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向き合いたくなかった自分と、向き合った価値とは?

昨夜、EI lab 主催のオンライン無料セミナー「意識が現実を作る」に参加。

・自分の感情(心)を「快」にする。
・自分が何を意識するかで、入ってくる情報が変わる。
・自分を知ってこそ、他者を知ること(動かすこと)ができる。
等、人間の機能(備わっているもの)を学ぶ機会になった。


このセミナーを通して最後に私が感じたことは、
これまで自分と向き合い続けてよかった、
自分の選択は間違いではなかったなという安堵だった。


自分と向き合い続けた4年間


私は今34歳。
4年前に東京から長野県松本市に移住してきた。
1才半の娘とお腹に半年の子を抱えての移住だった。
夫は単身赴任で東京に残り、義理の両親と新築の家に住み始めた。

当時、慣れない環境(人、もの、地域)に戸惑い、
なぜ安易に、長野への移住を選択したのか、
知り合いも全くいないのになぜ選択したのか、
義理の両親と同居することを選択したのか、
新築の家が牢屋に感じ、自己否定をする日々だった。

生育環境の影響で、感情のコントロールが難しかったせいもあり、
急に怒ったり、泣いたり等、感情の波が激しかった。

抑えられない感情を、
義理の両親にはぶつけられないし、
(2、3年経つと義理の両親にブチ切れて、喧嘩になったことがあった)
私の気持ちなんて、単身赴任の夫に分かりっこないと思って、
上の子どもに当たることが多かった。

「なんで私だけこんなに我慢しないといけないのか」
「この場から、いなくなりたい」
「どこか遠くに車を走らせて逃げたい」
「私なんかいなくても回るでしょ!」

そう思っても、状況は何一つ変わらず、
涙を流し続けた。
あの頃の私は、非常に不安定だった。

でも、このままじゃいけないと思って、
色々なことを実験のようにやってきた。

最初は、こんなことが何の解決になるのかと思ったけれど、
やらずには(試さずには)いられない状況だった。


まず、被害のない物に、ひたすら当たり続けた。
新聞紙、鉛筆、ノート、本、電化製品を壊していった。


一人で部屋に閉じこもり、
ノートに今の感情を泣きじゃくりながら書きなぐった。
気の済むまで30分かかった。


心がしんどい時は、
あえて無理をせずに、涙を流すことを
自分に許可し続けた。


私が感じたこと(感情)やお願いを、
ちょっとずつ義理の両親や子どもに伝えていった。
(私は幼少期の経験から、人に甘えることが大の苦手)


人と一緒にいると、気を遣いすぎて疲弊するため、
誰もいない神社や公園でぼーっとした。


頭を空っぽにするために、瞑想。

相手の優先順位より自分の優先順位を上げた。
今日の自分のFUNは何なのかを、毎朝考えるようにした。


コーチングで向き合いたくない自分、
見たくない自分と向き合い続けた。
(そこに答えがあると思ったからこそ、継続できた)
何度も涙した。



という感じ。
実はまだまだある。


自分と向き合い続けたことで見えた世界


自分と向き合い続けたことで、
ちょっとずつ、環境(人や物)への見方が変わってきた。


住み始めて4年も経つのに、
「あれ?まだ新築?」と聞かれるぐらい物がなかった家に、
少しずつ物が置かれるようになった。
(花、生き物を飾るようになった)


海が好きだった自分が、
長野の山の美しさを感じて、
登山にまーーーったく興味がなかったのに、
登山を楽しむようになり、
(未だに上高地に行っていない・・・)


今年の11月に開催される松本マラソンにエントリーしたり。
(全く、運動に興味ないのに・・・)


JCI(青年会議所)のメンバーになり、
地域のためにボランティアとして活動したり。


家族に対して温かくなり、
優しいコミュニケーションを取ることができるようになった。
義理の両親にも、本音や冗談、お願いを言えるようになった。


そして何より感情のコントロールができるようになった。
(セルフコーチング)
今、自分は何を感じているのか、
何があるから今、怒っているのか、涙が出るのか。


感情を押し殺さず、言葉にすることで認知し、
感情をコントロールすることができていった。

感情をコントロールできない自分が、
嫌でしょうがなかったのに、
できるようになってからは自分を認められたようで、
好きになっていった。


自分の感情と向き合い続けてきたからこそ、
得られた喜び、幸せだなと、
今日のセミナーをきっかけに感じさせていただいた。


自分のご機嫌は自分でとる!


まるで赤ちゃんをあやすかのように、
自分のご機嫌を取り続けることで、
見せる世界が変わり、人生は上昇していく・・・


















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