NPOでのインターン①~カンボジア~

途上国開発・支援に携わりたい。

自分の夢を周りに伝えていると

手を差し伸べてくれる人

キッカケを与えてくれる人

に、神様は出逢わせてくれます。


大学時代、私は

本当にたくさんの先生に

お世話になりましたが

その中でも、特に影響を受けた

女性若手研究者がいます。


当時、私の学部では唯一の

女性若手研究者だった彼女は

今思えば、いろんな圧力や

シガラミがあったと思うのですが

講義に野外活動を多く取り入れたり

学生たちと学生団体を作ったり

新しいことに沢山に挑戦されていました。

私は、その姿に感化された一人でした。


ある日、その先生に呼び出されて

研究室を訪ねると

カンボジアに興味ある?

と聞かれました。

私は二つ返事で

もちろんです!

東南アジアを中心とした

途上国に興味があります!

と答えました。

そこで紹介してくれたのが

先生のお知り合いで

当時、九州大学で活躍していた

若手男性研究者でした。


彼は、日本とカンボジアに拠点を置く

教育系NPO法人からの依頼で

彼ら法人のこれまでの

10年間の活動の軌跡を調査し

報告書としてまとめる仕事を

請け負っていました。

その助手として

学生を一人、受け入れてもいい

と言ってくださっていたのです。


私には、渡りに船です。

途上国開発・支援の現場を

見られるだけでなく

実際に現地で

途上国開発・支援を仕事にしている人

に出逢える、話を聞ける。

更には、幸運なことに

私もその一端に携わらせていただける。

こんなに嬉しい

有り難いオファーはありません。

その場で同行確約を取り付け

私はカンボジア行きを決めました。


こちらのNPO法人では

体育教育を通して

子ども達の心身の育成を支援するほか

当地でのスポーツイベントの企画

貧困家庭の子ども達への日本語教育

などを行っていました。

今回のインターンシップでは

前半は、男性研究者と

シェムリアップにある

貧困層家庭の子ども達が寝泊まりしていたり

彼らに日本語を教えていたりする施設に行き

そこの卒業者に当たるカンボジア人達に

聞き取り調査をして、まとめます。

後半は、私だけ移動して

プノンペンにある法人本部に行き

少しお仕事を手伝わせていただく

という行程でした。


最初の目的地であるシェムリアップには

夜便で到着したのですが

当時の私の第一印象は

なんて暗い空港なんだろう

ということ。笑

お世話になる男性研究者とは

現地集合でした。


まずは市街地中心部に位置する

ホテルに向かいました。

さすが、シェムリアップ。

アンコールワットのあるこの街には

欧米人観光客もたくさん来ていて

彼ら向けのバーやレストランも

充実していました。

私達もその中で食事を楽しみ

明日から始まる調査に向けて

英気を養ったのでした。

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