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なるべく無駄なくベビー用品を揃える #最強の出産準備リスト を作りたい 【2023年版】

はじめての1ヶ月をもっと幸せにする「最強のファーストベビ服」という肌着一体型の新生児服をお届けしているuniの後藤です。

以前のnoteでも書いたとおり、私自身は、出産前には "産後の生活" を想像できませんでした。なので、妊娠中に産後の準備をするのが難しかったです。

妊娠中は、産後に向けて出来る限りの準備をしたいと思い(中略)、情報を集めては色んなものを買いました。当時、自分なりに産後の生活を想像して、自分なりに厳選して必要になりそうなものだけを買ったつもりでした。

実際に産後数ヶ月経ったいま振り返ると、役に立ったものもあるものの、結局つかわなかったり、必要なかったな〜ってものが多いことに気付きます。

色んなご意見をうまく解釈できずに迷走してしまった経験があるので、絶対的におすすめできる最強のファーストベビ服以外について、私自身は発信を控えていました。

ただ、最強のファーストベビ服のご購入者様から「おすすめのベビー用品を教えてほしい」とお問い合わせいただくことが増えてきたんです。

そこで、私なりに考えてみた「最強の出産準備リスト」をまとめてみることにしました。あくまで私独自のn=1の視点なので、異論もあるかとは思いますが、ひとつの参考になれば嬉しいです。

なぜ「絶対に必要」と言われるものが絶対じゃないのか

出産前に情報収集していた時点で、すでに違和感はありました。
ある人が「絶対に必要」と言っているのに、別の人が同じモノのことを「買ったけど必要なかった」って言ってたりするんです。

混乱しますよね。当時は、どうしてそんなことが起こるのかよく分かりませんでした。

でも、いまだったら分かります。

出産準備に影響する5つのポイント

何かが必要か必要じゃないかは、いくつかの前提条件によって異なるんです。以下の5つのポイントを確認いただけると、ミスマッチを減らしていけそうです。

1. ママパパの育児方針
2. 育児する自宅の環境
3. 産院
4. 季節、気候
5. 赤ちゃんの個性

それぞれ解説しますね。

ママパパの育児方針

これは、ママパパの育児に対するこだわりや考え方です。

母乳がいいか、粉ミルクがいいか?紙おむつがいいか、布おむつがいいか?絶対にどちらかがいいというこだわりがあるのか、どちらでもいいのか?

なるべく手間を省いて効率的にしたいのか、なるべく手抜きせずに時間や手間をかけてあげたいのか?

極力お金をかけずに揃えたいのか、多少お金はかかってでも良いものを揃えてあげたいのか?中古品やおさがりを活用するのか、なるべく新品のほうがいいと思うのか?

私は、何をやったとしてもなんだかんだで育児は大変だろうから、多少お金がかかったとしても省ける手間はなるべく省きたいと思っていました。手間を省くことで、より余裕をもって赤ちゃんと接することが理想です。

なので、この出産準備リストは、「手間を省くことなどせずに、赤ちゃんのために時間をかけてお世話したい」「お金をかけずに、なるべく安く準備したい」という方には適していないかもしれません。

育児方針が合う方の話を参考にしてみると、よりご自身に合った意見が聞けそうです。

育児する自宅の環境

ママパパが寝るのは、敷き布団なのかベッドなのか?赤ちゃんはどこに寝かせるのか?赤ちゃんの沐浴はどこでするのか?

