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コンテンツに「おもしろい / つまらない」が内包されていると思うべからず


2023年1月2日(月)朝の6:00になりました。

書くことは早起きの理由になりえます。

どうも、高倉大希です。




コンテンツにはじめから「おもしろい / つまらない」が内包されているのではなく、それを決めるのはコンテンツを受け取る人なのではないかと思っています。

たしかに、どうしようもないコンテンツは存在します。

ねらいがうわ滑っていたり、うわ滑っていることにすら気づいていなかったり。


ただ、それらも含めて「おもしろい / つまらない」をコンテンツ側に規定されてしまっては、すべての出会いが運任せになってしまいます。

せっかく人生の時間を割いて出会ったにも関わらず「コンテンツのせいでつまらなかった」と切り捨ててしまうのは、あまりにももったいないと思うわけです。


そんなことを考えていたら、元テレビ東京プロデューサーである佐久間宣行さんのYouTubeチャンネル「NOBROCK TV」にこんな動画が上がっていました。



テレビをほとんど観ることがないまま芸人になったEXITの兼近さんが、素人時代にナメていた芸人を発表するという企画の動画です。


オモんない人って簡単に人のことを「オモンない」って言うんですよ。

EXIT 兼近さんの発言より


この動画に「おもしろい / つまらないを誰が決めるのか」における価値転換が見事に凝縮されています。

コンテンツに「おもしろい / つまらない」を決められるのか、自分が「おもしろい / つまらない」を決めるのか。

どちらの方がコンテンツをより楽しむことができるのか。ただそれだけの話です。


世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない、ということです。

古賀史健(2013)「嫌われる勇気」ダイヤモンド社


仮に今日の記事を「おもしろい」と感じたのなら、それは誰のおかげですか。

仮に今日の記事を「つまらない」と感じたのなら、それは誰のせいですか。





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