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地元学を広めよう ~日本農業新聞を読んで気づいた、時事に通ずる共通項~

こんにちは。現役農大生のムムムです。

私は、今年の1月10日から、日本農業新聞の購読を始めました。

自分が学んでいる農業が、実社会では何が問題とされ、全国の農業関係者たちがどう解決へ動いているのか、読み解くためです。

最近の紙面でよく見かける、〇〇というワード

日本農業新聞では、日本国内を始めとした農業界のニュースを、1面の特大記事や論説、農業技術の紹介など幅広い紙面構成で掲載をしています。

そんな中、最近の紙面でよく見かけるワードは「資源化」という言葉。

2024年1月23日の紙面では、昨年11月の国内配合飼料価格は前月とほぼ変わらず高騰が続いており、JA全農は海上運賃の上昇などを背景とした値上げが続いていると報道。

また、同年1月28日の論説によると、日本では他国と比べて、家庭から出る生ごみの資源化率が低く、自治体レベルでの推進もあまり見られないと言います。

少なくとも、私が同新聞の購読を開始した今年1月10日から19日間、
ほぼ毎日の紙面に、「飼料価格高騰」「廃棄物の活用方法」をテーマとして「資源化」というワードを多々目にしています。

何を目指す「資源化」なのか?

私たちは今後、何を目的として資源化を推し進めていくべきなのか。

それは、「自分たちの生活で出る生活排出物が本来持っているエネルギーを循環させることで、資源を無駄にしない持続可能な社会を実現させるため」であると私は考えます。

日々生活をしていると、本当に多くのモノを捨てる選択をしていると感じます。

しかしそれは、自分が捨てる先を変えるだけで、ゴミにもなり、エネルギーをもつ資源にもなる。

そう気づかせてくれたのは、自宅のベランダで昨年の夏から始めた、
LFCコンポストさんの商品"バック型コンポスト"による微生物たちとの共生が始まったことでした。

"コンポストは暮らしの食循環" LFCたいらさん

都会の生活の中で、1人1人が毎日の食卓から出る生ごみをコンポストすることで、生ごみが少し減り、地球の負担が少し減っていく。「生ごみからの食循環」をモットーに活動されているローカルフードサイクリング会社の代表、平 由以子さん。

最近では、都内の屋上をフィールドとしてパーマカルチャーの基礎を学ぶワークショップでご一緒させてもらい、昨年の第2回講義では、平さんによる「コンポストが創る食循環ミニ講義」を受講しました。

その講義の中で、昔の農村と今の都市を比べ、モノの流れにどういった違いがあるか観察する時間がありました。

チームでディスカッションを行い、皆さんから出た意見は、

「昔の農村には、モノを捨てる習慣がない」

「今の都市には、モノが循環する習慣がない」

古く、江戸時代では人の糞尿も畑の肥料として活用されていた。

そんな暮らしがあった都市:東京の今は、生ごみでさえ資源として活用される場は無く、ゴミとして廃棄されている一方。

私は、日々の生活の一部で捨てている生ごみから、資源化していくことで、それはいつか大きな循環を作り出すことになると、気づくことが出来たのです。

誰にでも、今あなたの身近にある資源を循環させることが出来る

都会の生活の中でも、私たちが出来る「資源を循環させる方法」は沢山あります。

・生ごみや古紙は、コンポストにして野菜を育てる堆肥に使う。

・農業の面では、規格外農産物を加工原料にして捨てることなく、限りなく使う。

などなど。

こうした資源の循環を、各地域でもっと加速させたい。

どこに暮らしていても、それは地球上であることに変わりはなく、どこからでも地球を守るための活動が出来る。

こうした気づきをまずは、身近にいる仲間たちに感じてほしい。

私はムムムとして、今春より新たな活動を始めます!

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最後までお読み頂き、ありがとうございました♪

次回の投稿は・・・「食と農を繋ぐ意義」です。

ぜひお読みください♪

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こうして読者の皆さまと繋がることができること、大変嬉しく思います。
今日という日が、みんなの素敵な1日でありますように。

執筆者:ムムム






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