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良くも悪くも妊婦らしい生活【妊婦エッセイ#5(妊娠20週~23週)】

妊婦エッセイ第5回は、妊娠20週〜23週(妊娠6ヶ月)について書いていく。
妊婦のマイナートラブルを経験したと共に、赤ちゃんの成長を実感した時期となった。

(前回の妊婦エッセイ#4はこちら↓)

一難去って、また一難。大きさは違えど、妊婦ってトラブルが多いなぁと実感…。

突然の肌荒れ

前回の記事で書いたように、子宮筋腫の炎症という大きなトラブルに直面した私。痛みは幸いにも3日ほどで収まってくれて一安心だった。

良かったぁ〜と思った矢先、今度は急に顔と首が猛烈に荒れた。顔中赤いぶつぶつで覆われて、見るからに痒そうな状態に…….。痒いだけで痛みはなかったものの、大きなショックを受けた。というのも、肌には元々自信があったから。

たまに大きなニキビが出来るくらいで、肌荒れに悩んだことはほぼない。メイクしてもらうときはいつも、肌キレイですね〜と言ってもらえて、肌だけは自慢だった。

なのに、このひどい有様はなんだ。鏡を見るたびにショックで落ち込んだ。一体なぜだ。日焼け?実家に来て化粧水や乳液が変わったから?

ちょうど子宮筋腫の経過観察で病院に行ったので肌荒れのことも話すと、「うーん、原因は分からないけど、秋の花粉症かもしれないからアレルギーの薬出しますね」とまさかの回答。いや、たしかに春の花粉症はあるけど違うやろ、と思ったが何も言わなかった。

数日様子を見て、悪化はしなかったが花粉症には納得がいかず(笑)、結局皮膚科へ。先生から「なんか化粧水とか変えた?」と言われ、やっぱりそうだよな!! と思った(笑)。

塗り薬を出してもらい、数日後に無事回復。妊婦は肌荒れしやすいと聞いてはいたけど、思った以上にひどかったので焦ったな~。

3ヶ月ほど前倒しの里帰りが決定

子宮筋腫の炎症を機に、急遽里帰り先の東京の病院に行ったのだが、その後も東京にいるか、山梨に帰るかは宙ぶらりんの状態だった。

でも元々通っていた個人病院の先生からは「うちじゃ見きれないかも」と言われており、子宮筋腫の炎症も再発の可能性があると言われたことを受け……家族で話し合った結果、東京の実家に滞在することにした。

本来の予定から、3ヶ月ほど前倒しでの里帰りに。山梨の自宅はもちろん何も準備してないし、夫にも申し訳ないと思ったが、こればっかりはしょうがない。夫には、都合のつく週末に実家に来てもらうことになったのだった。

そういえば…な、あれこれ

「そういえば、つわりはどうなったの?」とある日母に聞かれ、そういえば終わってるな…と気づいた。

安定期に入っても、少しつわりが残っていたのだが、子宮筋腫のドタバタ騒ぎがあった間につわりの存在を忘れていて。気づいたら終わっていたのだった。なので私の場合、妊娠7週~19週位までの間がつわり期間だったようだ。

あと完全に書き忘れていたが、そういえば、18週頃にかすか~に胎動を感じていた。

この頃は、自分の血管が少し痙攣してるのかな? と思う程度だったので確信はなかったが、20週頃には明確に動きが分かるようになった。と言っても胎動を感じられたのは私だけで、両親がお腹に手を当てると不思議と静かになってしまい、共有できず(笑)。

でも夫が実家に来たときに「お腹をじっと見てると動いてるのが分かるよ」と伝えたところ、タイミングよく動いてくれて、夫は無事に胎動を見ることができたのだった。実感してもらえて良かったな~と思った出来事だった。

友達の結婚式へ

妊娠中に友達の結婚式が2件入っていたので、マタニティ用のワンピースを買いに行くことに。無事に買えたと思ったら、店員さんからセール品のママコートの激押し営業を受けた(笑)。

その頃は9月。まだまだ暑かったので「コート!?」と思ったが、色々説明を受けていると便利そうだし、何より半額になっていたことに惹かれてついでに購入。

結果、執筆現在(12月末)は毎日のように着ているので、買ってよかったということにする。ママコートなら、妊娠中の大きなお腹でもしっかり前が閉められるから、実際便利!

結婚式当日は、10月なのに気温15℃の冷たい雨。屋根はあるものの屋外だったので、かなり寒い中だった。とにかく身体を冷やさないよう、できる限りの防寒をして臨んだら、安心して楽しめた。

あと、挙式中の椅子は少し座りづらいものが多いが、ブランケットを座布団代わりにしたら座りやすくなったので、妊婦さんにはオススメしたい。

恥ずかしがり屋さん

健診で超音波スクリーニング検査を行い、赤ちゃんの状態を詳しく診てもらった。特に異常なしということで一安心だったが、一つ気になることが…。

それは、20週をとっくに過ぎているのに、まだ性別がはっきりしないこと。毎回、身体の向きの関係で判断できないと言われ続けていたのだ。

今回のスクリーニング検査で分かるのでは?と言われていのだが……なんと、赤ちゃんがずーっとあぐらをかいていて見せてくれず(笑)。先生もかなり粘って見てくれたのだが、一向に分からなかった。

結局、「ここに線が入ってるから、多分女の子!」みたいなあやふやな回答をいただき終了。まあ、どっちでもいいんだけどさ。恥ずかしがり屋さんなのかな?

妊婦らしい生活になってきた

この辺から、いわゆる妊婦らしい生活になってきたな~と感じた。マイナートラブル・胎動・かなり早いけど里帰り……。お腹も大きくなってきたしね。

赤ちゃんの動きが分かるのは、大きな安心材料でもあるんだなと実感したな。ゆったりしつつも、動きやすいこの時期を楽しめるといいですね。

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