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とことこ電車に乗って

歌詞和訳/And It Stoned Me

Beppu の hot spring にゴメンナサイして、一年ぶりに近場の日帰り温泉を再訪しました。

平成筑豊鉄道ちくまる

福岡県筑豊地区を横断する、この鉄道沿線からは、地方ながら多くの方がエンタメ界へ出立しています。現役でも、井上陽水、西川(現・仁支川)峰子、リリー フランキー、IKKO、バカリズム、バイキング小峠、など…。

ちくまるキップ
一日フリー乗車券1000円

終着の直方まで片道990円なので、かなりのお得感あり。(有効日は運転手がサインペンで書きまする)
さらに沿線の温泉施設の一つに無料で入湯できるんですなん。

みやこ町
東犀川三四郎駅

夏目漱石の小説 「三四郎」のモデルとされる小宮豊隆 (漱石の弟子・学者) の出生地にちなんだ駅名です。今はどうか知りませんが、半世紀程前、中高の国語教科書に取り上げられた漱石作品では、「吾輩は猫である」 「坊ちゃん」 、 そして 「こころ」 を目にした覚えがあります。さすがに 「こころ」 は10代の少年少女に読ませるにはちとムズい。「三四郎」 は 、青春や恋愛、遠い時代のいろんな面を知るのにちょうどイイ。(あくまで個人の感想ですが)

ワンマンワンカーのちくまる号、今は昔の筑豊炭鉱地帯を、温泉の最寄り駅 「金田(かなだ)」へと、のんびり進行します。

送迎バスで10分、石造りのペアキャラ、藤若丸と藤姫がお出迎え。

ふじ湯の里ほうじょう温泉
パンフレットより
ほうじょう温泉HPより

屋内の湯舟は三つ。近辺の方の利用が多い、天然掛け流し温泉です。それぞれ湯温が異なり、ご常連さんは低温度(35~36度)の湯舟にけっこう長く浸かるようですが、

ほうじょう温泉露天風呂
パンフレットより

これはぬる湯好きの我っちでも、早々に冷えを感じますれば、露天風呂へ。38度の湯に包まれながら、福智山を湯ったり望む開放感。

帰途、道草して寄ったのは、1000年以上の歴史ある神社。

荘八幡神社
100段以上ある急勾配の石段
オールドタイマーは一気に上がれない

ようよう石段を登りきると、社殿前に巨大な丸石。大昔、阿蘇山の大噴火で飛んで来たという言い伝えがあるとか。

鈴石(すずいわ)

「鬼滅の刃」の炭治郎が斬り裂いた大岩?というウワサがここにも。ブームはまだ続いてるのでしょうか、すごくローカルな土地ですが、近辺のファンにとっては聖地。少年少女たちの絵馬が下げられてます。願いが叶うといいやね。もうすぐ夏が来る。たくさん遊んでいろんな体験をしてほしいやな。


And It Stoned Me (1970)
(lyrics&music/vo./Van Morrison) 

(youtube)

*恐れ入りますが、原詞はネットで閲覧くださいませ (_ _) 。

And It Stoned Me

カウンティフェアから半マイル
まだ激しく降る雨のなか
突っ立たままで僕とビリー
銀のコインはたった一つ
両手で竿を握りしめ 釣り道具を背中に
ずぶ濡れでフェンスに寄りかかってた

ああ、雨よ 雨よ 雨よ
一日中だなんてごめんだよ

心の底までたまらなくなる
ジェリーロールみたいにね
たまらなかったよ
心の底までたまらなくなる
家に帰るみたいにさ
たまらなかったんだ

やがて雨上がりの日射しに乾いた僕ら
やって来たトラックに飛び乗った
ドライバーは苦笑いで
上流まで送ってくれたっけ
僕らは釣り場を見るや飛び込んだ
釣り竿なんか忘れてた

ああ、川よ 川よ 川よ
ずぶ濡れにしておくれ

心の底までたまらなくなる
ジェリーロールみたいにね
たまらなかったよ
心の底までたまらなくなる
家に帰るみたいにさ
たまらなかったんだ

帰り道では歌を唄ってた
喉はカラカラに渇いてたけど…
道の向こうからやって来た男
眼をギラつかせながら そう奴は
ちっぽけな家でずっと独り暮し
どでかい水甕と一緒にさ
瓶もいくつか転がってた
一つは僕らのために 奴は言った
ほらよっ!てね

ああ、水よ 水よ 水よ
汲んでこようか 渓の細流から

心の底までたまらなくなる
ジェリーロールみたいにね
たまらなかったよ
心の底までたまらなくなる
家に帰るみたいにさ
たまらなかったんだ

心の底までたまらなくなる
ジェリーロールみたいにね
たまらなかったよ
心の底までたまらなくなる
家に帰るみたいにさ
たまらなかったんだ
       
                           
                             (訳詞/杜村 晩)

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