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april come she will

昨日に続き、今日もnoteを書く。
平日はあまり書く余力がいまはないけれど、
いずれは平日にも書けるルーティンを確立したい。
最優先でルーティン化したいのはジョギングと筋トレ。

以前のnoteで触れた、GWどこに行こうかなぁ問題。
世間は2024年問題や大谷さん問題、小林製薬問題で揺れ動いている。
そんなことは私の生活にあまり関係がない。
どこに行こうかなぁ問題だが、約2週間前に答えが出た。
ボリビアに行ってみようと思う。
スペイン語をかじっていることもあり、南米に行ってみたかった。

ボリビアといえば、ウユニ塩湖が日本ではとても有名だろう。
時期的に水張り状態のウユニがみられるかはわからない。
だけど、いってみることにした。
それに向けての基礎体力作りである。
長い旅路、重い荷物を背負って高地で身ひとつ、
いつも以上に心身ともに負荷がかかる。
せっかくの機会だから、準備できることはしておくつもりだ。

ようやく本題の『4月になれば彼女は』という映画。
観る決め手となったのは、作中でも描かれるウユニ。
そこに一人で訪れるヒロインと自分を重ね合わせて
運命のようなものを感じて観に行った。

内容は端的に言えばエーリッヒ・フロムの『愛するということ』で
伝えたかったことと似ているように感じた。
「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」
この問いを長澤まさみさん演じるヒロインが投げかけたまま失踪し、
終始佐藤健さん演じる主人公と一緒に考える。
愛することなんて誰でも簡単にできると思っている人が
多いかもしれないけれど、実はそれはとても難しいことで
日々その能力を磨いて伸ばしていかなければいけないよと伝えてくれる。

特に関係性が近くなった相手とは当たり前だと思うことが増えていき、
徐々に感謝を忘れ、そこに居て、何かしてくれることに慣れてくる。
どんなときも人を愛することは労力のいることだから
気付いたらさぼってしまう。そして、そのことさえ慣れてくる。
最終的にはさぼっていることにすら気づけなくなる。
絶えず変わり続ける自分と相手、その関係を言葉だけではなく
自分のうちから湧き出てくる能動的な想いを起点とした行為で愛し続ける。
それが必要だと頭では思う。

ただ、思うは易し行うは難し。
まだまだ私は未熟。
それでも生まれて初めて人とお付き合いをしている。
最初から完璧な条件でお付き合いするのではなく、
未熟なままだけど、徐々にひととして成長しながら
もっともっと愛することができるような人でありたい。

世界中のだれか一人でも、ほんの一瞬でも
温かい気持ちで繋がれたらいいな。
今日もよき人生の旅路を



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