育児するご自宅の環境によっても、必要なもの、便利なものは変わってきます。

ちなみに夫と私はベッドで寝ていて、出産前は「寝室、狭くてベビーベッドを置けないし、赤ちゃんはパパママと同じベッドで添い寝すればいい」と思っていました。

産後、こんなに小さくて繊細な赤ちゃんと添い寝するなんて怖すぎると思い、急遽パパがベビーベッドを用意してくれました。

お部屋の広さやレイアウトの問題もあるものの、ベッドで、かつママパパの寝相が心配であれば、ベビーベッドはあったほうがいいと個人的には思います。我が家の場合、タンスなどを移動したら、コンパクトなココネルエアーは何とか置けました。1歳2ヶ月になった今も使ってます。

ただ、ベッドインベッドを使われる方もいらっしゃるので、これもまた絶対的な正解はないですね…。
※「ベッドインベッド」とは、大人用ベッドの上に置いて使う赤ちゃん用ベッドのこと。

ギリギリ置けたベビーベッド(写真左)。狭いけど、大人用ベッドから近くて便利。

また、沐浴はキッチンで行っていました。なので、キッチンの作業台に置いて使えそうなベビーバスを選びました。お風呂場も脱衣所も狭くて寒かったので適していないと思い。これも、ご家庭の環境によって状況が異なりそうです。

産院で何を使うか

ママと赤ちゃんの退院後、スムーズに自宅等でのお世話を始めるための最大のポイントは「なるべく産院と同じ環境を整えること」でした。

妊娠中に両親学級やプレママプレパパ教室などでも練習はしたものの、やっぱり我が子のお世話のスタートは産院。オムツの替え方やミルクの作り方、飲ませ方など、赤ちゃんと一緒に産院で習ったやり方が自分の基準となります。

オムツやミルクって、銘柄によって意外とけっこう違うんです。ちょっとしたテープのとめ心地とか、粉ミルクの溶け具合とか。なので、自宅に戻ったときに、産院と異なることが多いと「あれ?産院ではできたはずなのに、なんかうまくいかない!」と、ひとつひとつパニックになります(私はなりました)。

具体的には、私は【紙オムツ、粉ミルク、哺乳瓶、お洋服】は産院と同じものを産後に購入しました。Amazon等で注文してすぐ届くのであれば、産後の入院中に注文するのがおすすめです。

ちなみに、これもあくまで私個人の意見として…哺乳瓶はピジョンが医療機関向けに販売している「母乳実感®直付け」がすごくよかったです。

赤ちゃんに合うことももちろんなのですが、パーツが2つ(乳首と瓶)だけなので、いくぶん洗う手間が減るのもポイントでした。(一般的な哺乳瓶は乳首と瓶をつなぐパーツもあるため、パーツが3つです。)哺乳瓶は何度も何度も洗うことになるので、ひとつでもパーツが少ないのは有り難かったなと思います。

瓶に直接乳首をつけられる直付けタイプの哺乳瓶が便利

あ、ですが、哺乳瓶も赤ちゃんによって相性があるので、できれば産院での飲み具合を確認してから購入することがおすすめです。

あと、産院によっては退院時に哺乳瓶や肌着などをプレゼントしてくださる場合もあるようです。何がもらえるのかを事前に確認しておけると、無駄がなくていいかもしれません。

季節、気候

これは説明するまでもないですよね。夏生まれか、冬生まれかで必要なものは変わります。主に影響するのは衣類と寝具ですね。

春や秋、季節の変わり目が出産予定日の場合はどう揃えるべきか迷うところですが、最低限だけ揃えておいて、あとから追加していくのがいいように思います。

まぁ、その「最低限」がどれほどなのかが判断に困るところなんですけど…。

私は妊娠中に助産師さんから「赤ちゃんに掛け布団はいらない!」と言われて信じていたものの、実際に赤ちゃんをおうちに迎えてみて、20℃前後の室内で掛け布団なしで寝かせるのは、さすがに寒そうだったので掛け布団をかけました。掛け布団を含む赤ちゃん寝具一式を購入し、掛け布団をかけて寝かせ、室温や手足のあたたかさをチェックして、寒そうなら追加でバスタオルをかけるようにしていました。

