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プレッシャー

よく眠れないし、毎日のように夢を見る。

ある日は、同僚と取引先から困り事とクレームが寄せられて、その対応に走り回っている夢。

違う日は、夢の中でスケジュールとtodoリストを見ながら「あの資料を作成しなきゃ、その後で△△を準備して、リスケの会議の日程は…」と寝言ではっきり言っている自分に気がついて、半分目が覚めたままわりと大きな声で呟き続けた。
このときはさすがにヤバイかもと思った。

思っていたよりも新しい仕事をプレッシャーに感じている自分に驚いている。
気楽でいい加減なのが私の長所なのに。

以前にも同じような夢をみたことがある。
学位論文に行き詰まっていたときだ。
知らない海外のビジネス街を友達と歩いていたら、急に街中のビルが倒れはじめた。
走って逃げるとすぐに後ろのビルが倒れ、ドミノ倒しみたいにどんどん迫ってくるという、マンガみたいな、夢占いの本があったら第一章に書いてある内容みたいな夢だった。
あの夢は何年たっても忘れられない。
自覚はなかったけれど、かなりプレッシャーだったんだろうなと今でも思う。

細かい仕事の取りこぼしや、報告とも連絡とも相談とも言えないツイートのようなものへの対応が何層にも重なって見えにくくなっていることが、頭を重くする。

女性管理職の先輩方は、私の自律した仕事を尊重しながらも、豊富な経験から培ったTipsをくれる。
今のポジションに就いたことを心配してくれているのだろう。
「これは私のやり方だけど、makiは自分でやりやすいようにしたらいいのよ」と言ってくれるけれど、「どうしてそう考えたか」を教えてくれるのがありがたい。
どんどん先輩が減ってきた今、大切に心に留めておきたい話を聞けることが、管理職になってよかったことかもしれない。

プレッシャーとうまく付き合って、たまには勝負して、たまにはいい加減にやり過ごしていきたい。

明日から、取引先へのあいさつ回りが始まる。
今年はお花見は無理かな…


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