直塚大成

2023年12月22日、ライターの田中泰延さんとの共著『「書く力」の教室』(SBクリエ…

直塚大成

2023年12月22日、ライターの田中泰延さんとの共著『「書く力」の教室』(SBクリエイティブ)発売。田中さんから「書く力」を教わりました。撮影はカメラマンの稲垣純也さんです。

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読みたいことを、まず読む。

書評『読みたいことを、書けばいい』 読みたいことを、まず読む。はじめまして。長崎大学4回生の直塚大成と申します。両親の愛と皆さまが治めた税金によって日々支えられています。ありがとうございます。まだ大学生ですので、内面から滲み出る文学性は全くありません。時間を無駄にしたくない方は、高井浩章さんの書評をご覧ください。 僕の8兆倍くらい文章や展開が上手です。いますぐこちらを読みましょう。その方が有意義です。ほんとです。 まあしかし、がんばって書きました。読んで下さった方に後悔

    • ふるさと日記(2024/3/5)

      こんにちは、直塚大成です。 私は昨年の12月、SBクリエイティブより発売された『「書く力」の教室』という本で、ライターの田中泰延さんに書く人の心構えを教わりました。 手前味噌ですが、とても良い本です。 ご興味を少しでも持っていただけたら、 ぜひご購入を検討いただけると嬉しいです。 さて、 そんな私ですが(どんなでしょう) 先週、実家に帰省しました。 私のふるさとは 長崎県の長与町という町です。 人口4.2万人。 人と緑とみかんであふれています。 また『SABA

      • 素直に書く inあべちゃん

        こんにちは。直塚大成です。去年の12月22日、SBクリエイティブの『「書く力」の教室』で、ライターの田中泰延さんに「書いて、お金をもらうとはどういうことか?」というライターの心構えを教えていただきました。 みなさんからたくさん本の感想をいただき、本当に嬉しいです。もっともっと多くの人に読んでいただきたいので、もし新しくご興味を持っていただけた方は、ぜひお手に取っていただけると嬉しいです。 『「書く力」の教室』課外授業inあべちゃん さて、一週間前の2月22日(木曜) 東

        • 『可能性にアクセスする パフォーマンス医学』刊行記念イベント・レポート

          1.はじめにこんにちは、直塚大成と申します。 先日、スポーツドクター・二重作拓也さんの最新著書『可能性にアクセスするパフォーマンス医学』(星海社新書)の刊行記念トークイベントに行って参りました。 二重作拓也さんは、福岡県北九州市出身の、スポーツ医学の専門家です。お医者さまとしての臨床経験から強さの根拠を追求した「格闘技医学」を提唱されています。格闘技のリングドクターや、チームドクター、さらには音楽家のツアードクターの経験をお持ちです。 僕が、そんな二重作さんをはじめて拝

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        読みたいことを、まず読む。

          太宰府ロマンス放蕩紀

          退屈は俺の問題である。それを人に嘆いたり、他所に押し付けるのは退屈な人間である。そんな男になってはならぬ。そんな経緯で夜1時、俺はチャリで家を出た。目指すは太宰府天満宮。当然腐れ縁の退屈が部屋で大人しく待ってくれるわけもなく、奴は図々しく荷台へ乗り込んできた。退屈は常に己につきまとう。握れるだけのキットカットをポケットに詰め、退屈との2ケツ旅が始まった。こやつをチャリからぶん投げて、運命の女神でも乗せて帰ろうと誓ったのである。 とはいえ俺が太宰府天満宮へ行こうと思ったのはそ

          太宰府ロマンス放蕩紀

          【記者体験記】『令和版 現代落語論』刊行記念イベント・レポート

          1. はじめにはじめまして。直塚大成です。長崎県に生まれ、現在、福岡県に住んでいる23歳の大学院生です。 また、本年2023年12月22日にSBクリエイティブより刊行される『「書く力」の教室』という本で、プロのライターである田中泰延さんから、マンツーマンで文章指導を受ける生徒役を務めます。よろしければ、よろしくお願いいたします。 約1年間、田中さんからライターとしての心構えを教えていただき、「ライターは依頼があって、書く人」という言葉を肝に銘じてきました。しかし、このたび

          【記者体験記】『令和版 現代落語論』刊行記念イベント・レポート

          鴨さんの取り分

          『ぼくらは嘘でつながっている。』という本を買った。 1650円。新刊はやはり高い。1週間分の食費になる。業務スーパーで冷凍鶏むね肉2kgを買ってもまだ余る。普段ならば図書館に置かれるまで待つところだが、今回は財布の紐を緩めて泣く泣く本をレジに置いた。理由はシンプル。著者である浅生鴨氏と私の間には、すこしばかり因縁があるからである。 我が家には「鴨さんの取り分」という言葉がある。ジャガイモ農家である祖父が作った言葉だ。農協に卸すほどでもない小さな芋を掘ると、石垣の隙間に投げ

          鴨さんの取り分

          研究室に出会いを求めるのは間違っているだろうか。

          研究室に出会いを求めるのは間違っているだろうか? 科学の海に広がる果てしない可能性 数多の知見で広がる未来への希望 出ない結果、日々の研究、教授との攻防 研究室の隅で佇むステキな異性との出会い 己の頭脳ひとつでのし上がり 学会に響きわたる歓声と鳴りやまぬ拍手 TEDばりのスタンディングオベーション 時には知的な先輩と夜遅くまで語らってみたり 時にはドジな後輩の面倒を見てみたり 時には生真面目な同期の相談に乗ってみたり そしてそこから生まれる出会い 芽吹く淡い恋心

          研究室に出会いを求めるのは間違っているだろうか。