新聞記者Life④新聞の読み方1

ここからは2回にわたり

あくまで、私個人のですが

新聞を読む上で意識していた

⑤つのポイントについて

ご紹介したいと思います。


まず、何をさておき

①一面を見る!

一面とは、新聞の1ページ目で

本で言う表紙の部分です。

その日の新聞の”顔”に当たります。


つまり、その新聞社が、その日

一番注目しているニュース

一番重要だと思っているニュース

一番価値があると考えているニュース

を掲載する場所になります。

つまり、一面には

その日の最重要ニュースが

掲載されているのです。


どの記者も、この一面に

自分のニュース、記事が

掲載されることを目標にしているし

この一面に載ることが

記者としての評価になります。

だから、まずは一面に載っている

新聞社、記者渾身の記事を読んで

その日のトップニュースを

把握してみてください。


そして、この一面のニュースを

各紙で比較するのもおススメです。

比較する項目は

記事の大きさや内容のほか

写真の有無などです。

大きさによって、各新聞社の

そのニュースに対するスタンス

が分かりますし

内容によって、各新聞社の

そのニュースの目の付け所

が分かります。

写真までついていたら

読者をその記事に誘導したい

という気持ちの表れですし

読んでほしい記事であることが

伺えますよね。


また、比較読みすることで

1つのニュースを多面的に

読み解くことが出来ます。

これは、紙の新聞だけでなく

ニュースサイトのネット記事でも

可能な読み方です。

気になるニュースがあれば

一社、一記事で終わらせるのは

モッタイナイ!です。

他社、他記事を合わせ読むことで

そのニュースをより深く、広く

理解できると思います。

是非、試してみてください。


②社会のおおまかな流れ

を読み取るように意識する。

時間があれば、是非

新聞をパラパラめくってほしい

と思います。

やり始めの方は

半信半疑だと思いますが

これを続けていくことで

社会の大まかな流れ、動向を

読み取れるようになってくるのです。


詳しいことまでは、分からなくても

あれ?最近このワードの記事が多いな

あれ?最近この業界の記事が多いな

あれ?最近この人をよく見るな

と、ある一定期間が過ぎると

自分の中で気付きが増えていきます。


ここまでくれば、シメたものです。

よく目にするワード、業界、人は

その時の社会の関心事です。

関心が、どこにあるのか

これを、なんとなく感覚で

感じられるようになってくると

社会で働くことが

ニュースを見聞きすることが

更に楽しく、面白くなっている

自分に気づくと思います。


これは、オンライン上でも同じです。

1つの記事を深堀りするだけでなく

サラサラと、ニュースサイト全体を

流し読みしてみてください。


続きます^^

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