「同じ空の下にいる、って言うじゃない? 古びた実家のベランダで、淡い夕焼けを眺め風に吹かれながら、 何故か不意に、君がとても幸せになったように感じた。 そして、…
Feanor
2016年6月28日 23:31
「同じ空の下にいる、って言うじゃない?古びた実家のベランダで、淡い夕焼けを眺め風に吹かれながら、何故か不意に、君がとても幸せになったように感じた。そして、翌春の卒業者名簿に、姓が変わった君を見つけて。俺って、案外捨てたもんじゃないな、って思ったよ」未だこの人生で一度しか使ったことのない、新御徒町駅。我が目を疑う、君がいる。いや、相違ない。五十米先から一瞬でこの眼に飛び込
2014年6月21日 23:21