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大垣駅前をさんぽした日


4月某日、思い立って岐阜に行くことにしたので、ついで前から気になってた大垣にも寄ってみることにしました。神戸からJR在来線で3時間くらい。大垣の少し手前で隣に座ったおばちゃんから話しかけられて幸先いい感じ。大垣駅の南は城下町で、駅から商店街沿いに歩いて行くと大垣城に辿り着きます。

大垣駅前のロータリー。駅前彫刻があるとちょっと楽しい。
かっちょいいスパイラル案内板。
駅前の路地。お寿司屋さんの直球な店名よ。
わくわくする路地をL字に抜けます。
駅前路地を抜けたところで遭遇できるかわいい美容院。

さっそく寄り道をしましたが、まずは駅前通り沿いの商店街、OKB STREETへ。ちなみにOKB=大垣共立銀行。

楽しげなシャッターアートが出迎えてくれます。
竹中文具店のビルはとても良いのでマスト立ち寄りスポットです。
レンガタイルと装飾展と色味を合わせててお洒落です。物がミチミチなの丸見え。
「The 文房具 is TAKENAKA」!全国商店街パンチライン選手権優勝では?
ビル屋上の小屋がいいですね。看板やアンテナでごちゃごちゃしてるものいい。
こちらは小屋2つ乗せ。

こんな感じで、いいビルが並ぶ商店街を眺めながら歩き、あえて西側の裏道に入って大垣城に向かいます。

外階段がごつい。
増築部分がジブリ的要塞感を醸し出してます。
喫茶店サンパウロ。この日はお休みでした。残念。
サンパウロの入ってるビルも、その隣もよいビルでした。
縦の直線ラインと階段室のスリットがモダニズムみ。
駅前に続き直球過ぎる店名のお寿司屋さんが。
お城の入り口前にあるビリヤード場エグロ。たまらないです。
退色しまくっている近代建築とピカピカのお城のコントラストでくらくらします。

この辺でいったん商店街に戻って、看板などを楽しみましょう。

看板とシャッターで微妙に違うのも手仕事感があって味わい深いです。
太い。そして「堂」の冠のタレ!
ビリビリしています。
最高の屋号。文字もきまってます。
ナンデモヤのとなり。激渋。
かわいいペンギンのイラスト。意味はわからない。

文字集めなどをして、いったん呼吸を整えたら、「お城街」という事前調べで、是非行ってみたと思った飲み屋街があるのでそこに向かいます。

80'sデザイン。はじけてます。
こういうの、みんな好きなんでしょ?(私は好きです)
かわいい窓。気を抜くとすぐこういうのに目を取られます。
だいたいこういうぐっとくる感じの場所。
お城街きました。入り口の(廃)喫茶古城から色々メタっぽくてやばい。
中、すごいです。文化遺産にしましょう。
質屋は営業中。往時はここで換金してそのまま飲み屋に入ったんでしょうか…。
時間の重みを感じます。そして「其の他」の他じゃないもの気になる。
下駄履きビルの1階部分がお城街。周りもゴチャゴチャに建物があってカオスです。
反対から。よく観ると屋根の微妙なカーブがモダンですね。
電話権を担保にお金を借りれるけど、電話はそのまま使えますよということでしょうか。
この細かいタイルが素敵なビルの裏側にお城街あります。

お城街周辺の期待以上の濃厚さに、だいぶくらいましたが、商店街を抜けてもう少し南側まで歩いてみます。

喫茶リボリとありますが、正面に回るとパン屋さんです。こちらも残念ながらお休みでした。
古民家をリノベした跡封鎖したっぽいですね。
歴史の重みがあるつちや本店。道が狭くて全景収められず。

大垣の有名な和菓子屋さん、つちやの本店。大垣駅前に支店もあるのですが、この建物を見たくてやってきました。駅前店では扱ってないお商品もあり、柏餅とどら焼きを買って、駅にもぐもぐしながら戻りました。

お昼になってきたので、駅の近くで見つけた喫茶店スタインで昼食。地元のお店は入る時は、それなりに緊張するのですが、とても明るい雰囲気で迎え入れてもらえ、注文したエッグトーストもコーヒーも美味しくて最高でした。

この喫茶店もやたらいいビルの中にありました。
トーストが人生で一番ふわふわでびっくりしました。口の中が全然痛くない。一生食べたい。

この後、岐阜に向かったのですが、大垣駅前はいいビルを始め気になるものが多すぎて、午前中だけでは時間が足りず、さんぽといいつ小走りで移動してしまいました。

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