【補足】
・この旅行記は約1カ月前の旅をまとめたもので現在筆者は東欧のアルバニアにいる為、現在発生している中東地域での紛争には巻き込まれておりません。また、現地の状況等の情報も得ておりません。ご了承下さい。

・中東地域の現状がどのように変化するか現時点では予測が困難な状況ですので、ヨルダンについては基本的に安全だとは思いますが、現在の渡航はあまりオススメいたしません。

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みなさんこんにちは、こんばんはの方はこんばんは。旅人ゴリラです。

前回で無事ヨルダンに到着しましたので、今回はその続きから！
ヨルダン随一の観光地で新・世界七不思議の1つでもある古代遺跡、ペトラ遺跡を目指します。


今いるヨルダン南端のアカバからペトラ遺跡のあるワディ・ムサまでは↓

バスが出ているのですが、本数は朝8時発の1日一本だけ。

エジプトからアカバに着いたのは夕方だったので本当はそのままワディ・ムサまで行ってしまいたかったのですがアカバで一泊することに。

暇つぶしにアカバの町歩いていて気づいたのですが、ヨルダンの雰囲気は同じアラビア半島なのに湾岸のオマーンとはかなり違う。あちらは静かで随所にオイルマネーを感じましたがこちらは結構庶民派で賑やか。服装もオマーンと比べて男女ともにカジュアルな人が多い印象です。（オマーンは伝統的なアラブの白装束を着ている人が多かった）

そして、散歩も終わってそろそろ宿に帰ろうかというところで面白いものも発見。
コーヒーの屋台なんですが、なんと砂でコーヒーを温めてます。

ヨルダンの伝統的な方法だそうで、こうすることで中のコーヒーを満遍なく温めることができるのだとか。
コーヒーはアメリカンではなくトルコ風の濃いコーヒーをちょっとだけ飲むスタイルのターキッシュコーヒーで、
値段は0.5ヨルダンディナール。（1JD＝約200円）

濃いコーヒーだし苦いのかと思ったらあまり苦さは感じず、めちゃくちゃ香り高くて美味しかったです。
これも砂のおかげ？石焼き芋の美味しさとなんだか共通点を感じるかも。

さて、翌日。

ペトラ遺跡のあるワディ・ムサへ

バスの料金は15JD（＝約3000円）で2時間半の道のり。途中、人生でも5本の指に入るような絶景が見える丘で休憩しつつ、↓

ワディ・ムサ（ペトラ）到着！

バスに乗ってる時に気づいたのですがヨルダン、砂漠は砂漠なんですが結構高低差もある山岳国家でもあります。

なのでペトラの町も丘にあって、遺跡は1番下で町の中心部は1番上。

で、そんな山岳の町といえば…
そう、物価が高い。

もともとヨルダンの物価は日本と同じかちょっと安いぐらいなんですが、ペトラは観光地ということもあってめっちゃ高い。
普通にお昼ご飯を食べても1500円から2000円ぐらいします。ちょっとした飲み物などつけようものなら3000円は軽く超える。
エジプトで楽しみまくったシーシャに至ってはなんと5JD（＝約1000円）します。エジプト（175円）の5倍以上！

そして、そんなペトラの遺跡は入場料も高い。
なんでも世界一入場料の高い遺跡だそう。

1日券で50JD（＝約1万円）、2日券だと55JDします。

荷物は重いがお財布は軽いバックパッカーとしては少しでも安い方を買いたいところですが、ペトラ遺跡を訪れたときは絶対2日券を買った方がいいです。
というのも、ペトラ遺跡。めちゃくちゃ広い。1日ではとても回りきれません。
↓入り口にあったマップ
遺跡の面積は36平方km。

まず第一に入口から入って最初の遺跡に着くまでにシークと呼ばれる谷底の道を通っていくのですが、これだけでも1.5kmあります。
遺跡見学というよりもはやちょっとしたハイキング。
エジプトで食べすぎて太り気味だったゴリラにはキツい。

ただし、ペトラ遺跡は歩くしんどさを忘れるほど面白いです。

まず、上記のシークからして歩くだけで面白い。というか冒険感が凄い。

↑こんな岩肌、日本では絶対に見られません。
ゴツゴツ感が最高にかっこいい！

そして、そんな道を30分歩いて見えてきたのが…

というところで今回は以上！
申し訳ありませんが今回は前後編に分けさせて下さい！
というのも最近記事が長くなりすぎてたというのと、ペトラ遺跡が凄すぎてここから写真だらけになるのでここで一区切りとさせてください。
後で数えたらペトラ遺跡だけでなんと2,500枚以上写真撮ってました。笑

下手な写真も数打ちゃ当たるかもしれないので後編はその辺りを厳選して紹介していきます！

乞うご期待！

PS.
バックパッカーをしている他の人にも聞いてみたいんですが、みなさん散髪ってどうしてるんですかね？
このゴリラはほっとくとアフロになるほどの癖毛なので今回勇気を出してペトラで行ってきました。

料金は6JD（＝約1,200円）
なぜか顔に白いスクラブを塗りたくったまま散髪。
そして仕上がりはなぜかオールバック。