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子宮を冷やし続けた結果、更年期症状が悪化する

「ともみ先生、これって更年期症状なんですかね」

わたしのエステサービスを利用するお客様の大半が更年期世代だ

起業した9年前は「更年期」と自覚しているお客様はほとんどいなかった

症状が出ていたとしても、トリートメントを受けると大体の人が、その症状を忘れてしまう

定期的に通っているお客様は、ほとんど更年期症状が出ない

更年期ということを忘れてしまうほどのカラダの軽さだと、ほとんどのお客様に言われる

そんなわたしも、お客様同様、トリートメント後は更年期の症状がほとんどでなかった

仕事に夢中だから忘れているだけかと思っていたが🤔
実際のところはそうではないことに気づいたのだ

更年期症状を緩和するひとつの方法として「温活」がとても大切だということをエステ技術を通じて知ることになる



▶︎いつから子宮を冷やし続けているのか


フェムテックの普及に伴い、子宮の冷えが女性疾患の原因であることがだいぶ知られる様になった

それに伴い、最近では『よもぎ蒸し』がブームになってきている😌

当スクールの監修を務めてくださっている、現役30年いくこ助産師も『よもぎ蒸し』を薦めている

日本人女性は子宮を冷やし過ぎている🤔

いつから子宮を冷やし続けているのかを考えた時に、わたしと同世代の1970年代後半以降の女性はすでに、高校生の頃から子宮を冷やし続けているのでは?と考える様になった

わたしは1977年生で、ロスジェネ世代だ

世代ごとに、その時代背景が見えてくる

バブル世代 1960~1964年生

バブル時代に消費行動をしていた世代。高級品、ブランド品などでステータスを確立してきた。男女雇用機会均等法の施行も実施。高度成長の時代であった。

団塊ジュニア世代 1971~1976年生

バブルが崩壊したのは1991年で、団塊ジュニア世代は、バブル崩壊時期に成人を迎える年齢。1946年〜51年生まれの団塊世代の子どもということで、団塊ジュニア世代と呼ばれる。

ロスジェネ世代 1977~1981年生

「ロスジェネ」とは「ロストジェネレーション」のことで、失われた世代と言われている。バブル崩壊後から10年間の間の就職氷河期を経験した世代。

ミレニアル世代 1982~1994年生

景気が良かった時代を知らないが、バブル世代の親の価値観も影響を受けてきた世代。また、「ゆとり教育」と言われる授業時間数を縮小し、自分で考えて学ぶ「生きる力」を身につける教育を受けてきた。

リテールガイド Z世代とは?年齢や特徴、X・Y世代、ゆとり世代、ミレ二アル世代などの違いと併せて解説

ロスジェネ世代は「コギャル」世代とも呼ばれ、ミニスカートにルーズソックス、「コギャル文化」を作り上げた世代でもある

スカート丈をどれだけ短くできるのか
当時のわたしは、スカート丈があまりにも短くて、先生から何度も注意を受けていた😂

当時のブームとはいえ、真冬で雪の日も、素足にルーズソックス、ミニスカートは当たり前だった

そのおかげでいつも生理痛はひどく、痛みを抑えるための鎮痛剤は当たり前という高校3年間を過ごした


▶︎大学時代は体重80kgでギャルまっしぐら


お恥ずかしい話、大学に入って最初に働いたバイト先が「サブウェイ」
そして、賄いをありがたく毎日いただき、食べ続けた結果…

体重が80kgオーバーしたという、わたしの黒歴史がある😂

高校時代のコギャルをそのまま、大学時代も続けるというわたしは、その体重でもミニスカートで通い続けていた

その当時の写真はあまりにも醜く😂

サブウェイのサンドイッチを毎日食べ続けていたため、小麦加工品の影響は肌に出てしまっていた

ニキビだらけの顔の上にファンデーションを厚塗りし、必死に隠し続けていた

ミニスカートに厚底ブーツ、ショート丈のアウターで真冬を過ごし、完全に子宮を冷やし続けていた

おかげで、大学生の頃も生理痛と経血の量の多さに、貧血を起こしていた

さらに、当時PHS(「Personal Handy-phone System」の略称)がブームとなり、キャンギャルバイトのコスチュームに憧れ😂どうしてもあのコスチュームを着てバイトがしたい!

