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あなたも初代になる♪

♪ 若い方に特に!諦めないでもらいたい。
  いつも そう思っています。
 どの時代にも同じ思いをする若者はいたのですから。
 私も「縁のないこと」と思っていましたから。
 私の話をしますので、ちょっと興味があれば聞き耳を立てるように覗いてください。
 (* ̄▽ ̄)フフフッ♪

下記の投稿をした。

私の20カラット(歳)くらいまででしょうか、高級品といわれる外国車やブランド品を持つ人は、と~~~~っても少ない・・・というか 持っている人がいないに近かった。
ブランドと言いつつ・・・例えが悪いですが、今ではリサイクルショップでも扱われないもの、¥100の値がつくような商品が「ブランド」「有名メーカー」「高級」品という時代でした。

突如として21カラットくらいから「レノマ」のバックが流行します。
「レノマ」を持ってる女の子は、今でいう ちょいとリッチなセレブなお嬢様気分というわけです。
就職祝いに私も「レノマ」のショルダーバックを頂きました。
元カレからのプレゼントも「レノマ」。
誰もかれもが、女の子が持ってるのはレノマだらけでしたね。

25カラットあたりから女性のファッション誌「JJ」「CANCAM」が世の中に出ると一斉にルイ ヴィトンが一世を風靡します。
少し後にグッチ、カルティエ。
エルメス、シャネル、ブルガリやフェラガモも同じ時期でしたが、これぞセレブ中のセレブの持ち物でした。
ただ OLの方は、ボーナスで買うという方も多かったですね。
フェラガモの靴が手に入ったのは、30代半ばだったでしょう。

大学生の女性をはじめ、一番欲しいブランドバックはヴィトンでした。
持っている子、クリスマスなどに送る男の子・貰う女の子は羨ましい限り。

・・・と私は買えませんでした。
当時10万、20万するバックは高価で買えなかった。
欲しくても買ってもらえなかったし、自身で買えなかった。
諦めるしかなかった。
しかし、持っている子もいる。
それも親族からのお譲り。
羨ましかったですね、何故 我が家にはないのか? ご先祖のことを知らされても何もない。
何故、あの子の家はあるのに、私の家にはブランドのお譲りないの?と悲しかったです。そんな年頃でした。本当に疎外感さえ感じていた。
それくらい、ファッション誌はブランド品ばかりが・・・。

そんな時に助け船が出ます。
大正生まれの祖母の代から続いていること。
国内に百貨店が出来て 暫くして始まったこと。
母曰く、

百貨店の友の会に入りなさい。
預金と一緒に百貨店の友の会でお金を貯めなさい。
必ず あなたを助けてくれるから。
あなたが結婚しても助けてくれるから・・・。
おばあちゃんもお母さんも、そうして助けられてるから。

ブランド品を欲しがるくせになんの対応もしない私へ、母が煩いくらいに口にする。
そこで、地元百貨店1店の友の会へ入りました。
12ヶ月・・・我慢の日々でした。
毎月1万円が給料から飛んでいく。

ある日 ハガキが百貨店から届きました。
友の会満期のお知らせ。
定期預金満期と同じ感覚で取りに行く。

一年間有難うございました。
12万円に1ヶ月分の金券を一緒にお渡しします。

え?12万円に1万円の金券プラス?え〜!!!!!!!!
12万だけど・・・13万円!!!!!!!
13万で買えるものが見えてきます。

ブランドバックを買うために2年から3年我慢したら買えることに気がついた。

毎月5000円なら満期に5000円プラスされる。
以前の投稿に残しましたが、人は面白いもので貯める事で入手できる品が増えると使うことに慎重にもなります。
お金の動かし方が変わります。
よく利用させていただく百貨店の友の会制度を学びます。

人によっては、百貨店の友の会をよく言わない方も。
しかし、どんな世の中になっても・・・自身の現金の云々が厳しい時に、お祝いやお中元・お歳暮など必ず社交辞令で必要な時に大きな買い物をしなければならないときに、百貨店の友の会は助けてくれました。
介護が必要になった母のための寝巻きや靴・箸やスプーン・フォーク・・・本当に泣きたいくらい出費が大変な時に友の会や友の会金券は助けてくれました。

大正生まれの祖母、そして母が続けてきた理由がわかったのです。

何より、ブランド品をはじめとする名品を働いてきた自分の収入が金券となり、手にできるようになった。
あんなに我が家には何もない。と悲しかった自分が居なくなったのです。

ご先祖は形を変えて私へ、百貨店の友の会の形で残すべきものを気がつかせてくれました。
確かに名品はなかったけれど、私が次世代へ引き継げるものを残すことができるようになった。

初代である。

百貨店をヨイショしません。
この投稿は、宣伝広告でもありません!
しかし、大正時代から各百貨店に未だに残っている百貨店友の会の存在を利用しないわけにはいきません。
友の会は百貨店を支えるためなんていう人います。
しかし、どんな世の中も互いに持ちつ持たれつ 支え合ってこそ!!
大正時代から主婦をはじめとする女性の強い味方であったことには間違いない。

私は、そんな高価なものを買えない!
そんなふうに思う前に、自身のお金の動かし方の一つとして友の会をフル活用して頂けないかと思います。

何もない家系なら、私が初代で築き上げる♪

そんな素敵な人になってください。
銀行預金と百貨店友の会は大切に♪

百貨店友の会制度、心から感謝しています。
祖母・母・・・そして私を長きにわたり支えてくださって有難うございます。
コレからもどうぞよろしくお願いいたします。