目次のページ

 こちらは記事の道案内のための、目次のページです。はじめていらっしゃった方の参考になればとおもい、各記事へのリンクを張りました。

1. 短歌関連のノート

1.1. 文語チャレンジ

 2022年9月の末頃から、昔の短歌も読めるようになりたいと思い立ち、勉強のためひとつひとつ品詞分解をしながら文語短歌を詠んだ記録です。文法について参考にさせていただいたのは、今野寿美著『短歌のための文語文法入門』(角川短歌ライブラリー)です。"#文語チャレンジ" のタグがついています。時系列順にならべました。
(マガジンとしてもまとめました→こちら

【文語①】落つる葉が恋し山さへみえぬ街花よりあかしと聞こえしものを

【文語②】言ひ訳をまよひまよひて飲みこみしことをおぼゆる地蔵ならべり

【文語②のおまけ】 「ならべり」の品詞分解と接続

【文語③】ふりつみし詩歌の底の鉱脈にふればはんとぞ文語はじむる

【文語④】迷い子は酔いしれてこそ集はれめおなじき夢をやみむとせにけむ

【文語⑤】独り寝の寒きベッドに軋みたるスプリングじんと響きゆきたり

【文語⑥】立冬すぐ天いよいよ風を捲き子らに厚着をせしむれと捲く

【文語⑦】夕闇にぬぎすてられし靴下のあしのかたちを抱きて寂しき

【文語⑧】触(ふ)るのふたつの活用について(ラ行四段とラ行下二段)

【文語⑨】連体形止めについて

1.2. 短歌の推敲

 短歌を初めて半年ほどたった2022年の秋、もう少し短歌がうまくなりたいなと思いました。自分の感じたことを短歌にできるだけで十分だと思っていたのですが、もう一歩すすんで人の心にとどくような歌を詠んでみたいです。自作短歌の推敲の記録していくことにしました。書き殴りにちかいので、自分用のメモみたいなものですが、よければのぞいてみてください。"推敲" のタグをつけています。時系列順でならべました。

【推敲①】酔った夜だけは誰かがそばにいてきちんと揃えていったスリッパ

【推敲②】あふれでたさみしさひとつ手さぐりでのせる片腕だけの天秤

【推敲③】この月は船の雲よりいづるごとひとつまたひとつとのぞきをるべし

【推敲④】知ってからこわさはきえた調律もすこしずれたらひかりふること

【推敲⑤】分数をそっとくずして罫線の中におさめた 初雪をみた

【推敲⑥】しんしんと胸に白銀のふりつみてやがてまなこの熱きにふれぬ

【推敲⑦】知られたくなくて見つめたろうそくの火のゆらめきのとけておちるを

【推敲⑧】「あまくない炭酸水はありますか」やさしく困った顔をさせてる

【推敲⑨】忘れられているようだと安堵して期限の切れたおせちをひらく

【推敲⑩】何度目の改心だろう立ちすくむショートケーキにフォークをむける

2. 漢詩関連のノート

 すこしずつですが漢詩を読みはじめました。覚えた歌にひとつひとつに、簡単な感想だとかをのこしています。表記は簡体字混じりで、歌意も丁寧に書いてなかったり、あまり読みやすくはないかもしれません。雑記です。"漢詩"というタグがついています。逆時系列順でならべました。
(マガジンとしてもまとめました→こちら

【漢詩⑯】清明節はいつも雨《清明》

【漢詩⑮】風が春をかたちづくる《咏柳》

【漢詩⑭】鳥たちが春の陽の枝を争う《銭塘湖春行》

【漢詩⑬】あけましておめでとうございます《元日》

【漢詩⑫】がっつり寒い歌《江雪》

【漢詩⑪】夜の鐘の音がしみる《楓橋夜泊》

【漢詩⑩】一人で飲みましょう《月下独酌》

【漢詩⑨】「秋は寂しいってよく言うけどさ」《秋詞》

【漢詩⑧】秋の歌をひとつ覚えました《山行》

【漢詩⑦】手のひらで石をころがす《遺愛寺》

【漢詩⑥】句またがり《回郷偶書》

【漢詩⑤】春の生命力と秋の無常の対比《長歌行》

【漢詩④】秋の気配《夜書所見》

【漢詩③】弓のような月《暮江吟》

【漢詩②】水面にさざめく星空《舟夜書所見》

【漢詩①】春はこんな所にいましたか《大林寺桃花》


3. その他のノート

 その他の雑多なノートです。

3.1. 言葉についての話題(短歌とか詩とか)

生きるための言語体系
 穂村弘さんの言葉に触発されて短歌をはじめたことが書いてあります

短歌のための丸暗記
 この歳(=30後半)になってはじめた暗唱が大変だと書いてあります

世界上最遥远的距离/世界で一番遠い距離
 タゴールの詩集を中国語で読みはじめたことなど書いています

「窓」について
 詩歌における「窓」について書いています

文章を読む技術について
 うまく日本語の文章が読めないことに気がついた話

DeepLで外国語を学ぶ
 すばらしい技術です、というはなし

日本語の文法なるほど
 日本語の文法についての新書を読んだ感想です

「主題化」する日本語と中国語
 中国語も日本語も"主格"以外を主題にする言葉なのだな、という話







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