赤ちゃんの個性

ここまでは、ある程度は産前にも確認することが可能かもしれませ。私が「出産前に産後のことは分からない」と主張する一番の理由が、赤ちゃんの個性です。

赤ちゃんによって、個人差がすごくあるんです。

特に、準備品リスト大きく影響するのが「吐き戻しが多いかどうか」と「オムツ漏れが多いかどうか」なのではないかと思います。

ミルクの吐き戻しが多い場合は、スタイ(よだれかけ)がたくさんあると便利です。お顔を拭いてあげるためのガーゼや手口拭きも多めに必要になります。

オムツ漏れが多い(うんちの回数が多い)場合は、お洋服やお布団が汚れてしまう回数も多くなるため、それぞれ多めに用意したいところです。

これはもう、生まれてから赤ちゃんの様子を見て買い足すしかないです。

ここでひとつ言えるのは、どちらにしろ洗濯回数は多くなること。なので、お洗濯の手間はなるべく減らしたいですね。

唐突に発表すると、私が産前に買ってよかったと思うものランキング1位は【洗濯乾燥機】です。洗濯物を干しにいく手間を省けたことは、本当に助かりました。

ただ、多くのベビー服は「乾燥機NG」で、洗濯も「弱洗いコース」指定のものが多いです。洗濯乾燥機の使用時には、洗濯表示を確認してご判断いただければと思います。(ちなみに、最強のファーストベビ服は乾燥機OKです!)

あとは、哺乳瓶でミルクを飲んでくれるかどうか?ミルクの種類に好き嫌いがあるかどうか?オムツが合うかどうか?暑がりか寒がりか?お肌が弱くないか?なども、赤ちゃんが生まれてみないと分からないことも多いですね。

私の「最強の出産準備リスト」

ここまでご説明してきた前提を踏まえ、赤ちゃんが生まれてから最初の1ヶ月に必要となるものを揃えるための、私が考える「最強の出産準備リスト」を発表します!

ひとまず、ざっとリストアップして、後から詳しい説明を書きますね。

ねんね関係

・ベビー布団一式(ベビーベッドに設置する敷布団、掛け布団)
・掛け布団カバー 1-2枚
・シーツ 2枚
・防水シーツ 2枚
・ベビーベッド ※床にお布団を敷くなら不要

ミルク関係

・哺乳瓶 3-4本(母乳中心なら1-2本でもいいかも)
・粉ミルク
・消毒ケース
・哺乳瓶を洗うブラシ
・乳首を洗うブラシ
・(ミルク量が増えたら)調乳用のベビーウォーター
・(もしまだなければ)電気ケトルか電気ポット

お着替え関連

・最強のファーストベビ服のような衣類 3-4着
・短肌着やコンビ肌着 数枚
・ロンパースやツーウェイオール 数枚
・スタイ(よだれかけ) 最初は2-3枚、吐き戻しが多ければ追加

沐浴関連

・ベビーバス
・ガーゼハンカチ
・せっけん
・せっけん泡立てネット
・湯温計(室温計にもなるやつ)
・ガーゼバスタオル(※大人用でも代用可)
・保湿クリーム
・赤ちゃん用の綿棒
・取っ手付きの洗面器(※大人用でも代用可)

紙オムツ関連

・紙オムツ
・おしり拭き
・使用済みオムツを入れるゴミ箱
・(ニオイが気になるなら)使用済みオムツを入れるビニール袋

お洗濯関連

・赤ちゃん用の洗濯洗剤、柔軟剤

その他

・(ガーゼでは衛生面が気になるなら)手口拭き

不可欠ではないけど、あると便利

・トッポンチーノ
・スリング
・洗濯乾燥機
・加湿器
・耳式体温計
・ベビーモニター
・ベビーセンサー
・ナイトライト
・(冬場に冷たいのが気になるなら)おしり拭きウォーマー

