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マッチングアプリ初心者ゲイによる、マッチングアプリガチ勢への道(第2章:出会い準備編)

さてさて、相変わらずマッチングアプリガチ勢を目指して純愛と欲望が共存している、ネットの海にディープに潜り込んでいる毎日です。
前回記事の最後に、マッチングアプリで実際に会った人とのことを書こうかな〜なんて記述していたと思うんですが、よくよく考えてみたらまず実際会うまでが第一関門ですよね。
僕の友人も、なかなか実際に会うところまでいかないうちにやりとりが終わってしまうということが多いらしく、自分なりにどうすれば実際に会う確率(リアル率)を上げることができるのかを考えて実践してみました。

まず初めに、自分がマッチングアプリをやる上で意識してからリアル率が大幅に上昇したマインドセットをお伝えします。それは、

マッチングアプリ=SNSマーケティングだと思え!

ということです。

これを言うと9割の人から「は?^^」という顔をされるのですが、僕はいたって真面目です。笑タイトルにもちゃんとガチ勢への道と書いてますからね。^^

ざっくり言うと、要はTwitterのフォロワー数を増やすことと同じようなものだということです。僕自身は、Twitterのフォロワー数が全然少ないので説得力がないかもしれませんが、何も意識せずにやっていた頃よりもリアル率が上がりましたので、もし出会いがないなぁと感じている人は意識してみると効果があると思います。^^

では、具体的にどういうことを意識したり実践すると良いのかを書いていきます。

1番大事なことは、

自分の最高のプロデューサーになるということです
Twitterでフォロワー数が多い人は、これをやっています。
自分の魅力は何か、求められているものは何か、どうすればそれが伝わりやすいのか?そういったことを理解してTwitterを運用しています。

ゲイドル(ゲイのアイドル)と呼ばれる方のTwitterなんかはとても良い例でして。自分の容姿の魅力の打ち出し方をわかっています。例えば、僕は太った人が好きなのでそのカテゴリーのゲイドルのTwitter例を挙げていきますと、こんな感じです。(かなり独断と偏見にまみれています笑)

1 自分の可愛さをなんだかんだ理由つけてアピール
友達とプールに行った〜。ジムに行った〜。食事した〜。
という日常生活の報告という形を取りながらも、何故か上裸だったりエロさを感じるポーズをとった写真が常にセット。ファンサービスは忘れないという精神が素晴らしい。あと、自分の魅力が最大限発揮する角度で写真を上げているのもポイント。あざとい<可愛いなので、叩かれずファンが増えるという選ばれし者にしかできない技。

2 どのようなゲイにも愛されようとするセルフプロデュース能力の高さ
ゲイという人種は基本的に短髪が大好きです。なのでゲイドルは基本的にみんな短髪です。ただ、僕のように短髪が苦手な人間も一定数いるわけでして、そういう人間からすると短髪ゲイばかりだと、ゲンナリしてしまいます。ですが、このゲイドルはTwitterで「本当は、長い髪が好きなんだよねぇ」と美容院で長めの髪にパーマを当てた直後の写真をつぶやくと共に上げているではありませんか・・・。
これはやばいですよ・・・。メインの短髪ラバーズのゲイだけではなく、短髪が好きではない少数派のゲイにも刺さるようにしっかりとアピールしているのですから。また、ファンが増えますよ・・・。しかも、「本当は」という言葉を使っていることも意味深ですよ・・・。自分の好きなスタイルよりもファンが望んでいる自分を演出するために欲求を抑えているということ。でもたまには素の自分も出させてね、という「アイドルも普通の人間なんだ」という共感を呼び起こすメッセージ。強い、強すぎる・・・。一般ゲイが勝てるわけないやん・・・。

3 ギャップを演出することで好感度爆上げ
ゲイドルはきらびやかな生活をしているように思いますよね。アイドルがゆえに。
でも、このゲイドルは違いました・・・。
料理が得意なことをアピールしていたのです。
しかも、それがいわゆる男の料理!的な食材、調理方法にこだわりまくった、そんなん日常生活で食べねーよ、的な料理ではなく普通の家庭料理だったんです。
しかも!彼の得意料理なんだかわかりますか・・?僕は衝撃を受けましたよ・・。
だって、



煮浸し(にびたし)

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ですよ?
アイドルの得意料理が、煮浸しって・・・。
めちゃくちゃ家庭的じゃないですか・・・?
好感度と親近感爆上がりしませんでした?

僕は、Twitterにアップされた煮浸しを見てこう思いましたよ・・・。

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いやだってこんなん反則やん。
ルックスがめちゃくちゃ良くて、男なんてほっといても寄ってくるのに、お高いところを見せずに、家庭的かつ自立しており、付き合ったらなんとなく幸せそうな生活を送れそうだなというイメージを煮浸し一つで演出しているんですよ?
しかもこれおそらく計算してやってますからね?(違ってたらほんとごめんなさい。いや、違ってなくてもごめんなさい。)

おわかりでしょうか・・・。ゲイドルは、人気を継続するために僕がパッと思いつくだけでも3つのことを意識してTwitterを運用しています。
僕たちは、彼と同じくらいの熱量をこめてマッチングアプリを運用しているでしょうか?きっと答えはノーだと思います。

