだろうか。
毎日続けていないものだから、美徳とは呼べないのかもしれない。
だけど、どれだけ期間があいていたとしても、こうして形に残って続いていることは、人生のどこかを彩ってくれているんじゃないかと思えるのである。
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