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中粒で果肉たっぷり、梅干しに最適!新潟産越の梅来る&2023年6月27日現在の梅仕事一覧

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年6月27日)

昨日届いて約一日追熟させた新たな品種「越の梅」。
皮が薄いので追熟させすぎないようにと予め売り手の方からアドバイスを頂き、仮に色が変わらなくても今日中に漬けるつもりでいた。

しかし昼には全体が黄色くなり、あたりいちめん良い香り!やはり待ってみてよかった。
漬ける前の重量は1,239g、購入時は箱込み1.5kgだった。

届いた時の状態
追熟後。中粒でかわいい梅です

この梅は元々梅干しにしたくて買った。
越の梅は新潟~秋田、岩手あたりで梅干しに使われる品種。きっと程よい酸味があって、どちらかと言うと白干しより紫蘇漬けが合いそうな気がする。
何故ならその辺りのエリアで売っている梅干しは圧倒的に紫蘇漬けが多いから。
秋田の実家で食べていた梅干しもしそ漬けだったし、しそなしの梅干しや梅漬けを秋田で見た記憶はなく、最近自分で梅干しを漬けてみようと思うまで「白干し(関東干し)」という言葉を知らずにいた。

という訳で、洗った後の700gは紫蘇漬け用、550gは白干しに分け、以下の割合で塩を加えた。

◆越の梅/紫蘇漬け用:生梅700g、粗塩70g(塩漬け時点で10%)

※天日干し後の重量を55%(412.5g)と見込み、その20%の紫蘇(82.5g、塩分20%なので塩は16.5g相当)を加えると全体の塩分は12.3%程度となる見込み。

◆越の梅/白干し用:生梅550g、粗塩66g(12%)

このタイプの梅はある程度塩をきかせて漬けた方が美味しくなりそう。故に単純に塩12%で計算した。13~14%にしようかとも思ったが、とりあえず今回この割合で漬けてみて、物足りなければ来年以降もっと塩をきかせて漬けようと思う。

さて、天日干しを待つ梅もだいぶ増えて来たので、この辺りで一度書き出してみる。

<現在仕込み中(天日干し待ち)の梅たち(梅干し用)>

①6/5仕込み フルーツ梅400g(塩分4%、三温糖40g、りんご酢60cc)

②6/11仕込み 十郎梅595g(梅酢30cc、粗塩38gで塩分8%相当)

③6/20仕込み 群馬の青梅1,010g(粗塩100g、梅酢20ccで10%相当)

④6/22仕込み おばこ梅365g(粗塩29g、塩分8%相当)

⑤6/22仕込み おばこ梅365g(粗塩36g、塩分10%相当)

⑥6/26仕込み 橙黄梅1,018g(粗塩92g、塩分9%相当)

⑦6/27仕込み 越の梅700g(粗塩10%、天日干し後に赤紫蘇82.5g追加予定)

⑧6/27仕込み 越の梅550g(粗塩66g、塩分12%)

以上の重量を合計すると約5kg。
これまで天日干しした分は生梅比で55%弱の重量になった。この実績からすると、今季の梅干しはだいたい2.7kgできる。
我が家は従来梅干しを年2キロ程度消費するが、最近私が積極的に摂取しているので、自作分ではおそらく足りない。
(※後記:この後もどんどん増え、全然足りなくなかったです。笑)

<6/27現在白干しを終えた梅>いちおう寝かせるつもり

①6/5⇒6/19 フルーツ梅たぶん550g程度、塩分8%:完成時重量(2個▲)285g(52%)

②6/11⇒6/27 十郎梅600g(20%の梅酢のみ):完成時重量334g(55.6%)

③6/11⇒6/27 十郎梅515g(梅酢60cc、塩と合わせて8%):完成時重量280g(54%)

<6/27現在の梅漬け(干さない)たち>こちらも5kg弱。

①5/30仕込み 豊橋の梅 500g(多分塩分10%、卵の殻):その後赤紫蘇を追加して待っている

②5/31仕込み 信州産小梅500g×2(塩10%、半分は途中で赤紫蘇追加):いちおう完成とした(カリカリにはならなかったけど)

③6/9仕込み 十郎梅400g(塩8%、卵の殻):完成とした。やはりカリカリにはならなかったがフレッシュでそれなりに美味しい。これはこれで有りかな。

④6/14~仕込み 高田梅甘漬け970g(たね抜き後870g、氷砂糖351g、赤紫蘇82g):いちおう完成と見ている。美味しくできて私は割と満足だが、夫は「酢の味が気になる」そう。でもこれ以上甘くしてもなあ・・・。来年以降どう作るか考えたい。

⑤6/15仕込み 高田梅塩漬け:いちおう完成。味が落ち着くまでもう少しかかるかも。

⑥6/15~仕込み 高田梅甘酢漬け490g(塩漬け8%後に氷砂糖110g、醸造酢88cc)⇒本日現在まだ酸っぱい。氷砂糖を足すべきなのか、待つべきか。

⑦6/19仕込み 竜峡小梅塩漬け654g(塩8%換算で粗塩47g):待ち

⑧6/19仕込み 竜峡小梅甘漬け615g(塩漬け8%後に酢61cc、三温糖69g、氷砂糖69g追加):待ち。でもまるで梅シロップを漬けたみたいに水分が抜かれている。

<その他>
①6/15仕込み 梅醤油(高田梅の塩漬けで先に取った種を醤油に漬けた。約1ヶ月かかるそうなので7月中旬以降様子見)

②6/21仕込み 梅味噌(このために買った南高梅300gで漬けた。こちらも最低1ヶ月、できれば1年寝かせた方が良いらしいが既に発酵したのでワインセラーに移動。どうなるか)

こうして書き上げてみると、我ながらなんだかすごいですね(半ばあきれ)。
はまると突きつめがちな性分に加え、生梅は衝動買いしても懐はさほど痛まず、更にこのタイミングを逃すと来年まで買えない!との焦りが購買行動を倍加させた自覚はだいぶある。

さすがに置き場に困って来たのでそろそろ打ち止めのつもりではあるけれど、まだ欲しい品種は2,3あるんですよね。。。

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