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息を吐く年越し明けて息を吸う

 今年最初のしりとり俳句です。
 年明けの決まり文句「明けましておめでとうございます?」に甚だしく疑問符のつく状態で、新しい一年が始まりました。

 昨年最後のしりとり句は「いき」で終わりましたので、今年初句は「いき」でスタート

 「いき」から始まる言葉ということで「生きる」「生きている」とか「生き恥」なんてのも考えたのですが、どうも後が続かず。
「生きている」なんては、@311シリーズの小説キャッチタイトルともろ被りしているし……。
 などと考えながら、作ったのですが、そうしたら想定外。とまどっちゃって、ちょっと投稿するのに間が空いた。

 ――なんとか年越せたぁ~と除夜の鐘でも聴きながら息を吐いて、年明け   て息を吸う。

 なんて情景を思って作ったのですが、現実は、年明けて「すぅ」と息を吸ったら、衝撃に止まったといった状況でしょうか。

 正直、文字どおり生々しい「生」の字を使ってないにしろ、不安なのにどこが呑気なこんなヘボ句を出していいんだろうかと躊躇もあったのだけれど、やはり文字どおり(いや、誰もよく見てないから大丈夫)と開き直って投稿。
 本当に一寸だけど、「生」の字を使って詠み直すことも頭を過ったが、年明け早々に生死の際に立たされた方々を思うと、はばかれてしまう。ヘボだから、世情事情を踏まえつつ上手く表現できないの。

 もうホントに早く被災した方々が、ほっと息を吐いて、元気出して息を吸えるようになりますように。

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