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絵のない俳画「清明」俳句+

清明や降る雨さえもすがすがし

 雨の朝となった。風も強く、有り体に言えば嵐だ。清明という朝ではない。空は見事に曇り、一筋の陽光もない清明の朝。
 それでも今日は清明。そう思えば流れる雨水さえ清らかに見えるではないか。

 理想と現実に折り合いをつける清明の朝。

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