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Q. WFPから転職される際には、途上国の開発に関わる民間企業に世の中を変える能力を見い出されたように思いましたが、その後の転職活動では「SDGs・ESG」を主軸にされています。その理由を伺いたいです。

A. 国連の業務も、今のコンサルの業務も究極的には見ているものは同じだと思っています。

例えば、国連はアフリカにおける貧困対策を行いますが、この貧困の原因が気候変動に起因する農作物の不作だったりします。あるいは、コンゴにおけるレアメタル採掘現場の児童労働だったり、天然資源の採掘に関わる内戦だったり。これってよくよく考えると、先進国の生活とか企業活動に起因していることが多いんです。

今の仕事は、企業の気候変動対策だったり、人権方針作ったりする仕事なので、結局は国連が目指すところと同じだと思っています。 ちょっと抽象的ですが、国連は、怪我したときに止血するような仕事が多いのですが、民間はもっと、そもそも怪我しないようにするにはどうしたら良いかといういう部分かなと思っています。

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