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人が淹れてくれたコーヒーは美味しい

『転職ばっかりうまくなる』(ひらいめぐみ著)を読んでいて、「そう、私も文章が書きたいんだよなぁ」と、思う。
しかし、トピックを決め、それを完成させようと書こうとすると、恐ろしく時間がかかるし、面倒くさい。
なのでとりあえず、日々の日記的なものを書いてみることにした。
(本の感想はまた別途書きたいなぁ…)

私は現在休職中で、でも回復期にあり、復職に向けて生活習慣を整えたいと思っている。
しかし、夜型のロングスリーパーの私には、早寝早起きというもののハードルが、人よりとても高い。
仕事をしているときは、「社会人として遅刻はできぬ!」という気合いで、リモートワークの私は、始業5分前にやっと起き、午前の仕事の合間の小休憩で、顔を洗ったり歯磨きをする。

このように、元気な時でさえも、仕事があるからこそやっと起きて、人間的なサイクルが送れているタイプの人間なのである。休日、午前中に起きることなんて稀だ。

でも医師によると、復職に向けて、やはり生活習慣は整えないといけないらしい。


そんなある日、ある清掃業者Dの方が、家に営業に来た。
「1ヶ月間、お試しだけでもいいですから!」と、家にモップを置いていかれた。
これが、なかなかいい仕事をするのだ。
まず、モップの柄の動きがとてもなめらかで、軽い。
また、繊維の材質のおかげなのか、床すべりがとても気持ちいい。
もともとクイックルワイパーをかけるのは好きな方だったのだが、これは格段にいいぞ。
しかも、専用のゴミ吸い機(?)も付いてきて、モップをかけたあと、その掃除機の前に置くだけで、床から拾ったゴミをギュイイインと吸引してくれる。
これがいたく気に入ってしまい、毎朝起き抜けにかけることにした。
しかもこのモップの商品名、外国人風の可愛らしい名前が付いている。それもまた、モノへの愛おしさが増す。


そんなこんなで、朝起きて、モップを掛け、夫を駅まで送り、軽く散歩をしながら、マックでコーヒーを買って帰り、午前中は読書か語学か書き物をして過ごすという、しっかりしてそうな人のルーティンが出来上がった。
これで生活習慣が整ってくるだろうか。ひとすじの、希望の光だ。(薄めの…)


ちなみに、バチェロレッテの萌子さんは、朝ジョギングをして、お気に入りのコーヒーを買って飲み、空いた紙カップでゴミ拾いをしながら帰るらしい。
そんなルーティンが出来たら素晴らしいだろうが、私はゴミを触りたくない。こんなところで、改めて萌子さんとの人間性の違いを思い知る。


また、私は自分で豆を挽いて淹れるくらい、コーヒーが好きなのだけれど、朝のマックのコーヒーは、私が淹れるよりも格別に美味い気がする。
マックでバイトをしていた知人には、「あんな適当な豆で薄く淹れてるの、美味しいわけない!絶対気のせい!」と言われた。
人が淹れてくれたコーヒーだから、格別に美味いのだろうか。(でも本当に味も美味しい気がするんだよなぁ)



なお、今現在このルーティンが達成できているのはたったの2日。夫は「あなた絶対続かないよ」と言っている。