紅白歌合戦からもう一週間が経ちますが、私は、YOASOBIの歌った「アイドル」の場面の録画を何回も見ています。

普段、紅白歌合戦の録画はしないのですが、今回は大好きな伊藤蘭さんの歌唱を留めておきたくて録画しました。蘭ちゃんはとっても素敵でした。親衛隊の皆様も素晴らしかった。ずっと素敵でいること、ずっとみんなの心を躍らせることは、並大抵の努力で出来ることではないと思います。全キャンディーズファンのために、本当に頑張ってくれているんだなと思うと、嬉しくて嬉しくて親衛隊の方々と一緒にテープを投げてる気持ちで、応援しました。

そして、その少し後のYOASOBIの歌う「アイドル」に、度肝を抜かれたわけです。たくさんのアイドル達が、次々に登場して、立て続けにそれぞれが最高のパフォーマンスを見せていく演出でした。まさに今、それぞれのアイドル達のファンが、びっくりして感激して、テレビの前で、感涙してるに違いないと思うと、それだけでもう感動して涙が出ました。あれだけたくさんの雰囲気も音楽性も違うアイドル達が、一つのステージを作り上げることが出来るんだと、感激しました。

アイドルってすごいなと思います。私は、幼い頃から本当にたくさんのアイドルに憧れて、元気をもらって、生きてきました。今は、サブスクで多くの曲が聴けますが、中学生の頃はこの曲に励まされたなとか、あの時このアイドルには救われたなとか、思い返すと、長い間、様々なアイドルに支えられてきたことを実感します。

それは理屈ではなく、自然に、心が動いて明るくなれたとか、いつのまにか苦しみから解放されたとか、そういうことです。どうして？どこが？と聞かれても完璧には説明できないし、誰かにわかってほしいというものでもないのです。

もう引退されたアイドルでも、曲を聴いたり映像を見たりすれば、すーっとその時代のウキウキした気持ちが甦って元気になります。また、今でも素敵に活動されている方々の姿には、これからの生き方を学ぶことも多いのです。

アイドルに憧れる気持ち、大好きだという想いは、とっても大切にしたいと思いました。何があっても、それは見失ってはいけない、自分だけの大事な宝物だからです。困難な状況でも、そのアイドルを思い浮かべたり、歌を口ずさんだりするだけで、強い気持ちになれるというのは、心の中に何にでも効く特効薬を持っているようなものです。

今年も、大好きな人を大好きだと思う心にみんなが救われますように。みんなの心の中のアイドルが、元気に活躍できますように。🐲