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仕事と子育てを両立しながら、未経験かつ最先端のAI領域でワクワクするセカンドキャリアを。【入社エントリ】

はじめまして。FastLabel株式会社の土井と申します。2022年9月に入社し、現在は AI Data Operation 部門でアノテーションサービスの PM を担当しております。

FastLabel に加わって丁度 1年が経ったこのタイミングで、改めて感じる FastLabel の魅力について振り返ってみたいと思います。

もし以下のような境遇におありであれば本エントリが情報収集のお役立ちになるかもしれません。

  • 未経験業界として AI 領域に興味がある

  • 子育てをしながらスタートアップで働けるか不安

  • AI 開発に関わる最先端の現場でお客様をサポートしながら新たな経験・挑戦をしてみたい


大学院を経て教育業界でのファーストキャリア

私はもともと言語について興味をもっていたのですが、言語への好奇心が高じて大学院では言語研究における方法論について研究していました。

大学院修了後は主にビジネスパーソンを対象とした英語教育ベンチャー企業(現在は大手教育企業の連結子会社となっています)に入社し、講師職とコンテンツ戦略企画職とを兼務しました。 講師職としてはコンサルティング形式での学習指導サービスを提供し、コンテンツ戦略企画職としては以下のように幅広い経験を積みました。

  • 学習用コンテンツやカリキュラムをゼロから協働的に作り上げる業務

  • オウンドメディアにおける公開記事のディレクション

  • 毎月の全社的な教務研修(講師全 100 名規模)の企画・制作・登壇

  • サービス改善・品質向上のための新施策の企画立案・実行・検証・改善

  • ウェブアプリ機能改善のディレクション

ベンチャー企業らしく業務内容は多岐に渡りましたが、大学・大学院で培ったバックグラウンドが存分に生かせたファーストキャリアだったなと思います。

そしてこのように AI 領域とは直接関係のない職務経験を経て、FastLabel に参加することとなります。

前職、東京生活時に足繁く通った焼鳥屋さんの豚ハラミとヤゲン軟骨


転職の経緯

そうして働くうちに、英語教育に対しては「あ、これはもう自分のライフワークになっていくな」という諦念めいた確信を抱きはじめ、先々のことではありますが将来的には会社に属さず個人として英語教育に携わりたいと思うようになりました。

ただ、それと同時に、それまでずっと同業種に留まるのではなく「せっかくなら専門領域を出て働く経験を積んでみたい」「他業種に挑戦してみたい」という思いが強くなっていったのです。そういった経緯もあり、もともと AI 含め特定の領域に特段大きな興味があったわけではありませんでしたが、教育関係を除き、他にも自分自身がワクワクするような事業があればそれに関わってみたい、挑戦してみたい、と積極的に転職を考えるようになりました。

またプライベートでは時期を同じくしてライフステージの変化もあり、最終的に転職する決断へと至りました。


FastLabel への入社理由

転職活動のなかで FastLabel との出会いがあり、そこで初めて AI 開発を下支えする業界について深く知りました。

FastLabel は「アノテーション」作業を円滑化・効率化するためのプラットフォームの提供や、「アノテーション」代行サービスなどを行なっています。「アノテーション」とは、様々な形態のデータに対してラベルやタグなどのメタデータを付ける作業のことで、つまりは AI に学習させるための教師(正解)データを作成する作業のことを指します。

実はこのアノテーションですが、自然言語処理という分野では文字や音声、文章などの言語データを扱うため言語学にも深く関係しており、私自身、自然言語処理分野の研究に関わる作業としても「アノテーション」は多少の聞き馴染みがある領域だったのです。

さらに前職でも AI を導入したコンテンツ作成に関わったことがあったため (そしてまさに AI 活用の知見に乏しかったことも一因で運用が軌道にのらず、結果的にそのコンテンツは廃止する運びとなったほろ苦い思い出があるため)、FastLabel について知るなかで AI の精度や使いやすさを左右する教師データの重要性、FastLabel の事業の意義についてすぐに腑に落ちるところがありました

そして何より、AI 革命のインフラになるというミッションを掲げていた FastLabel のこれからを想像すると純粋にワクワクする感覚を抱いたので、FastLabel は挑戦する場としてうってつけじゃないだろうかと考えるようになりました。

アノテーションに対する親近感があったこと、FastLabel の取り組みの重要性・将来性について疑う余地がないように感じられたこと、これらが、FastLabel への興味が増していった背景です。

