見出し画像

幸せ、みいつけた。


※6月に投稿しようと思って力尽きていた話。
前回と投稿と時系列逆かつ被っている部分もありますが、何卒ご容赦ください。




幸せの尺度って、人それぞれ。


仕事が上手くいき、充実する幸せ。
家族団欒の時間を過ごす幸せ。
友人とくだらないことで笑える幸せ。
ひとりでカフェに行ってゆっくりする幸せ。
コスメや洋服を集めて、とびきりオシャレする幸せ。

ひとりひとりそれぞれの尺度の幸せがある。

私の幸せの尺度はなんだろう。

きっとそれは、

愛に溢れた暮らし

をすること。


ここ1ヶ月で同棲を始めた。
私も彼も7時〜21時で働き詰めだったが、ふたりでなんとか頑張ってきた。
早く帰れたほうが夕飯の支度をしたり、朝余裕のある方がお昼ご飯用のおにぎりを握ったり。
夜は時間がないながらも、ふたりの好きなYouTubeを観て一緒に笑って、食器を洗った。
忙しいなかでもふたりで向き合う時間が楽しくて、笑顔を見ると頑張ろうと思えた。


が、私にガタが来た。


朝仕事に行こうと準備を始めたら涙が出た。
そのまま動けなくて、その日はそのまま休んだ。

次の日出社したが、職場が近づくにつれて動悸がして、自分の机に座ると涙が出た。
次から次にやってくる仕事に脳が追いつかなくて、みんなが何を言っているのか分からなくなった。
結局何も出来なくて、ただ苦しくて涙が出た。

そのまま産業医に相談して、心療内科を受診した診断書を書いてもらった。
今の時代、「あなたの病名は〇〇です。」という確定診断はあまり出さないらしく、自律神経の乱れということになり、とりあえず2ヶ月は休んでということになった。



彼に伝えると、
「いいんだよ、ゆっくり休みな。お金のことは全く心配しないで。Fikaちゃんの健康が何よりも大事なんだよ。俺が稼ぐから!」と言ってくれた。

普段から私の仕事を内容を話していたため、辛かったこともわかってくれていて、全肯定してくれた。
私たちはまだ結婚していないし、休んだとしても私もお給料は出るらしいのでお金の心配は要らないのだが、そう言ってくれたことが嬉しかった。


それからしばらく専業主婦のような生活を送っている。
専業主婦は専業主婦で実はやることが多い。というのも、今回やってみて初めて知った。

それを彼に伝えると、

「そうだよね、専業主婦は絶対に忙しいよ!色々やることあるのに、お掃除とかお洗濯とか、美味しいご飯作ってくれてありがとうね🥹」

とまた全肯定してくれた。
なんだか私にはもったいないくらい、人間ができている人だなあと思う。


夜は毎日彼が帰ってくる時間に合わせてご飯を作っているのだが、毎日ご飯を見ると、両手をあげて「うわあ〜〜〜なにこれ!!!今日も美味しそうだ〜〜天才だ〜〜〜」


と喜んで、ばくばく食べる。
あーーーーー愛おしい。



好きな人と、
「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」
言葉を交わして。
顔をあわせて、一緒にごはんを食べて。
心体の温もりを感じて。
大きな心で包み、包まれて。



この日々が終わるんじゃないか、
心体の温もりを感じられなくなるんじゃないか、
と思うと涙がでる。
幸せを感じているからこそ、怖い。
幸せと恐怖は隣り合わせ。


だからこそ私たちは、
愛を忘れず、日々恐怖に打ち勝ちながら生きていく。
溢れんばかりの愛情を心に、声に、身体に宿して一緒に生きていく。



心を病んでしまった今でも、
私は幸せだ。
誰にだって誰か、何かを愛し愛される権利がある。
愛を見つけよう。
きっと幸せへの一歩に繋がるはず。



さて、また次回。
ほっと一息つく時間を共有しましょう。


Fika

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?