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適応障害休職記録②(本格的に体調崩壊~心療内科予約)

記事をご覧いただきありがとうございます。
前回の記事では、育休から復帰し、体調を崩す兆候が出るまでの様子を記していきました。

つらかった出来事ですが、時間が少し経ってから思い返して文章に書き起こしてみると、少し客観的に振り返りができているような気がします。
また、私と同じく適応障害で休職されている方だけでなく、少し兆候が出始めている方にとっても、本noteが何か役に立てば嬉しいです。

今回の記事では、本格的に体調を崩し、心療内科の予約をとるまでの経緯を書いていこうと思います。


2023年12月 突然の嘔吐

育休から復職して4か月目の2023年12月。
前回記載した炎上プロジェクト(サポート役のような立場で参画していた別組織のプロジェクト)は相変わらずで、日中+子どもが寝た後~夜中の仕事をする生活を続けていました。
プロジェクトが鎮火する様子はなく、お客様からも怒られ、いつまでこんな生活を続けるんだろう…とネガティブなことしか考えられなくなっていました。

ちなみに、育休からの復職時に会社と取り決めた時短勤務は解除していませんが、深夜残業を止められたり、人事から何かフォローを受けたりはしませんでした。
1日トータルの労働時間はフルタイムかつ深夜残業ありだが、給料は下げられている…といった状態で正直驚きました(保育園迎えの夕方不在にする権利は得ていますが)

そんな中、ある月曜の朝、
家族で朝食をとっていたのですが、突然ムカムカしてきてしまい、朝食を嘔吐してしまいました。
吐いた後に水を飲んでみたのですが、その水も吐いてしまう始末。
娘の保育園の支度と送迎は夫に任せ、しばらくトイレの床にうずくまっていました。

まずは内科へ 数日の療養で一旦治る

胃腸炎や胃潰瘍などの胃腸の病気を疑い、まずは内科を受診しました。
問診では症状と日々の生活について聞かれ、レントゲンと血液検査を受けました。
検査の結果、胃腸には問題がないとのこと。
しかし内科の先生もお子様がいらっしゃる方で、「1歳の子どもを育てながらその生活は身体壊すよ…おそらく過労でしょう」と言われました。
その日は病院で点滴を受け、胃腸薬と吐き気止めをもらって帰宅。
さすがに有給をとり、1日療養しました。

療養の翌日は勤務するも、その翌日にまた嘔吐が再発しました。
上司から少し休もうと言ってもらい、土日と合わせて5日間ほど療養させてもらいました。
療養のおかげで、食事がとれるようになり復活。
少し勤務したら年末年始の休暇に入れるので、「あと少し頑張れば連休!」というモチベーションがありなんとか頑張れました。

年末年始はコロナ地獄

年末年始休暇が始まり、娘の鼻水がかなりひどく(ただ熱はなく元気に動き回っている)「風邪ひいてるな…」と思っていたところ、これがどうやらコロナだったようです。
(子どものコロナは重症化せず、ただの風邪のような症状でおさまることも多いようです)
2024年の年明けすぐに私が高熱を出し、喉の痛みと咳もひどく、休日診療所を受診したところ、コロナ陽性。
すぐに夫も同じ症状が出て、鼻をたらしながら元気に走り回る娘を高熱の親2人で育児していました。
この年末年始はひたすらつらかった…

2024年仕事始め 内部への怒りが爆発

成人の日が終わった頃には私の熱も下がっていたため、自宅で勤務を開始することにしました(ただし喉の痛みと咳は残っている状態)
「仕事が始まる…」というネガティブな思考からか食欲はなく、ゼリーやプリンばかり食べていました。

炎上プロジェクトは相変わらずで、ついに内部に対する私の怒りが爆発する事件が起こりました(私の知らないところで新規作業を計画し、お客様に説明した後、突然私にその作業を投げてくる…みたいなことをされました)
この事件以前にも、社会人としてビックリするようなことがいろいろありましたが、同じ会社の人間だし、カバーできるところはカバーしようと頑張ってきました。
もちろん私も保育園迎えのため夕方は勤務できない、自分の体調不良や子どもの急な発熱で休んでしまうなど、迷惑をかけてきたことは事実です。その点は申し訳ないと思っています。
しかし、内部とのコミュニケーションにももう疲れ果ててしまい、ついに限界だと思いました。

2024年1月 嘔吐生活の再来

私の怒り爆発事件は上司にも伝え、上司からプロジェクトメンバーにも注意してもらいました。
が、イマイチ響いているのか微妙な反応しか返ってこず…不安な状態は続いていました。

そんな中、また吐き気が。
もう無理だなと思いました。

再度内科を受診。
血液の精密検査を受けましたが、やはり胃腸などには異常なし。
遠回しに心療内科の受診をすすめられたような気がします。

心療内科に電話 予約へ

当初「心療内科」に抵抗があり、他に手だてはないものか…と、会社の人事が提供している外部の健康相談窓口に連絡をしてみました。
保健師さんと話すことができ、自分の生活や体調の状態を伝えたところ、やはり心療内科の受診をすすめられ、自宅から通える範囲の心療内科を複数紹介してもらいました。

いくつかの病院に電話をかけたのですが、だいたい初診は早くて数週間後。
人気のある病院は数か月後しか予約がとれないと言われました。
また、嘔吐の症状まで出ている場合は診察できないと言われた病院もありました。

幸いなことに、すぐ予約がとれた病院があり、電話をかけた翌日に伺うことになりました。本当に運がよかったと思います。

この頃の私の生活

食事はみかんや桃の入ったゼリー(1個100円くらい)を毎食1/3ずつ食べ、1日でゼリー1個を食べるような生活でした。
体調がひどく悪いときはそのゼリーも吐いてしまう。
ほぼ水分で生活していました。
また、年末年始のコロナの後遺症が残っており、ひどい咳や嗅覚障害も出ていました。
内科に行った際にコロナの後遺症についても相談したのですが、食事がとれないと体力や免疫もなくなるので、今の状態では後遺症も治らないと言われました。

夜中は自分の咳で何度も目覚め、睡眠もきちんととれていなかったように感じます。
栄養も睡眠も足りていないからか、日々の生活にも影響が出ていました。
物をよくなくす、車のドアに物を挟んで壊すなど、それまではなかったようなトラブルが相次ぎました。

本記事の総括

  • 食欲不振を超えて嘔吐の症状まで出ている状態は「もう無理」という身体からのメッセージです。とても働ける状態ではなく、日々の生活にも支障が出る状態ですので、早急に医療機関を受診すべきです。

  • これまで心療内科を受診したことがない方は、当初の私のように抵抗があるかもしれませんが、至って普通の病院です。自分の身体(もはや命)を守るためにも、必要なときにはためらわず電話していただくのが良いと思います。
    ※受診の様子は次回の記事で記載していきます。

  • 心療内科はとても人気(?)なのか、初診の予約がとりづらいです。自分で調べるだけでなく、会社で健康相談窓口などを設けている場合は、そこに情報提供を仰ぐのも有効だと思いました。

会社への不満なども書いてしまいましたが、
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
次回の記事では、心療内科を初めて受診したときの様子、会社に診断書を出したときの様子などを記載していこうと思います。

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