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フランス

今から12~3年前フランス旅行へ行った。
あれは確か・・・30代後半。

「そうだ、パリへ行こう」
長年勤めた会社を休職してフランスへ向かった。

エッフェル塔、凱旋門から、ルーブル美術館、オランジュリー美術館、などいくつか美術館を巡った5泊7日の1人旅だ。
特にルーブルはとてつもない広さで、丸2日かけて回った。

宿泊したホテルは庶民的なお値段だったし、事前に仕入れていた情報もネガティブなのもが多かったが
人も(普通に)優しく、街もトイレも割とキレイで、スリやひったくりにも合わず、ふわふわと美しき非日常を味わい尽くす旅となった。

もうすぐ52歳になるわたし
そろそろ短期記憶がやばいことになってきていて
あの日のフランスの面影も薄れている今日この頃。

美しい街並み、オシャレな国民、焼きたてのクロワッサン
何故かわからないけど白い馬が立ってたなぁ・・・断片的な記憶。
黒いベレー帽(たぶん)をかぶったおじいさんに突然話しかけられたなぁ・・・とか。

そんなうっすらした記憶だが、あの日わたしは確かにフランスにいて、そこの空気を体いっぱいに取り込み、今でも少しは刻み込まれている。

あれから十数年経ち、旅の記憶は日々上書きされている。
これまで紆余曲折あったけど(だからこそ)、つかめた想いもあり、だからこそ、また行きたいフランスがある。

数年後、行くと決めた。
その時、自分がどんな自分でいて、何を考えていて、何を大事にしているのか楽しみにしていよう。


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