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残念ながら適応障害ワーママはこの先どんどん増えると思う

休職生活をおくりながら、タイトルのようなことを考えています。

かつては受験・就活といった戦いを生き抜き、
社会では男社会に染まり、とにかく頑張る日々。
「頑張り癖」を身につけて、周りからの信頼も集めていく。

でも心の中では
「このまま仕事し続けるのかな…」
「私って仕事100%が幸せじゃないのかも」と考える。

縁があり、結婚し、子を授かる。
妊娠を機に変わる生活。
つわり、食事制限、お酒・タバコはもちろんNG、どんどん大きく重くなるお腹、仕事戦闘服(ハイヒールやタイトな服)はもう着れない…
でも仕事は「とにかく頑張る」癖がついてしまってる。

初めての育児が始まると、妊娠とは比べものにならないレベルで生活が変わる。異世界に放り込まれた感覚。
子どもに自分の生活をコントロールされてる感じ。
目の前の小さな命を守ることに必死になって、なんとか自分なりの「育児メソッド」を積み上げていく。

少し育児が落ち着いて、子どもが1歳になる頃には仕事へ復帰。
育児もあるし、仕事はほどほどに。なんて本人が思っていても、
周りはそれを許さない。
結局「とにかく頑張る」癖がまた出てきてしまう。

「私そこまでもう頑張れないよ」という気持ちと
「でも期待には応えたい」という気持ち。

仕事をとにかく頑張ると、家はぐちゃぐちゃに。
フローリングにはほこりが落ちてるし、ごはんはスーパーの弁当とレトルトの離乳食。
「これって私の望んだ生活なの?」
「いや、ちがうよね。家事もしっかりやらないと」

家においても「とにかく頑張る」癖が出てしまう。
こうなるともう自分をいたわる時間、自分を休む時間なんてほぼ皆無。

それまで仕事を頑張ってきた人ほど、久々に社会復帰できてうれしい気持ちや、周りから期待されてうれしい気持ちが出て、復帰早々アクセル全開の「仕事フルパワーモード」になりがち。
でも、これまで自分が積み上げてきた「育児メソッド」も崩したくない。
結局仕事も育児も全力投球して、自分のことは全部後回し。
自分の心と身体はどんどんおざなりになって、気づいたら「適応障害」なんてことになってしまう。

適応障害になってしまう人って、
繊細で気配りができて優しくて理想が高くてストイックで自分に厳しい人が多いんじゃないかな、と思う。
こんなワーママ、世の中に絶対たくさんいる。
もうすぐ4月。
職場復帰するママがたくさんいる季節。
夏~秋頃に「適応障害ワーママnote」が増えないことを祈ります。

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