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Xデザイン学校ベーシックコース #10

最終回の発表には、コロナウィルスの影響を考えて欠席をしました。
講義には参加していませんが、振り返りを書きます。

ビギナーコース、ベーシックコースと続けて受講した約1年半、その集大成の発表を欠席する事になってしまったのですが、私は自身の判断に納得しています。
というよりも、Xデザイン学校で学びを得た結果、自分が大事にしているものは何かが見えてきました。そしてそれを基準に欠席するという判断を下せた事が、自身の成長ではないかと考えます。

ただやっぱりフィードバック直接もらいたかったよなーとか、いま自分が見えてきている視点の中でマスターコースや他のチームの発表からも新たな視点を得たかったよなーとか、すごく残念な気持ちがあります。後悔はしてないけど、残念だったなというのが正直なところです。


私たちのチームは、発表前の最後の1か月で、ペルソナやビジネスモデルをほぼやり直しをしました。理由はペルソナの欲求価値が捉えられていなかった事と、稼げるサービスを考えられていなかったこと。

第8回の授業の時点で、
「このままのサービスだとダメだな、でも他のチームメンバーの都合もあるし、サービス変えられなかったとしても、まずは実践する事に重きをおくなど今出来ることを最善を尽くすかな・・」
などと考えていたのですが、第9回終了時点で他のメンバーからも考え直したいという言葉が出てきたので、じゃあ頑張ってやってみよう、という事でやりました。

第7回の振り返りの時にも書いたのですが、
・ユーザーの欲求を満たすこと
・対象企業のアセットと稼げること
・社会的に意義があること(地球環境の変化や、経済、技術動向等を踏まえ)
が交わるところがうまく導き出せれば、良いサービスを考えられる。

ただ今回、ユーザーとその欲求は、講義の中でチームメンバーにインタビューをしたものから出した物なので、ここに制約がちょっとあるなとは感じていました。(書きながら思いましたが、それが微妙なら別途インタビューするなりで変えれば良かった。。)
その中で対象企業のアセットを生かしつつ、稼げて、なおかつ社会的にも意義のあること・・を成り立たせるべく、仕事の行き帰りの電車の中で調ぐるぐると思考を巡らしては調査したりして、スクラップ&ビルドしていました。

「稼げること」については、具体的な数字をイメージする事からスタートしました。稼げるといっても、対象記号にとって結局どのくらい稼げないと意味がないのか?第8回までの講義においてはこの部分が抜け落ちていました。
そこから対象企業の決算発表等の資料を確認し、おそらく500億~1000億円規模の売上があると事業の柱になれると想定しました。(本当は利益額ベースで考えた方がよかったのを、後でチームメンバーに指摘頂きました。)

また、社会的に意義があること、その背景として社会がどうなっているのかを学ぶことにあたっては、

・落合陽一さんの「2030年の世界地図帳」

・出口治明さんの「哲学と宗教全史」

が参考になりました。
これらの本は全く別の経緯から読んだ物だったんですが役に立った。
日々学習してたものの、それのブリコラージュとなりました。

そして今回考えたサービスが、「修理プラットフォーム」でした。

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いわば修理専門のクラウドワークスです。
出された「お題」の中では、なかなか良いアイディアになったのではないか・・?と考えていますが、どうだったのでしょうか。


ビギナーコース、ベーシックコースと終えて、次にマスターコースに進学するかどうするかはまだ考え中です。
Xデザイン学校は、「ある企業のサービスデザイン提案を、学費を払って学びながら実践をする+コーチングによる指導を受けられる場所」と私は認識しています。いわばコンサル修行+コーチング指導でしょうか。
それによって得られるものがものすごく大きかった事は、私自身が本当に本当に骨身に感じていますが、私自身の今の興味としては、「自分でテーマを決めたサービスデザインを行う時間を取っていきたい」にちょっと変わってきています。

まだ考え中ですので、もしマスターコースでお会いするようでしたら、その時はまたよろしくお願いいたします。

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