【TAIGA farm】八幡平市で有機・無農薬野菜作ってます

岩手県八幡平市で無農薬・有機農業をやっています。 美味しく健康になる人生を1人でも多く…

【TAIGA farm】八幡平市で有機・無農薬野菜作ってます

岩手県八幡平市で無農薬・有機農業をやっています。 美味しく健康になる人生を1人でも多く歩んで欲しい。 そんな想いで野菜を作っています。 趣味は楽器演奏とゲーム

マガジン

最近の記事

先輩農家を参考に農業する時の注意点(野菜農家の場合)

本屋に行くと、農家が書いてある本が沢山あります。 また、研修で先輩農家に赴いて教えてもらうことで学ぶこともあると思います。 ただ、同じ作物を作っていても、人によって育て方が大きく違うことが多々あり、混乱してしまうことも少なくありません。 何を参考にしたら良いのかの軸を決めておかないと、毎年色々な育て方を試しているうちに作ることを辞めてしまうこともあるでしょう。 そうならないための軸を紹介します。 ◆圃場の環境は似ているかどうか まず、育てる環境が似ているかどうかで作

    • 無農薬野菜農家の目線

      私は祖母が無農薬野菜農家、 母が調理師・栄養士の家庭で育ちました。 幼少期より祖母の野菜を母の料理を 毎日食べていると、 自然と味覚が肥えてしまいました。 野菜が好きなのですが、 スーパーで売っている野菜を食べても 満足しないことが多かったです。 例えば売ってるトマトやキュウリなどは、 水分が多い野菜は化学肥料や農薬の苦味が 感じられますし、 ほうれん草などの葉野菜は えぐみがあるように感じていました。 ジャガイモはそもそも味がしない そんな感覚になります。 東

      • 廃棄野菜の有効活用

        野菜を出荷する際に必ずと言って良いほど 選別が必要になります。 スーパーや産直など、 お客さんに手に取ってもらうには ある程度の清潔さが必要だからです。 土がついてるよりはついてない方がいい 変な形よりは整っていた方がいい 複数入っている時は、 大きさが均一の方がいい などなど。 農協などに出荷する際には Sサイズ、Mサイズ、Lサイズなど、 サイズ指定があります。 そのサイズに当てはまらない野菜は 廃棄するまたは、サイズ指定の無い 売り先に販売することになります。

        • エディブルフラワーとは

          エディブルフラワーという言葉を昨年知りました。 日本語に直すと「食べれる花」という意味 イタリアンとかフレンチとかの 料理の盛り付けでついてくる花のことです。 サラダに入っていることもり、 食べて大丈夫なものです。 味がするのを楽しむ花や、香りを楽しむ花、 彩りを楽しむ花もあります。 桜の花もエディブルフラワーの一種で、 よく料理に使われますよね。 ただ、世の中の全ての花が 食べられるわけではありません。 食べられない花は次の2種類 ・毒性のある花 ・農薬を使っ

        マガジン

        • 農業について
          8本
        • 日々徒然に
          3本
        • 目標や夢
          1本
        • 野菜販売
          1本

        記事

          有機農家の畑で使用している肥料の紹介

          うちの農場で基本使用している肥料はイセグリーンという肥料です。 うちではJAで購入しています。 イセグリーン↓ https://www.ise-egg.co.jp/story/circle.html 使っている理由は何個かあるのですが、 理由は主に2つです。 1つ目の理由は完熟発酵した鶏糞であること。 発酵する前の鶏糞を肥料として多量に使用すると、 土の中で硝酸態窒素を発生させて、 野菜の苦味やエグ味となりやすく、 虫にも食べられやすくなります。 完熟発酵させた

