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「創作物のリアリティ問題徹底分析」noteがブッ刺さり過ぎた……!

こちらのnoteがもう本当に素晴らしかったです。

※全体的にお嬢様言葉なのと、紹介する人物に「お嬢様」とつけるのはこの方の作風です。

超面白かったしまさに自分が悩み続けてきたポイントなので公開予告の時から超楽しみにしてた!!本当に徹底分析していて例や出典も分かりやすくて参考になって大満足!創作に興味がある人、面白いので是非読んで!!

「え、何?潮永小説書いてんの?」と思った方、そうです。

このnoteアカウントではエッセイを中心(のつもりだったが翻訳チャレンジとかやっててジャンルがよく分からない)に書いていますが、元々私が文章を書くきっかけになったのは二次創作の小説執筆。

オリジナル小説執筆にも興味が湧いて去年のnote創作大賞に応募したのですが、もう本当に難しくて……。自分の実力の無さに嫌になって、途中からはもう「早く終われ」と思いながらやっつけで完結させるという最悪の状態に……。

今でも「物語を作りたい」という気持ちは消えずに「創作おTips」様の記事をたまに読んでいて。毎回素晴らしいのですが今回は特に自分の悩みにブッ刺さったので、ブッ刺さりポイントを自分の備忘録としてダラダラ書き連ねました。

以下、マジでただの感想メモです。




・そう、私も最初の相談者さんと同じく完璧主義者。リアリティにこだわるあまりストーリーのスケールがどんどんちっちゃくなって面白くなくなって、書く気も起きなくなるくらいときめきや意外性のないストーリー展開になって筆が進まくなる。ちょっと良い設定思いついても「リアリティがな……」って言ってすぐボツにしてる。思い切れない!!そんなんじゃフィクションは書けない!!でも書きたい!うおおどうしたら!!

・「童貞でも官能小説家になれる」

・「面白さを加点式で見ると、リアリティがないとか、多少つじつまが合わないとか、『それってどういうこと?』みたいな謎が残っていても、『あ~面白かった!!』という印象が全てを包み込む場合もあります」
加点式か……!減点のことばっかり気にしていたよ……。

・2番目のおたより、「『詰めが甘い』と思ってしまったことが多々あるのです。そうした他人に対する厳しさ・完璧主義も、自分に返ってきているのかもしれません」
分かるわ~~~。

・「詰めの甘さからくる読書体験の損なわれ度」、私は星5評価を星4に下げるくらいの重みがある派。細かいリアリティをネチネチ気にしてなかなかエンタメを楽しめないところもすごいコンプレックスだったんだけど、それも「これはしゃーない!しゃーないから!」と言ってくれてすごく救われた気持ちになった……ありがとう……。

・「『やらかしミス』と『しょうがないね』を分けてみる」の例も分かりやすくて助かる!そして創作おTipsさんの教養の深さが伺えるのに全く嫌味っぽくなくて分かりやすくて本当に説明が上手くて面白い。

・「一人一つの人生だから」金言過ぎる。

・「嫌リアル回避はOK」

・色んなエンタメを楽しんでいるから「エンタメの面白さ持論」にこんなに説得力があって具体例が分かりやすいんだな……私も楽しまねば……。

・「俺の宇宙では音が出るんだよ」
「作ったルールについて真摯に考え突き詰めることで、筋の通った描写をし、虚構の世界にリアリティを持たせる」
「『いいウソでしょ!』と胸を張りましょう」

・「エンタメ恋愛は理想化・誇張されやすいので、『リアリティ』との相性がすこぶる悪い」

・感情・論理は「誰しも(自分の)専門家」な分野。

・いやーーーー、「作者にとって都合がいい挙動」にガン萎えするの分かるわーーー!!

・「違和感全部は防げません。商業的にはやはり『ターゲット層の中の多数派を満足させる』がゴールになるでしょう」

・「この批判の根本原因は、おそらく『読者のフラストレーション』。(中略)不満を言い表す言葉として『リアリティ』が選ばれた感じ」
いや分かりやすっ、めっちゃ納得。私もすぐ「リアリティが~」って言うけど、自分の望む展開にならないフラストレーションを言い表せなくて言ってたのかも。

・「ド虚構のなかに一つや二つ、『細かさ』の提供ができれば臨場感がグッと上がります!ベースは虚構で大丈夫です!」

・「実際は一つの脳みそが書いてるんだけど、作中では一人一つの脳みそがあるように見せたいですネ!」
それ……!自分の偏った脳みそ一つしかないから、多様で生き生きしたキャラ描写ができない!自信がないからキャラクターの数を増やせない!心理学の本とか読んでみようかな……自分と違う性別や年齢や性格の人間を書くの、本当に自信がないんだよ……。夫からも「出ているキャラが全部性格似てる」って言われた……。

・「マイナスを補ってあり余る、『ターゲット層が喜ぶプラス』があるので、何もかも現実100%にする必要はまったくないんです」
「趣味は、自分が楽しいのが第一」
まず自分が一番「書きたい」「見たい」「好き」なものが何か、だよな。「馬鹿にされたくない」が強すぎて、超大事なその3つすら霞んで自分でもよく分からなくなる……。

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