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櫻井大典著(2022)『病気にならない食う寝る養生』学研プラス

真っ当なことを愚直にやることが大切

本書は、漢方に詳しい先生の書でもあるけれど、その中身は至極真っ当なことによって、人間というのは病気と対峙でき生きていられることを説いているようにわたしには思えました。

世の中、情報にあふれると、サラダやプロテイン、ヨーグルトをはじめ、本来身体が素直に食物の栄養素を取り入れる方法が伝統的に築かれてきていても、これら流行の手法を試すようになってしまいます。

それが理に適っていれば良いのですが、必ずしもそれが健康になるということではないことを、さまざまに優しく解説している内容です。

そして全体を貫く本書の軸は「食う寝る養生」。何よりも食べて寝ることが健康法の重要なところであり、あまり流行に乗るのも良くないことが多い。また食事も賢く食せばクスリとなる。同様に寝ることも重要で、お風呂やカーテンなどにも言及して、その理解を促しています。そうすることで、副作用のない快適な生活をおくることで健康を保たれるということのようです。

わたしも色々とネットなどの情報に踊らされて実行してしまう方なので、今後は本書から得た知見を自分で考えてからにしようかと、今の自分を少し反省させる本でした。

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