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文転する

大学も2年生となり

段々、幅広い学びから

狭くて深い学びが増えていきました。

コース選択後ということもあって

学生もそれぞれに、ぼんやりとでも

卒業後の進路を意識し始めた時期で

真剣に受ける講義とそうでない講義が

見て取れるようになっていました。笑


私は理系のコースを選択していたので

比較的好きな理学の講義に加え

アレルギー反応を起こす物理学

更には、未知なプログラミングと

理系講義にどっぷりと浸かる日々に

ついていくのに必死でした。


そのような中で、ある思いが

確信に変わっていっていました。

それは

私は理系研究者向きではない

ということでした。

私は、基本的に注意散漫で

いろんなことに興味を持つほか

頭の中の関心事は

あっちに行ったり、こっちに行ったりで

常に騒がしい人です。笑

そのため

何か一つのことに集中すること

何か一つのことを突き詰めること

が求められる、理系研究者は

この先の人生で極めていく仕事としては

不向きであると思えたのです。


そこで私は

文転することを決めました。


文転とは

理系から文系に転ずることです。

理系コースに入って

短く浅いながらも、一通りやってみたこと

経験した後の自分の直感であることから

なんの未練もなく

むしろ清々しい気持ちで

文転するすることが出来ました。


想像、妄想ではなく

実際の経験、体験を経て結論を出せたことで

悩みも迷いも、不安もなく

確信をもって次の道に進めたのでした。

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