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「自分こそが正しい。」という"思考停止"状態

某SNSを利用しているのですが、投稿に対する反論に対して反論で返す事はしません。何故ならば"無駄"だからです。


では、何が"無駄"なのか?人間は利己的な生き物です。だから「自分こそが正しい。」という"自我の牢獄"に自ら閉じこもっている。だから、"無駄"なのです。


人間は「自分こそが正しい。」と思った瞬間から、他者の意見を聞かなくなります。もっと言うと、聞いてはいるが、認めたくない訳です。


他者の意見を認めてしまうと、自我が崩壊する訳です。ですから「自分こそが正しい。」という"自我の牢獄"に閉じこもる事で、己の自我を防衛しようとします。


この「自分こそが正しい。」を修正してあげるのは容易では有りません。自分こそが正しく、他者は間違っているので、彼らは他者の意見を聞いたり、「色々な意見があっても良い。」という柔軟な対応が出来ないのです。


つまりは、それ以上の思考的ないし知的広がりを期待する事は出来ません。彼らは、「自分こそが正しい。」という"自我の牢獄"に閉じこもり、他者の意見を聞かない、或いは、考えを改めないという、一種の"思考停止"に陥っているのです。


"思考停止"状態の人間には、何を言っても無駄です。思考を停めてしまっている訳ですから、聞く耳を持ちません。自分の思考は自分の力でいくらでも変えられます。しかし、"思考停止"した人間の考えを変える事は容易では有りません。殆ど不可能に近いと言っても過言では有りません。


従って、反論に対して反論で返す事は"無駄"なのです。反論する人間は"思考停止"している為、それに対する反論など聞きはしないのですから。


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