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#23 初めての出産立ち会い記

妻の出産に立ち会ったのでその体験記を書きます。
正直に言いますと、私は血を見ることがハイパー苦手で、立ち会うのが非常に怖かったのですが、なんとか立ち会うことができて良かったです!
我が子が産まれるのに、妻がどれだけ大変な思いをしたのか、子どもが産まれた瞬間から泣くまでのなんとも言えない緊張感、無事大きな声で泣いてくれた安心感など、多くの感情が揺れ動く1日でした。
熱心かつ親身に寄り添っていただいた、お医者さん、助産師さん、看護師さんなど多くの医療スタッフの方には感謝の思いでいっぱいです。

以下、自分用のメモとして、スピード重視で時系列で記載。

8/7(月) AM2:30頃 妻が陣痛@自宅
→予定日を過ぎており、もともと8/7(月)14:00に入院予定だったため、明け方病院に行きそのまま入院となった。
→その後、私はいつでも病院に駆けつけられるよう、電話を握りしめながら待機。

8/7(月) 陣痛促進、頚管拡張
→いつでも電話を取れるようにと言われながら待機。その夜は結局連絡なし。

8/8(火) 12:00
→妻から電話。13:30頃までに病院に来てとのこと。自分で飲む用の飲み物を持って落ち着いて移動するように、とのこと。

8/8(火) 12:30
→私、病院到着。PCR検査をして陰性となったので分娩室へ。いまだかつてないほどソワソワした。

13:00 妻と対面。
陣痛でかなり苦しそう。まだ子宮口が8cmの状態。10cmにならないとお産に入れない。私は、お腹の痛みが来るたびに、テニスボールでお尻を押してあげたり、腰をさすってあげたり。その場にある医療機器について教えてもらい、陣痛度合い、赤ちゃんの呼吸の状態の確認の仕方を教わった。

13:30
9cm。陣痛がきてもまだいきんではいけない。

15:00
9.5cm 妻が脱水症状?により38℃の熱。15:30までに10cmに到達しないと帝王切開と言われる。事後談、妻は苦し過ぎて帝王切開にして欲しいと言いそうになったがグッと堪えたとのこと。

15:30
なんとかギリギリ、子宮口全開と判断される。

15:30-17:19
陣痛のたびに息み続ける。お腹の中でつっかえてしまい、何度いきんでも出てきてくれない。30回くらい息んだと思う。苦しそうな妻をずっと見てるのもなかなかしんどい。ああ、早くお外に出てきておくれ。
私はそう願いながら限界を迎えそうな妻を必死で励ましたり、うちわで仰いだり、体を支えたりしていた。正直妻の大変さの割に私ができることが少な過ぎて、無力感。こんなにも長い時間痛みに耐えるのは尋常じゃない。しかし、妻からは近くにいて励ましているだけでもかなり力になったとのこと。
本当にちょっとずつ赤ちゃんがお外に近づいてきている。陣痛が来るたびに、ありとあらゆる体勢で息み続ける。

17:19
吸引分娩により、無事出産。私大号泣。鼻水止まらない。妻、こんなにも大変なお産だったにも関わらず、残された体力を振り絞り赤ちゃんがちゃんと呼吸できているか心配していた。赤ちゃんは体をキレイにするために、医療スタッフの皆さまとともに分娩室の外へ。

17:24頃?
分娩室の外からギャンギャン元気な鳴き声が聞こえてきて安心😮‍💨妻は体力の限界で疲れ切った様子。医療スタッフの産後の処置をとっていただく。

17:30
私、初めて我が子と対面。人差し指を差し出すと手を握ってくれた。あヽなんと尊いことか。小さくはあるが、この子が妻のお腹に入っていたのかと思うと、それにしては大きく感じる。医療処置が必要なため、我が子と1分くらいしか会えなかったが、ここはプロフェッショナルの皆さまに任せるしかない。万事順調に進みますように。記録用に写真2枚と動画を撮影した。

17:31
妻も事後の診察があるので私は1人、隣の部屋に。実家の両親へのご報告を入れる。両家とも一瞬で既読がついた。きっと気が気でなかったはず。

18:00
妻と対面。疲れ切っているが、安心感も伺える。2人とも無事で本当に良かった。(鼻水止まらん)

18:20
病院のルールのため、私はそそくさと病院を立ち去る。今どき感染症などのリスクがあるからこればかりは仕方ない、、、

8/9(木) AM2:30
数日間まともに寝ていなかったので、一度は爆睡したものの、やはり興奮しているのか目が覚めてしまう。確かに我が子が産まれたけれど1分くらいしか会っていないので、本当に産まれたのか?幻だったのではないかと不安になる。
不安で寝れないので記憶が新しいうちにこの日記を書いている。


コロナ禍や仕事の都合で立ち会いできない夫婦もたくさんいらっしゃると思う。立ち会いができたことに感謝し、今後の育児に励んでいきたいと思います。

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