トッポンチーノのおかげで安心して抱っこできた。

これらがあれば、退院後におうちに帰ってから安心。ほかにも「あったら、よりよいもの」もあるけれど、ひとまずはこれが最低限のチェックリストになるんじゃないかな。

※もし「これもないと困るよ!」ってものがあれば、ぜひTwitterで教えてくださいー。

ここから先は、より詳細や具体的な商品のご紹介です。

ミルク関係の準備品

私は、完母(完全母乳)でもなく、完ミ(完全ミルク)でもなく、毎回ミルクと母乳の両方を与える混合でスタートしました。なので、粉ミルクの回数が多い場合を想定した準備品となります。

哺乳瓶

混合栄養で授乳のたびに哺乳瓶も使っていたため、必要な哺乳瓶の本数が3-4本と多めになっています。個人的には、洗い物が追いつかなくて困ることもあったので、もう1-2本買い足してもよかったかもとも思います。

(個人差もありますが一般的に)授乳は3時間おきなので、夜中に2-4回は授乳するんですよね。夜中はオムツ替えと授乳が終わったら、なるべく早く再入眠したかったので、夜間に洗い物をしなくていいように3-4本は必要でした。

母乳が中心でミルクをあげる回数が少なければ、哺乳瓶は1-2本でもよさそうです。

前半でおすすめしたピジョンの「母乳実感®直付け」は、私自身は使いやすかったですが、ガラス製なので「割れちゃって大変だった」という方もいらっしゃいました。また、持ち歩くときは重いので、持ち歩き用にはプラスチックのほうがいいかもしれません。(うちは基本的に外出時は、液体ミルクに直でつける乳首を使ってたので、困りませんでした。)

使い終わった哺乳瓶と乳首と乳頭保護器、こんなふうにシンクに並べてたなぁ。

粉ミルク

粉ミルクは、産院であげてもらっていたものと同じブランドのものを入院中にAmazonで注文しておきました。赤ちゃんによって粉ミルクの好みもあるので、飲んでくれる粉ミルクを見つけるのがベストかと思いますが、もし赤ちゃんに強いこだわりがなければ液体ミルクも発売しているブランドがおすすめです。(現時点では、ほほえみ、はぐくみ、アイクレオ。)

お出かけ時に粉ミルクだと、調乳用のお湯を持ち歩いたり、粉をお湯でといて温度調節したり手間がかかるので、さっとそのまま飲ませてあげられる液体ミルクが最高に便利です。最初の1ヶ月は外出の機会は少なかったとしても、数ヶ月後も同じミルクを飲み続ける場合が多いかと思うので、最初から液体ミルクがあるブランドの粉ミルクで慣れておくとよさそうです。

我が家では「アイクレオ」を愛飲していました。溶けにくいっていう声が多く、たしかに少し溶けにくいのですが、他の粉ミルクも溶けにくいし、私はあまり気にならなかったです。

哺乳瓶を洗うグッズ

あと、退院後に気付いて慌てて買ったのが、哺乳瓶を洗うグッズ。
消毒液や煮沸消毒もありますが、私は電子レンジで消毒する派でした。

私、最初は「洗わずに、汚れた哺乳瓶をそのまま消毒ケースにいれて消毒すればキレイになるんかな?」と勘違いしてたのですが、まずは洗剤で洗ってキレイにしてから、消毒する流れが正解です。

洗う際には、ボトルを洗うブラシと、専用乳首ブラシもあったほうがいいです。乳首ブラシは、哺乳瓶のメーカーによって合うものが異なるので、哺乳瓶にあわせて買いましょう。

