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いちばん おめでたくないかも♪

※ 下記は、これこそ 人それぞれです。
この投稿は、あくまで 私の視点です。
少々!?愚痴かも。いえ、愚痴に始終しないことを願いつつ。似た環境の方の心の支えに少しはなってくれたらと思います。
跡継ぎ・次世代という言葉が大嫌いで逃げたくても逃げられなかった
若い頃の私のように♪

昇進=昇格=役員おめでとうは・・・おめでたくない。
下記の投稿は、苦笑・大笑いしつつ読ませて頂いた。

これでもっと添えると・・・昇進したくてした人、昇進するつもりでなくても昇進した人は・・・こぞって・・・

自分をすり減らして(努力して)である。
縦横のことを様々考えて。
定年して気が付いたら・・・・何かポッカリと穴が開き・・・空しくなる。部下が増えて・・・給料が増えて・・・欲しいものが手に出来て。

※ 人は、そんなことで幸せを感じ・・・喜び、終わるものではない。
この出世が大きくなると、定年後のことをよく考えておかないと空しさも倍増する。

※ 実際 そんな方の姿を老後の自分に重ねて考えている。

どんなに大手であって、個人経営・中小零細であっても、定年後 働く方も多い。
もちろん 老後資金にと言う方もいるだろうが、

※ 実際は、世の中に貢献して 自分が生きていることを感じていたい・必要とされていたいと思うからである。

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自慢では全くなく、私は創業者の娘として生まれた。
生まれた時から将来が決まっていたと言っていい。
づっと経営者の背中を見て育ってきた。
親子というより、師匠と弟子と言った方が正しい感じである。
そのせいか、他社勤めの頃は、他の女性と違い、「気が強い=好奇心が旺盛」「男性的」「自然に損得勘定が出来ている」「経営について」意見を求められることも多く、これは有難かった。
経営者の子供は、一度は水の違うところで経験は必要♪との言葉が身に染みてわかった。
実際、それを様々な職場・業種で経験して勉強になり今がある。
しかし、底辺では・・・

「社長さんの娘さん」「会社の跡取り」「負けん気が強い」「普通の女の子と違う」。これが付きまとった。
良し悪しの差は、人様が考える以上である。

歳を重ねると経験からくる気迫・迫力(貫禄:苦笑♪)がでて吹き飛ばしたが、若い女性であると、これは地獄的に辛い。大泣きしたいくらい。
そのせいか、派閥や出世や左遷・降格・創業〇年の息子・娘だの・・・他社・他者の話をきくと、心が痛む。

・「おめでとう」より「(苦労)大変さ」を思いやってしまい、言葉がない。

自社へ入ってからは一層だった。プレッシャーの連続。
有名家具店の父娘の騒動があったが、うちも似たり寄ったりであり(全てとは言わないが、有難い事に他社・他者も同じようである)、この時は お互い辛かろうに。騒がないでやって欲しい・・・という思いだった。

※ 互いに事業継承があるあまりに熱が入るのである。
  自分のビジョンがあるために引かない。

※ この騒動は、私同様 同じ環境の方には励みになったはずである。

この騒動の時 色々意見を求められたが、酷い意見を言った方がおり、思わず手があがりそうになった。
彼らの気持ちがわかってたまるか!黙っとけ!であった。(激怒!!!)

創業の長いところは、こんなものでないはず。
家具店の親子のようなことは、似たり寄ったり、どこも同じはず。
しかし、実際 どんなものなんだろうか?どんな思いだろうかと思っていた。
私の思いは正しいのだろうか。

そんな時に・・・京都銘菓で有名な八つ橋の経営者親子を追った番組があった。これには助けられた。

こちらも お嬢さんが跡取り。

レポーターの「経営者・・・創業者の家系に生まれるというのは、どんな感じですか」と訊ねたのである。
これには、驚いた。誰もが聞きたいことである。何よりも、私が!私と同じ環境の方が!

※ よく そのように尋ねられますが、生まれた時から自然に(経営すると
  いうことが生活に)入ってきている感じですから、普通です。
※ ただ 今までの経営を生かしつつ、どのように自分の色を添えていくか
  変化させていくか・・・そこを考えています。
※ 他の企業とかわりませんね(微笑む)。

創業年数関係なく・・・同じであり・・・正しい思いを持っていることを確認できた。

実は先週(令和2年夏)、同級生のご主人(同世代)が他界された。
この一報は、爆弾級に辛かった。
周りの先輩方から50代後半は体調変化を起こし 急逝する人が多いから気を付けるようにと言われてきたし、以前の病院職でも 患者さんが この世代で癌を発症し他界することが多いことを身をもって感じてきた。

過去の投稿にもあるが、この同級生のご主人のことが一層拍車をかけ、定年後のこと=老後のことを深く考え始めている。
共に、仕事をどのように引き継ぐかも考え始めている。

経営者=跡取り=役員。
「おめでとう」=公私ともに、自分の身の引き方までをぎりぎりまで考えておかないといけない・・・場を濁さずに、空しくならないために。
また、今まで働いていた時間を「何をして」充実させるかを。
やはり・・・

出世は、おめでとうとは絶対に言えない。
頑張って!健康第一で気を付けて!!の一言に尽きる。

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