          有機農家の畑で使用している肥料の紹介

          種の有効期限

          野菜の種を買って植えたら芽が全然出てこない。 そんなことはありませんか? 私も今日そのことが疑問に思って、 農家の先輩である祖母に尋ねたところ、 有効期限が切れている種を蒔いたから かもしれないとのこと。 有効期限ってあるんだっけ? と思って見てみたら 見事に3年前に期限切れたー😅 種も生きていて、中の養分を節約しながら 発芽まで頑張るけど、種の養分が無くなると 死んでしまうらしい。 だから期限があるんだね。 ちなみに野菜の種類によって 有効期限が変わるみたい。

          多品目栽培のメリットとデメリット

          多品目栽培って聞いたことありますか? 字の通り、複数の作物を栽培することを 多品目栽培と言います。 うちの場合で言うと、 トマトのほかに、キュウリ、レタス、 ピーマン、玉ねぎ、カボチャなど 1つの作物に絞らずに作っています。 しかし、多品目は良い面だけでなく、悪い面もあるので、 多品目を採用するかどうかは農家ごとの考え方によって違います。 私が思う多品目栽培(野菜)のメリットとデメリットをまとめました。 ■多品目のメリット ・いろんな野菜が収穫できて楽しい ・育て方

          野菜農家の楽しみ

          野菜農家で生まれ育った僕の家では 料理の食材を畑に採りに行って 採れたての野菜でサラダや 炒め物を作ったりしていました。 畑におかずが転がってる感覚で、 農作業の合間につまみ食いしていることも笑 採れたて新鮮な野菜は 食感がシャキシャキして美味しいんです。 畑仕事をしながら、 「今日はこの野菜をどう料理して美味しく食べようか」 と考えいるときがとても楽しくてしょうがないです☺️

          コンパニオンプランツ

          コンパニオンプランツって知ってますか? 日本語で言うと混植と言います。 わかりやすく言うと、 野菜や果物、ハーブなどを 近くに植えることで、 病気や虫を予防したり、成長促進する 相互効果が得られることを言います。 例えばトマトと落花生 トマトは追加で肥料が必要な野菜だけど、 落花生が肥料を補給してくれるし、 地面を覆ってくれるから土を保湿してくれ、 マルチの代わりになってくれます。 そして、余分な水分は 落花生が吸ってくれるから、 水分量が一定量になり、 甘い良質の

          栽培方法の種類をまとめてみた

          農業にはいろんな栽培方法がありますが、 紛らわしい言い方があるので、 以下の5種類について調べて整理してみました。 ・無農薬栽培 ・有機栽培 ・減農薬栽培 ・特別栽培農産物 ・自然栽培 ・無農薬栽培とは 化学農薬、化学肥料、有機農薬を使わない栽培方法。栽培期間のみ対象 ・有機栽培とは 化学農薬、化学肥料、を使わない栽培方法。 2年以上実施して初めて有機と言える ・減農薬栽培とは 化学農薬、化学肥料、有機農薬を減らして栽培する方法。 どの程度減らしたかは言わなくていい。

          冬に作れる野菜

          東北の冬はとにかく寒いです。 特に私が住む岩手県八幡平市は 気温が最低-15°になることも・・・ 農家の冬の選択肢は大体4つ 1.貯蔵できる野菜を作っておいて出荷する。 2.冬でも育つ野菜を育てる。 3.農業はお休みして出稼ぎに出る。 4.長期休暇に入る。 2020年の冬は、 じわじわ育って春先に収穫できる 白菜やキャベツや菜花だけを作ってました。 冬の間にやることがあまりなく、 暇だけど収入も無い・・・ そんな冬を過ごしてました。 2021年の冬は、 冬でも育つ野

          2022年の農業の目標

          農業を始めて今年で3年目になります。 昨年は岩手大学のアグリフロンティアスクールに通い、先輩農家さんから学ぶ機会を多く作っていただきました。 また、知り合い経由で目指したい農家さんと出会えた年でもありました。 今年は学んだことを実践する年にします。 ・農業で経済的に独立できるようにする。 ・新しいお客さんを獲得する。 応援どうぞよろしくお願いします♪ #農業 #無農薬 #今年の目標 #抱負 #TAIGAFarm

          野菜のご注文はこちらからどうぞ