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身の上相談① 嫌な上司との付き合い方

はじめに

男女、地位問わず、相談を聞く・意見を言う立場になることが多々ある。

内容は、仕事のこと、
パソコン、スマホ、カメラなどデジタルツールのこと、
恋愛、結婚、離婚など男女間のこと、
対人・友人関係、バイク、クルマのこと・・・などいろいろ。

相談される理由は分からないが、
中学生以降、今に至るまでずーっと聞いている。
見た目が「お地蔵様みたい」と言われたこともあるから、
外見が「悩みを聞いてくれるのかも」という印象を
抱かせているのかもしれない。

もしかすると、
フリーランスの立場とか、好きなことして暮らしているという生き方が
「多角的な意見を言ってくれる」と見られているのかもしれない。

知ったメンバーでの女子会に呼ばれることもある。
自分は良くも悪くも何とも思っていないが、
最初は断る。
「男が1人だけいたら変な空気になるでしょう」と。
でも「聞いて(教えて)欲しいことがある」と言われると、
『人助け』と思い、出席する。

妻からも「女子会に混じれる人」と、お墨付きを得ている。
私:「○○の女子会に呼ばれたから行ってくるわ。夜ご飯いらないよ。」
妻:「あのメンバーね。いってらっしゃ~い」
これが普通の会話である。

時には、心が疲れて休職中という相手から誘われて、
傾聴をすることもある。

カウンセリングの資格は持っていないが、
これまでの仕事で出会ったその道のプロフェッショナルから聞いたことや、プロが書いた本などで「話を聞く側」の知識は少しずつ増やしている。

相手を傷つけてしまわないために、
話を聞く側もある程度の方法・手段・回答を持ち合わせていることが
大切だと思うからだ。

これまで聞いて、いち意見を述べてきた話を、
少し残してみようと思い立った。
もちろん、プライバシー、個人特定に関わることは省略し、
大ざっぱにはなるが、
同じような悩みを持っている人のためになるのかなという、
自分としての試みである。

あくまで、私の答えは40数年の人生経験で得た『いち意見』。
自分の答えが100%正解とは思っておらず、
「こういう見方もある」という提案にすぎない。

参考までに、誰かの心を軽くする、何かのヒントになればうれしい。

口うるさい上司の接し方~

「他人は変えられないとあきらめて、次の一歩へ」

どんな仕事現場でも「あの上司が嫌い」などと話が持ち上がる。
上司というか、自分よりも立場が上の人に対して
「うるさく言ってくるのが嫌だ」
「細かい指摘・指示をしてくるのが面倒くさい」
「話もしたくない」
「見るだけで怒りがこみ上げてくる」
などと不満が出る。

そんなとき、僕のいち意見は
「相手はいい年齢なんだから、
 いまさら性格は変わらないし、変えられない。
 あきらめて、その相手と接する場合に、
 ストレスが今より減る方法を考えてみたら」
である。

性格は、自分自身のものなら、変えることはできると思う。
「今のままの自分ではダメだ」みたいに思い立てば、
努力をして変わることもあるだろう。
または、置かれた環境で変わっていくこともある。

僕もそう。昔は完璧主義で真面目だったが、
家族の介護など、あれこれ身の回りで想像を超える大きな変化が起きて、
結果的に完璧主義はやめた。

「心はいつもニュートラル」で、
風に吹かれて、流されて、今を生きるようになった。
これが結構、心地いい。

他人の性格は、他人があーだこーだいっても変わらない。
変えようとしても無駄に終わるので、
自分にとってメリットがある接し方を探すと、
前に進めるのではないかという提案だ。

こうすることにより、人それぞれで「すること」の想像が膨らむ。
選択肢の例を挙げると
・いままでどおり、その上司の言うことを聞き、
 「この人はこういうものの言い方しかできない、かわいそうな人だ」
 という目で見るようにする

・物事は永遠に続かないと割り切って考え、
 付き合い方を変えずにそのまま働く

・問題の上司より上の立場の人に「どうにかならないのか」と現状を伝える

・その人の下では絶対働きたくないので、
 その職場を去る(異動願い、退職、転職など)

・・・etc

決めるポイントは「自分がラクに、幸せになっていくか」。
仕事で身を、心を、滅ぼしてはいけない。

写真説明

猫(右側手前)がスズメ2匹(左側奥)を狙っているかと思いきや、
実はスズメが怖くておびえて
「ニャッ・ア・ア・ア・ア・・・」と声が震えている猫の様子。
強気な上司も意外にビビリなのかもしれない。





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