見出し画像

育つぶ〜『初めてのスキーはちゃんとスクールで学ぼう』

(イラストも自分で描いてみました)


息子くん、人生の初スキー。

そして二時間で
スキー滑れるようになりました!

スキーは「型」が大事なスポーツだけど
ピュアでニュートラルなカラダとココロに
プロの教えはすごく効果的だったということでした。

人に教えられるくらい上手でも
黙ってスキースクールに預けることを
おススメします。


息子くんと雪山で遊ぶのは初めてじゃありません。

雪だるまを作ったりソリで遊んだりしか
したことがないけど、
雪遊びは本当に好きみたい。

この冬もニュースで雪に関する映像を見ると

「はやく雪山いきたいな〜」
「いついくの?」

と急かされるほどでした。


新らしいことに挑戦して、
雪山がもっと好きになるか、
一転キライになるか
賭けみたいなところがあったけど、
結果的にはいい方に転んで嬉しい。

まだ終わってもないのに

「次はいつ来る?」

だって(笑)
よほど楽しいみたいだ。

でもパパはそれよりも驚かされたことがある。

近くに甘えられる家族がいるにも関わらず、
スキースクールの先生についていったこと。

初めて会った人、それも男性なのに。

側で見てないといけないかなーって思ってた。
少しくらい駄々をこねると思ってた。

ごめんね。

息子くんをよそに、新雪を楽しみながら
鈍ってる感を取り戻そうと
何度も滑り降りる。

リフトに乗って遠くに息子くんを探す。

どうかな? 頑張ってるかな?

次のリフトでもまた探してしまう。

めっちゃ気になる。

あるとき、さっきはいた息子くんの姿が見えなかった。

あれ? どこっ?

妻にも探してもらうけど、分からない。

リフトから降りると、
その向こうに息子くんと先生らしき
ウェアが見える。

もうリフト乗ったの⁉︎

レッスン前は1回リフトに乗れれば
上出来くらいの話を先生としてたのに。

怖がらずにリフトに乗ったのもスゴい。

いや、怖がったのかな?
先生の前だからガマンしてたのかも。

パパたちの姿が目に入ったら
せっかく一人で頑張ってる気持ちが
切れちゃうかもしれないので、
パパたちはコースを変えて滑る。

パパは、なんだか無性に嬉しくなってきた。

それからはタイミングも合わなかったので
どこに息子くんがいるのか分からないまま
そろそろレッスン終了の時間が近づいてきた。

お昼ごはん前の最後のひと滑りを
終えようとしていたところで二人に遭遇。

ばあばはやはり孫が気になって仕方がないのか、さーっと側に滑っていく。

集中させてあげよう
と言ったのはおばあちゃんなのに(笑)

パパは下で息子くんを待っていることにした。

しばらく先生とばあばが話をした後、
息子くんが滑って降りてくるのが分かった。

ボーゲンスタイルでまーっすぐ向かってくるや息子くん。

しっかり膝下が開いて
良い型を作れてるように見える。

パパにちょっとぶつかりそうだったけど、
何とか止まることができた。


よく頑張った。

こどもって、すごい。

真っ先にそう思った。

スキーは他のスポーツと比べても型が難しいのはご存知の通り。
でも息子くんは経験ゼロだったからこそ、
正しいフォームを受け入れやすかったんでしょう。

これをパパや妻が教えていたら大変。

ダメな型を覚えてしまって
修正が大変だったかもしれません。

親はケチケチしたらダメですね。

お金はかかるけど、
その分、もしくはそれ以上
しっかりしたものが身について
後々の利益になるはずです。

似たようなものは他に何がありますかね。

ピアノ(楽器)とか。

音符を読めないまま育つと
後々苦労するのはパパが証明済みですから。

ある父親とひとり息子の毎日を描いています。 息子の行動や発言に気づきを覚えたことをテーマに、 父親として子育てに取り組む姿を見ていただければ嬉しいです。