そう・・・。モテないモテない!と嘆く前に、まだまだやれることがたくさんあるはずです。僕はこのゲイドルに気づかされました。

むちゃくちゃモテるゲイですらここまでやってるのだから、何もやっていない自分が好かれるなど夢物語に過ぎない・・・と。

そこから意識を変えてマッチングアプリの運用が始まったのですが、具体的にどのように運用していったかを書いていきます。

1 自分の魅力が伝わるプロフィール画像にする
ルックスの良さと魅力は関係ありません。ゲイ業界には捨てるゲイなしという格言があるくらい、どのようなタイプのゲイでもどこかに好きだと言ってくれるゲイは存在します。断言します(経験上)。
なので、自分の魅力をフルバーストした画像をUPしましょう。
ここでポイントなのが自分が思っている自分の良さと、他者から見た自分の良さは異なっていることがあるということです。
例えば、僕のゲイの友人に「太っている自分が好きではない」と思っている友人がいるんですね。彼が自分の画像を撮った場合、太っている自分が好きではないので可能な限り痩せて見えるアングルで画像を撮ろうとするのです。
これは大きな間違いです。
太った人が好きな自分からすると、痩せた画像に興味なんてないのです。
むしろ、まるまるとしたほっぺたの画像なんかがUPされていると、めちゃくちゃ可愛いやん・・・・、となるわけです。
なので自分の理想像は置いといて、相手に刺さることを1番に考えた画像をUPすることが大事なのです。
なのでもしゲイの友人がいる人は、友人に自分の良さが最大限出るような写真を撮ってもらうのが良いかもしれません。
僕ですか?僕は、多くの人から優しそうな顔と言われることが多いので、可能な限り優しそうな顔で写真を撮りUPしました。(孤独)

2 自分の個性が伝わるプロフィールを端的に
ルックスが整ったら今度は内面のお話です。
自分がどういう人間なのかを端的に書きましょう。
端的ということはすごく大事です。
このようなプロフィール文をたまに見かけます。

年下で笑顔が素敵な人がタイプです。
自分より年上は絶対無理だから連絡きても無視します。
筋肉質だったら最高かな。
自分は、ドライブが好きだから休みの日には一緒にドライブしてお出かけしたいな。助手席が自分のポジションで、運転してる横顔とか眺めたい。
喧嘩しても、優しく抱きしめながらごめんねって言ってくれる人が好きです。
2人で幸せになりたい。

うるせぇ!

の一言です、こんなプロフィール文は。
誰も興味持たない・・・、いや失言ですね。
こういう個性的な方が好きな少数派の方からしか、興味をもたれないと思います。
特に何がダメかというと、自分語りし過ぎなんですよ・・・。
自分語りは、うるせぇ!スイッチ最短コースです。

残酷な事実ですが、ほとんどの人はあなたの(自分も含む)プロフィール文を真面目に読みません。なので、端的に印象付けるということが大事です。

僕は、そもそも仕事が忙し過ぎて出会いがなさ過ぎることを憂いてマッチングアプリを始めたので、素直に出会いを求めているということを書きました。
「仕事だけで人生終わりそうなので、出会い頑張ります。^^」
と文頭に書いて、音楽好きなので「趣味は音楽です」ということ、あとは太った人がタイプだということくらいしかプロフィール文には書いてないです。

実際、「仕事大変ですね。良い出会いありました?」とか、「仕事お疲れ様です。彼氏募集中ですか?」とか、「音楽好きなんですね。今度、お茶しながら語りません?」といったメッセージが届きました。端的に自分の個性を伝えることで、自分が望む出会いに近づけるような気がします。^^

3 不屈の精神でトライし続けよう
これがなんだかんだ1番大事だと思います。
多くのゲイは、基本的に待ち子(まちこ)です。
(※待ち子=相手から誘われない限り自分からは動かないなどの常に受け身なゲイを揶揄した言葉。)
でもね、さっきもお話しした通りゲイドルがあんだけ頑張ってるんですよ?
一般人の僕たちが待ち子で許される訳ないんですよ!
だからこそ、積極的に動きましょう。
タイプの人には、タイプと伝える。話してみたい人には、お茶でもしませんか?と誘ってみる。一歩踏み出す勇気が大切です。足跡を永遠につけまくって相手からのアクションを求めていても幸せはやってきませんよ(辛辣)。
むちゃくちゃルックスがいいとしたら別ですが。
傷つくのが怖い!というあなた。わかります。
かくいう僕も、めっちゃタイプの人に「めちゃくちゃ可愛いですね〜^^」ってメッセージしたら、何故かブロックされた苦い経験があります。(塩対応の極みかよ・・・)
でも、諦めないで自分の良さが相手に伝わるようにやっていけばいい出会いはいつか訪れると感じています。誰も自分を見てくれない!好きになってくれない!なんてネガティブになればなるほど、孤独になっていくとも感じています。
「誰かに好きになってもらうのではなく、好きにさせる」というスタンスで僕はマッチングアプリを運用しています。

当たり前のことが多かったかもしれませんが、個人的に大事だと思うことを書きました。

少しでも参考になったり、体験談で笑っていただければ最高です!^^

大好きなカリカリ梅や、勉強の書籍代に使わせていただきます。^^