お着替え関連の準備品

はじめての1ヶ月は最強のファーストベビ服さえあれば大丈夫、とお伝えしていますが、ここではもうちょっと詳しく補足させてください。

新生児服

外出せずに、おうちで過ごす時間がほとんどであろう1ヶ月目は基本的に最強のファーストベビ服のみでも大丈夫です。

夏生まれの赤ちゃんで、あまりエアコンを使わず室内も暑い場合は、肌着の上にお洋服を重ねずに、肌着(コンビ肌着)だけで過ごす方もいらっしゃるようです。

ただ、50-60cmの小さな新生児用のお洋服を着られるのはこのときだけなので、かわいいロンパースやツーウェイオールと、その下に着る肌着(短肌着かコンビ肌着)はプラスアルファでご用意いただくのがおすすめです。新生児さん用のお洋服、かわいいものがいっぱいあるので、見てるだけでも幸せな気持ちになります…♡

スタイ(よだれかけ)

これは生まれてみてからじゃないとわからないのですが、ミルクの吐き戻しが多い場合は、スタイを買い足すと便利です。我が家のベビーは吐き戻しの量も回数も多かったので、スタイが必需品でした。

つけているうちにまわっちゃったりするので、360度のタイプを愛用していました。また、防水タイプは吸収できる水分量が少なくて、すぐにべちゃべちゃになってしまったので、以下のような6重ガーゼのものが重宝しました。

6重ガーゼのものよりは少し吸収力は落ちるものの、コニーさんのベビースタイもめちゃくちゃかわいいです。(洗濯表示タグがとれやすくなってるので、赤ちゃんが誤飲しないよう気を付けてください。)

沐浴(新生児さんのお風呂)関連

生後1ヶ月頃までの赤ちゃんは、大人と同じお風呂には入れず、ベビーバスなどを使って全身を洗います。

場所は、お風呂の洗い場や脱衣所、洗面所などで行うことが多いようです。浴室内では、高さがほしくて浴槽の蓋の上に置きたくなるかもしれませんが、危険なので避けましょう。我が家はキッチンの作業台にベビーバスを置いて沐浴しました。

ベビーバス

以下のようなことを踏まえて選びました。

・沐浴する場所とサイズが合うかどうか?
・収納場所とサイズが合うかどうか?
・パパママの足腰にやさしいか?(赤ちゃんが快適な姿勢を保てるか?)

上記を踏まえて、収納時にはかさばりますが、我が家ではスキップホップの「くじらベビーバス」を選びました。

メッシュの背もたれ付きなので、うっかり赤ちゃんをお湯の中に落としてしまう心配がないことが一番の決め手でした。赤ちゃんのカラダを支える必要がないので、すごくラクでした。

キッチンで沐浴してました。

ベビーソープ

最初は、泡で出てくるタイプのベビーソープを使っていたのですが、合わなかったのか、赤ちゃんのお肌が荒れてしまいました。もともと乾燥しやすくて、お肌が弱いタイプだったからかもしれません。

それからは、固形のせっけんを、泡立てネットを使って十分に泡立てて洗うようにしています。我が家は「アトピコ スキンケアソープ」をいまもリピートしてます。

湯温計(室温計にもなるやつ)

それぞれ自分の感覚で判断しようとすると、夫婦で「熱いんじゃない?」「ぬるすぎるんじゃない?」と意見がわかれることも。

なので、湯温計や室温計で数値が分かると、そのデータに基づいて判断ができるのでおすすめです。

こちらのハチさんの湯温計は、室温計にもなるし、何よりかわいいので我が家ではいまも愛用中です。最近は、入浴時に娘がおもちゃとして遊んでます。

普段はベビーベッドに置いて室温計として使い、沐浴時には湯温計として使いました。

ガーゼバスタオル

沐浴後に赤ちゃんを拭く際には、大人用のバスタオルを使ってしまっても大きな問題はないような気がしますが、我が家では肌触りがよく、正方形で赤ちゃんを包み込みやすいミキハウスのガーゼバスタオルを用意しました。

寒そうだったら上からかけてあげたり、シーツ代わりに使ったり、数ヶ月後には保育園へもっていくお昼寝ブランケット(夏用)にしたりと、色々なシーンで長く活躍してくれてます。

