真珠腫性中耳炎治療の記録③

入院1日目(手術前日)
2023年春の某日(木曜日)12時過ぎ

病院最寄り駅付近のファミレスでランチをとり、病院へ。
書類提出、手続き後にPCR検査を受ける。
とにかく、無事にこの日を迎えられ安堵する。

看護師さん(以下、「Ns」と記す)が迎えに来て小児病棟へ移動。
プレイルームの場所、本の借り方、ベッドの使用方法、入院生活のルール等の説明を受け、パジャマに着替たくらいの時間に、薬剤師、オペ室Nsが来室し、説明を受ける。
その後、外来に行き、ずっと私がホームページで見ていたDrからオペ前の診察をうける。
カメラで耳の様子を見て、Nsに投薬指示を出し、私と子に事も無げにオペの説明をして、対象の耳にマークを付ける。
この流れには安心感しかなく、まだ入院初日なのにA病院を選択した自分を褒めてあげたいと思った。

血液検査の結果から、スギなど複数物質にアレルギー反応が高いことに触れ、鼻炎は鼻すすりの原因になるため、舌下免疫療法を一つの手段として軽く提案される。
今まで、地元のかかりつけ耳鼻科に保育園児から数年かかり、血液検査を受けていて「ひどいわね、、、」と言われるのみで、一度も舌下免疫療法を提案されたことがなかった。
治療に数年かかるため避けていた面があったが、手術後は近隣で実施している医療機関を調べようと思った。

病室に戻り、入浴後、点滴のルート確保、薬剤投与と進み(←入浴が先か後か自信がない)、子どもの元気が徐々になくなっていく。
夕飯を6ー7割程度食べたところで、Nsから帰宅を促されて入院1日目が終了。

~以下、疾患名判明から入院をむかえた私の気持ち~
よく、一般的な病気の診察や治療は「かかりつけ医」へと言うが、その「かかりつけ医」が信頼に値するかどうか、一般人はどのように判断すればよいのかと半ば怒りを込めて感じる。
ちなみにこのクリニックは子連れでかかっている知人も多く、医師は人当たりが良いと評判で安心している自分もいた。
一方、A病院出身の開業医なら、就学前検診の聴力再検査で「鼓膜の動きが多少悪いけど、よく聞こえているから!」と終わらせることや、初回の耳垂れを漫然と経過観察としなかったと思う。
知人に「行かない方が、、、」と言うつもりはないし、季節的な花粉症の治療や、小児の耳掃除等で通う分には申し分ないのだろうが、今後私と子どもがこのクリニックに通うことはない。

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