アノテーションそのものについて少し馴染みがあったという点では珍しいケースかもしれませんが、特段 AI 領域に詳しかったわけでもないので業界的には右も左も分からない未経験職として転職を検討することとなりました。

また上述の内容で「ライフステージの変化」と言及したのは具体的には結婚のことでして、私の場合シングルマザーの方との結婚だったためいきなり 2児の父として家庭をもつことになったのです(子どもは当時 3歳と 1歳)。まだまだ不慣れな父親業のなか、諸事情により和歌山に移り住むことになったため、フルリモート、フレックスで働ける FastLabel の環境もとても魅力的でした。

休日に、現在の住まい付近にある和歌山の海辺へと、家族で遊びに出かけた際の様子


実際に FastLabel に入社してみて

実際の業務のなかでは、お客様との接点はもちろんのことセールス部門や開発部門、BPO 企業や当社のアノテーターの皆さんとも密に連携をとり、様々なステークホルダーと関わりあいながらプロジェクトを進め、コントロールしていくお仕事の大変さ・面白さを日々実感しています。

開発部門のエンジニア(FastLabel では特にカスタマーサクセスをサポートしてくれる開発チームがあります)とは隔日ミーティングがあり、お客様の個別具体的な要件やご希望を叶えるための対応策を相談・検討したりします。開発目線での打開策・懸念点の着想は「なるほど」と目から鱗が落ちるものが多く、同社内であっても異なる景色が見えている開発サイドとの会話はとても貴重な機会だなと思います。

FastLabel の開発部門はお客様とも距離が近く、このように “Issue Driven”、“Customer Geek” な開発部門の動きを間近で見られるのは FastLabel ADO チームならではなのかなと感じます。

Customer Geek”、“Issue Driven”、“No Buts” は FastLabel が大切にする 3つの根本的な価値観・基準(バリュー)です。詳細は CEO 上田の note を是非ご覧ください!

お客様の業種も様々ですので、当然のことながらデータの内容や要件もプロジェクトごとにガラリと変わって、一口にアノテーションと言っても毎回違った難しさ・楽しさが味わえます。また同時に、お客様ごとに違いはあれど AI 開発の根本となる教師データ作成の現場に携わるわけですから、お客様の最先端のお取り組みについてその一端を垣間見ることができるのも醍醐味じゃないかと思います。

そしてやはり、お客様からアノテーション精度についてご満足のお声やお褒めのお言葉を頂戴した際には、AI の社会実装に幾何かの貢献ができたのかもと大きな達成感が得られます。


職場の雰囲気は?

社の雰囲気に視線を移してみれば、同部署の同僚を始め、エンジニアやアノテーター、FastLabel メンバーはただ優秀なだけでなく人柄が素敵でチャーミングな人ばかりです。私は日々メンバーの優れた働きぶりから多くを学びつつ、パーパスを実現すべく社で一丸となって邁進している感覚を強く抱きながら業務にあたっています。

先述のプライベートに関しても、子どもの送り迎えなどスケジュールを調整してお仕事が進められるため実に働きやすい環境で、本当にありがたい限りです。周りを見ても子育てをしながら勤務している社員の比率は少なくなく、同僚とのパパトーク、子育て話が盛り上がることもあります

メンバーはそれぞれ遠隔地に点在していますが、部内や 1on1 などで定例のミーティングが設定されていたり、必要に応じて即座のオンラインミーティングなどを積極的に活用したりと、細やかなコミュニケーションが図りやすくチームとしての結束感も強いように感じます。


最後に

今後も急速な発展が見込まれる AI 市場のなかで FastLabel はパーパスに掲げているように AI 開発のインフラになろうとしており、会社としての成長フェーズもまさにこれから益々面白くなってくるところだと感じます。

私自身、子育てをしながら、未経験業界として AI 領域のスタートアップに携わることにした身でありますが、入社後 1年が経ち、AI 開発に関わる最先端の現場での業務の楽しさ、難しさ、やりがいを日々如実に実感しています。

家庭とのバランスも一定保ちつつ、ワクワクできる面白いことに挑戦して打ち込んでみたいという方にも FastLabel の門戸は開かれていると思います。AI インフラを創造し、日本を世界レベルへと押し上げようとしている FastLabel にもしご興味をお持ち頂けたようでしたら、是非お気軽にご連絡頂ければと思います。


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