保湿クリーム

生まれてすぐに足首が白く粉をふいちゃってたくらい、お肌が乾燥しがちで弱めなベビーだったので、沐浴後の保湿も色々と迷いました。

皮膚科の先生に言われてハッとしたのは、「保湿成分として配合されているナッツ系成分もアレルギーの原因となる可能性がゼロじゃないから気を付けて」との言葉。

ちょうどそのとき使っていたベビー用クリームにマカデミアナッツ油が配合されていたので、すぐに使うのをやめました。

その先生に教えていただいたノブ ベビー ミルキィローションを今でも使っています。小さいボトルしかなくて、ちょっと使いづらいのですが、とろっとした緩めのテクスチャーで塗りやすく、お肌も安定してきているので悪くなさそうです。

オムツ関連の準備品

私は布オムツは一切使っていないので、布オムツの場合の準備品は分からず…すみません。紙オムツを使う予定の方のご参考になればと思います。

紙オムツ

新生児のときは「テープタイプ」の紙オムツを使うことになりますが、色んなブランドがありますよね。

おなか周りに、少し余裕をもたせて履かせてあげるよう指導されるものの、その「少しの余裕」ってどれくらいが適切なのか、最初のころは迷いました。

きつすぎてもかわいそうだし、ゆるすぎて漏れてしまうのもかわいそうだし…

なので、慣れないうちは、産院で教えてもらった通りに再現できるように、産院で使っていたものと同じブランドの紙オムツを使うのがおすすめです。

ただし!赤ちゃんの体型や動き等によって、合う合わないがあります。途中で別ブランドのものに切り替えたくなる可能性もあるので、最初っからあまりにも大量に買わないほうがいいと思います。

赤ちゃんに合うオムツを見つけるためには、紙オムツの無料サンプルがもらえるキャンペーンも利用するといいですね。(アカチャンホンポの会員登録時にもらえるプレゼント、Amazonベビーレジストリの出産準備お試しBox、各メーカーのプレゼントキャンペーン等)


おしり拭き

いろいろなおしり拭きを使ってみましたが、そこまで大きな差はない気がします。安いものだと薄かったり、水分が少なくて拭きづらかったりもすることもあるので、失敗を避けたければ、有名メーカーのものを使えば間違いなさそうです。

新生児さんや生後数ヶ月のうちは、うんちをトイレに流すこともないので、「トイレに流せるおしり拭き」にする必要はない気がしています。

フタの開け閉めが面倒な場合、100均で売っているフタに付け替えるのが便利ですが、その付け替えさえも面倒な場合は、こちらのdaccoのおしり拭きが便利です。

(後述するお尻拭きウォーマーを使う場合は、フタを外して入れるのでdaccoじゃないほうがいいです。)

使用済みオムツを入れるゴミ箱

さまざまな機能がついたゴミ箱のほうが便利だろうなと思いつつ、デザイン性も踏まえてUbbiのおむつポットにしました。フタを閉めていれば、ニオイは気にならないです。

特別な機能はないものの、ちゃんとロックをかけられるので、1歳ちかくなって子供が触れるようになったときにも、勝手に開けたりすることがないので安心です。

ただ、つかまり立ちするのにちょうどいい高さなのですが、体重をかけると倒れてしまうので注意が必要。(あまり衛生的ではないので触らせたくないのですが、どうしてもいつも使う場所に置いてあると触っちゃいますね…)

つかまり立ちにぴったり。

使用済みオムツを入れるビニール袋

これはMUSTではないのですが、ゴミ箱に捨てる際には、そのままではなく、ビニール袋に入れて捨てることでニオイ対策をしています。

ゴミ箱に入っているときは気にならないですが、溜まった汚れオムツを処理するときには気になるので…。

オムツ用のビニール袋は色々なものが売られているし、私も全てを試したわけではないですが、どれでもそこまで大きな差はないような気がします。

うちは、Twitterで先輩ママがツイートされていた食パン袋を愛用してます。厚みがあってしっかりしているので外出時に汚れオムツを入れておくのにも安心です。

不可欠ではないけど、あると便利なもの

トッポンチーノ(抱っこ布団)