という夢を叶えるために、わたしはダイエットを始めたのだが🤔

その時に行っていたダイエットといえば、水泳でカラダを鍛え、食事は炭水化物を減らすというものだ

1年かけてわたしは80kgあった体重を45kgまで減量することができた😳

そして、念願叶って「アステル東京」のキャンギャルバイトの夢を叶えることができたのだった

相変わらず、そのコスチュームもやはりミニスカート😂ヘソだしのTシャツスタイルで、お腹も子宮も冷やし続けていたのはいうまでもない


▶︎20代営業職時代ですでに、更年期世代の悩みを聞いていた


夏の営業回りはまだいいとして、冬の営業回りは最悪だ😂

寒さに耐えながらの営業回りは、下半身にかなりの負担をかけていた

ある時は、取引先の冷蔵庫や冷凍庫の前で、売れない製品の試飲販売をして、なんとかその店の売上を作ったり

心身ともに冷え切りながら、必死に売上を作ることに必死だった20代

あまりにもカラダを冷やし過ぎて、貧血を起こし、途中で倒れることも

毎月、生理が来るのが怖い
また貧血を起こして倒れるのではないかと思うほどの辛さだった

今思えば、若さゆえ🤔
あの寒さでよく耐え抜いた

そして、寒さと生理痛に耐えた末、わたしは営業成績日本一を獲得したのだ

わたしが務めていた会社では、サニタリー製品も数多く取り扱っていたのだが、20代の頃のわたしにとって「尿もれシート」ってなんだろう🤔というレベル

その後、40代女性の髪の悩み(薄毛・髪の毛のコシがなくなる・ボリュームがなくなる)に対応するヘアケア製品が続々と発売し、他社もこぞって製品化していく

すでに20代の頃から更年期世代の心とカラダの悩みについて、学んでいたのに、なぜ覚えていなかったのか

それは、実際にその製品の営業に携わった時、ドラッグストアーやGMS(大手スーパー)のお客様の声の中に「悩んでいるけれど、もう歳だから」という声と、「製品を買っても結局、その悩み解決できないでしょ?」

ほぼ、諦めの声が聞こえてきたのだった

そして、ほとんどのお客様の声が

「もうそろそろ閉経も間近だし、何をやってもね…」

今から20年前の話だが、更年期世代の製品を販売しても、実際のところ売れなかった🤔

今思えば、ほとんどの更年期世代のお客様が『更年期』というものがどういうものなのかを理解していなかったのだ

年齢を重ねていくことにより、カラダの変化に対応する製品があっても、認めたくないという気持ちからなのか、その製品を選んで購入するという人は、その当時とても少なかったということなのだろう


▶︎20年前から「不妊」という言葉を耳にすることが増えた


わたしが転職した化粧品メーカーでの話だが、他メーカーの美容部員と同じ百貨店で仲良しになり、結婚のことや子供のこと、20代後半になればその手の相談話が増えてくる

結婚をし、子供を授かり、寿退社する美容部員も多かった

よくお昼ご飯を一緒に食べる仲になった、他メーカーの美容部員がわたしに相談してきた

「ともみさん、わたし結婚したい相手がいて、子供がどうしても欲しいの」

だけど…全然、妊娠しなくて

彼女は当時23歳

彼女が所属していた化粧品メーカーでも、異例のスピード出世で、入社10ヶ月でチーフマネージャーになった強者だ

そんな彼女が、18歳で入社し、5年目でそろそろ結婚して退職したい

結婚前に自分がちゃんと子供ができるかを確かめたかった

ところが全く妊娠しない

彼女もわたしと同じ「コギャル世代」だった

何をやってもダメだったから、最終的に婦人科で治療をはじめた

何が原因で妊娠しにくい体質のなったのだろうかと、本人がとても悩んでいたのだ

わたしもそうだが、ロストジェネレーション世代は中学・高校時代からすでに子宮を冷やすファッションで青春時代を過ごしている

わたしの周りも実際、同じ世代で「不妊」の悩みが多かった理由は、カラダを冷やすファッションに問題があったと言っていいのではないだろうか


▶︎遠赤外線の力で生理不順が正常に


当時、わたしのサロンに来ていた20代の女性は、生理不順に悩んでいた

生理周期が40日〜50日と長い

2ヶ月に1回来ればいいと言っていたが、それはおかしな話だ

婦人科で一度検査をしてもらったことはあるのかと尋ねると

一度もない🤔という回答だ

これには正直驚いた😳

一度検査を受けるべきだとアドバイスをしたのだが、彼女の返答は
「ネットでこのトリートメントを受けると、生理周期が整うっていうのを見た」

だから一度体験してみたかったというのだ😳

わたしは当時ネット上にその手の話は記載していなかった

他のサロンで紹介されていた内容を見て、それに当てはまると思って来店したのだ

わたしが当時行っていたトリートメントは🤔

ホットストーントリートメントだった

ホットストーンは温めることで、遠赤外線の温熱効果を発する
その温熱効果はカラダの内側を温め、血流を促し、筋肉のコリを和らげていく

3ヶ月間彼女は通い続け、その結果…

「ともみ先生、わたし生理周期が28日になったんです」

これには正直驚いた😳

彼女のカラダはキンキンに冷え切っていたということなのだろう

それ以来、定期的にトリートメントを受ける様になり、今でも生理周期は28日、安定している😌

ただ、トリートメントを受ける前は40〜50日周期
一度婦人科で検査をした方がいいとアドバイスはしている

今現在わたしのサロンを利用しているお客様の大半が「更年期」世代だ

定期的にカラダを温めるケアを続けていることで、更年期の症状が和らいでいる

そして、その温められたストーンを持ちながらのトリートメントは、わたしにも実は恩恵を受けている

わたし自身も実は温まっているのだ😳

実際、わたしもエステ事業の日は更年期症状がひとつも出ない

カラダを温めることがどれだけ大切なのか

わたし自身が一番よくわかっている

女性特有の疾患から自分の身を守るために必要なこと😌

それは、カラダを冷やさないことだ

そして、カラダの内側から温めるケアを行うサロンが増えてきている
上手に活用し、更年期症状を和らげるケアを取り入れて欲しいと思う




佐方ともみ 
美容業界28年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師




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