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新年度だからこそ問いたい5つの問い

新年度、どう過ごしていますか?

4月を迎え、桜もちょうど今週・来週が見頃のようですね。

会社によっては、決算の区切りの関係で新年度という感覚があまりない方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの会社が4月から新年度を迎えてますね。
Andyコーチにとっては、会社も4月から新年度ですし、子供たちが4月を区切りに進学したり進級したりと「新しさ」を感じる季節です。
もしかすると、いま読んでいる方の中にも、転職した方、異動になった方、昇格した方などもいらっしゃるかもしれませんね。

環境の変化がない方にとっては、新年度を迎えたとしても、仕事としては新年度で仕事がいったん落ち着くということもないので、日常の連続の中にありますよね。
自分が社会人何年目になったかを考えると、月日が経つのに早さを感じます。(笑)

連続の中にいると、年度の業務目標を立てるときに、その場で頭にあることや現状の延長線にあることを急いで書こうとしてしまうこともあるあるだと感じています。
この新年度という区切りのタイミングで、自分自身を棚卸ししたり自分の想いを言語化してみてはいかがでしょうか。
定期的に考えるタイミングを持っておくと、自分自身の成長や変化を認識することができるのでお勧めです。

本日は、新年度を向かえる皆さまが、新年度をスタートダッシュできるような問いを5つご紹介します。
ぜひ立ち止まって考えてみてください。

問い①

1つ目の問いは、「いまの夢は何ですか?」です。

夢を最後に問われたのはいつでしょうか。
学生のころまでは、「将来の夢は?」と聞かれてたのに、社会人になって急に問われなくなりましたよね。

でも、社会人になっても夢を語っていいと思います。
むしろ、社会人になったからこそ、さまざまな環境を経験したことによって実現したいと感じるようになったこともあるのではないでしょうか。
夢を持っている方は、目がキラキラしていますよね。

「社会人になりたくない」という学生が一定数いらっしゃると聞いています。
そのように思ってしまう背景には、社会人が楽しくなさそうと感じてしまうからなのではないかと感じています。
若い世代にも将来に希望を持ってもらえるようになったらと思います。

あなたの夢、それは1年後達成できるようなものではないかもしれませんが、いましっかりと言語化しておくことで現在から少しずつでも準備ができるのではないかと思っています。
あなたの夢を実現していくために今年度やっていきたいことは何でしょうか。
ぜひ考えてみてください。

問い②

2つ目の問いは、「1年前の自分になんとアドバイスしますか?」です。

1年前のいま、どんな状況だったでしょうか。どんな気持ちだったでしょうか。
当時の自分になんと声を掛けますか?

当時の自分自身を思い返すと、1年間にあった出来事を通じていまの自分が出来上がっていることに気が付くはずです。
また、1年前の自分にアドバイスする内容は、1年間を通じて自分自身が成長したポイントでもあるのかもしれません。
ぜひ思い出してアドバイスしてみましょう!

問い③

3つ目の問いは、「1年後の自分は現在の自分になんとアドバイスする?」です。

1年後の自分はもちろん仮想のもので、1年間にどんなことがあるかはまだわかりません。
不確定な要素は前提としたときに、1年後の自分はきっとあなたのありたい姿であったり、問い②で1年前の自分自身を客観的に見ることができた自分のように、客観性がある自分であったりするはずです。
1年後の自分という存在を使って、いまの自分自身を客観的に見てみましょう。

そんな1年後の自分という存在からのアドバイスは、これからの自分自身の成長ポイントを教えてくれたり、自分自身の肩の力を抜いてくれたり、鼓舞してくれたりすることでしょう。
過去や未来の自分はあなたのコーチのような存在です。
ぜひ1年後にワープしてみてください。

問い④

4つ目の問いは、「1年前と現在とでは抱いている不安にどんな違いがある?」です。

特に社会人になってから、不安を口に出すことは何となく「してはいけないこと」に分類されてしまっている方もいらっしゃることでしょう。
でも、自分自身に対してはごまかしてはいけません。
不安を感じている自分を否定しなくていいんです。
不安をごまかしながらだと、得体の知れないストレスを感じ続けることにもつながります。

自分自身の不安を感じたら、「こういうところが不安なんだね」と自分自身に共感してあげましょう。
どんなあなたもあなたですので、まずは自分自身が受け止めてあげましょう。

1年前に抱いていた不安を思い出してみましょう。
またいま感じている不安も言語化してみましょう。
どんな違いがあるでしょうか。
その違いを生み出しているのは、何でしょうか。

違いを生み出しているものは、ご自身の成長であったり、環境の変化だったり、さまざまな要因があるかもしれません。
ぜひ言語化してみましょう。

問い⑤

5つ目の問いは「最近の口癖は何ですか?」です。

口癖は、あなた自身の強みや価値観、心情を顕著に表しているものです。
そして口癖はご自身にとって当たり前すぎるものなので、ご自身でぱっとおもいつかないかもしれません。
思いつかない場合は、普段一緒に働いているメンバーや、一緒に時間を過ごすことが多い家族や友人に聞いてみるといいかもしれません。

Andyコーチは、口癖はいまのご自身を知るのにぴったりなものだと考えています。
今年度をどのように過ごすかを考えるうえで、将来の自分はいまの自分の延長線にしかないので、現時点の自分を知ることは重要です。
ぜひ無意識な自分を知ってみましょう。

日常から問いに触れたい方へのおすすめ

今回は、新年度にぜひ考えてみていただきたい5つの問いをご紹介しました。
パッと5つとも出てくる方もいれば、時間がかかる方もいらっしゃると思います。
それぞれのペースで構いませんが、一旦考えて言語化してみることが何よりも重要です。

一旦言語化できたとしても、問いやその時の答えを思い出して考え直したりすることもあるでしょう。
これをコーチングにおいては「オートクライン」と呼びます。

「オートクライン」とは、自分が話したことば(内容)を自分で聞くことによって、自分が考えていたことに気づくこと

https://coach.co.jp/30/20160829.html

5つの質問を考えることで、問いの力を感じていただけると嬉しいです。

問いに普段から触れたい方には、Andyコーチが運営しているnoteメンバーシップ「Salon de Andy for Managers」をお勧めします。
毎週厳選された問いをAndyコーチから投げかけますので、自分自身だけではできない自己理解ができるはずです。
ぜひ気になる方は下のnote記事をご覧いただければと思います。

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