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中学卒業式前最後の学校に行きました

 中学卒業式前最後の登校日。中学校生活が終わってほしくないわけじゃない。でも、なんか重たい気持ち。

 友達との別れが寂しいとか、それで作られた気持ちではないと思う。これについては、多分、卒業した後に、寂しさを感じることになるだろうけれど。

 「最後」。これが生み出すこの気持ち。卒業式というものが、もう行われるんだぞ、私たち、もう卒業するんだよ、と、そういう、理屈は分かっているのに不思議に感じてしまうようなそういう気持ちが今、私の心にある。

 入学した時は、卒業式なんて考えてもいなかった。なんなら修学旅行だって、「遠いな。早く来てほしいな。」と思ったことを覚えているくらいだ。それくらい、卒業式は遠い遠い話だった。その卒業式がもうすぐやってくる。

 受験だって、「勉強が大変な受験シーズンに入ってほしくないな」と、1,2年の時に思っていた。その受験をもう終えているのだ。乗り越えているのだ。これって、かなりでかくないか。

 おかしい。小学校の卒業式がまだ記憶に新しいのに。もう、中学校の卒業式か。

 でも、冷静にこの中学校生活の思い出を1つ1つ振り返っていこうとすると、この中学校生活が長かったことに気づく。1,2年の頃を振り返って、そこから今の時間まですぐに行けるか、ということを考えると、どう考えてもここまで来るのに時間がかかるし。こうやって考えると、長かったのだ。色んなことをしてきたのだ。

 この記事の初めに、「中学校生活が終わってほしくないわけじゃない」と記した。これは、「次に進みたい」という自分自身の気持ちから出ていると思う。楽しい中学校生活だったけれど、次に進む。高校生活へと進む。高校生活も楽しいものになるよう、努力していきたい。高校生活も短いだろうけれど、長くなるように。


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