まだ首も座っていない、小さくて繊細な新生児さんを抱くのって、最初は慣れなくて怖かったです。親族やお友達が遊びにきたときにも、トッポンチーノに乗せて渡すと、慣れてない人でも安心して抱いてもらえました。

また、我が家はほとんどの床がフローリングなので、ラグは敷いてあったものの、そのまま寝かせるのは抵抗ありました。そのため、日中はトッポンチーノを床に置いて、その上に寝かせてあげていることが多かったです。

いまも、お風呂上がりに脱衣所に座らせるときに使っています。

スリング

相性があるかと思いますが、うちの娘はスリングに入れると必ず寝てくれたので、とても重宝しました。

スリングもいろいろありますが、「カドルミー」は長さ調節が不要で、さっと手軽に使えるのが便利です。

窮屈そうに見えるけど、このスリングに入ると気持ちよさそうに寝てました。

加湿器

お肌が荒れてしまって皮膚科にいったところ、お部屋の湿度が低いことを指摘され、加湿器を購入しました。

室温は気にしていましたが、湿度は考えていなかったので盲点でした。

ベビーモニター、ベビーセンサー

とにかくSIDS(乳幼児突然死症候群)が不安すぎて、何か異常があったときにすぐ気付けるようにベッド上にはモニター、布団の下にはセンサーを設置していました。

特に、我が家の娘は、新生児期からすごくよく眠る赤ちゃんだったので、「ぐっすり眠って動かないけど、息してる…?」と不安になることがたびたびありました。そんなときも、途中で起こしてしまうことなく無事を確認できたのはよかったです。

寝てるときに動き回るようになるとベビーセンサーの位置からずれるようになってしまったので、ベビーセンサーは生後半年くらいで使わなくなりました。モニターは今も使ってます。どちらも、心配性な私は買ってよかったです。

ナイトライト

寝室の照明が明るさ調節できないタイプなので、夜中のお世話のときに明るくなりすぎないよう、枕元に置けるナイトライトを購入。

とってもかわいいので夜勤(夜中のお世話)でしんどいときも癒されました。生後8ヶ月くらいからは、娘の遊び相手になってくれてます。

おしり拭きウォーマー

夜中にオムツ替えしたとき、なるべく再入眠しやすいように、なるべく刺激を与えないようにしたいと考えました。おしり拭きがひんやりしてたら目が覚めちゃうような気がするし、自分だったら冬の夜に急に冷たいウェットティッシュでおしりを拭かれたら嫌だなと思い、独断でおしり拭きウォーマーを購入。

これは、私の個人的なこだわり(思い込み?)なので強くはすすめないけど、同じような考え方をされる方がいたら、あっても悪くないと思います。

ひとつ難点としては、もともとおしり拭きティッシュにしみこんでる液体が、袋の下の方にがたまってしまうところ。最後に空になったおしり拭きの袋を捨てるとき、袋のなかに溜まった液体を捨てなきゃいけないのは、地味に少し面倒だなと思ってます。

それでも、私は買ってよかったです。寒い夜中にあったかいおしり拭きを手にすると、少し気持ちがほぐれる気もします。(私だけか?笑)

まとめ

とてつもなく長い記事になってしまいました…。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!

意外と「哺乳瓶を洗うブラシ」とか見落としてたりするんですよね。過去の自分に教えるような気持ちで、新生児育児をしていた頃を思い出して書いてみました。

はじめての妊娠中の方は、未知の領域である "産後のこと" で悩んだり迷ったりすることもあるかと思いますが、このリストで「ひとまず最低限は揃えられたから大丈夫!」って、ちょっとでも安心材料になったら嬉しいです。

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